「2017年8月14日放送」の版間の差分

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2017年8月16日 (水) 01:07時点における最新版

2017/8/12(土)・8/13(日)開催

2回新潟5日目・6日目

新潟芝 土:-0.7 日:±0 Aコース  直線 土:-0.7 日:±0

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7。直線1000mは土日ともにプラスマイナスゼロだった。まずはさかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、4日目まではマイナス1秒0だったが、先週はやや水準方向に動いた。同様に直線1000mも先週は前半2週よりも時計が掛かった。
 土曜は昼まで雨が降っていて、馬場状態も良から稍重へと変わっているが、何しろ新潟の芝というのは水はけが良くて、雨の影響が小さい事もあって、馬場差は一定だった。日曜は土曜とは逆に稍重から良へと変化しているが、時折小雨が降ったりする曇りで、乾くスピードが遅く、やはり馬場差は一定だった。先週程度の馬場ならレースによるダメージはそう大きくないはずで、今週が完全な良馬場ならマイナス0秒9とか1秒0、つまり前半2週と同じぐらいの馬場差に戻るだろうと推測する。この開催は6週間を通してAコースが使用される。

新潟ダ 土:+0.3 日:-0.1  1200 土:+0.3 日:-0.1

 先週の芝の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒3。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒1だった。まずさかのぼって6日間の馬場差を確認しておく。1800mは全てプラスの数値だが、先週は4日目までよりは少し時計が出やすくなった。1200mも2週目と比べるといくらか時計が出やすくなり、マイナスゾーンに入った。
 土曜は昼まで雨が降って、日曜日は逆に乾いて行ったはずだが、馬場差は土日を通して一定だった。土曜の時点で正面が濡れている程度という稍重だった事。そして日曜日は小雨が降ったりして、一気に乾いたわけではない事がその要因で、特に1800mの方は稍重でもプラスの馬場差だった。結果だけ見ると、日曜より土曜の方が差しやすい馬場だったように見えるが、メンバー構成やレース展開によるもので、馬場そのものは土日で変わりはなかった。

番組注目馬

  • 土曜新潟09R 2着 カルムパシオン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜新潟06R 1着 ルヴァンスレーヴ


2回小倉5日目・6日目

小倉芝 土:-0.7 日:-0.7 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値でマイナス0秒9からマイナス0秒7の間で推移している。ただ、先週は前半2週と比べ、水準方向に動いた。
 先週も雨の影響はなく、開催が進むにつれて少しずつ時計が掛かるようになってきている。今週でAコース4週目となるので、良馬場でも先週より少しだけ時計が掛かるようになるはずだが、その後の後半2週はBコースが使用されるので、そこでまた速い時計が出やすくなる可能性がある。徐々に時計が掛かるようになって来ても、まだ先行有利だが、先週日曜の後半は差しが決まっていた。これが馬場の変化によるものなのかどうか、ちょっと判断しかねるが少なくとも全く差しが効かない馬場ではない。

小倉ダ 土:+0.7 日:+0.7

 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒7だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てプラスの数値の上週単位で見ると、ジワジワ時計が掛かってきている。
 週半ばに雨は降っていたが、週末は乾いた状態で水準よりは時計の掛かる馬場が続いている。土曜の8Rを除けば、4コーナー2番手以内の馬が1頭は2着以内に入っており、小倉らしく先行有利。ただ、力の要る馬場なのでペースが速くなると先行馬が激しくバテてしまって、差し決着になる事もある。先週は先行馬総崩れになる展開が土曜8Rだけだったという事。


番組注目馬

  • 日曜小倉07R 2着 ハニージェイド

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜小倉09R 1着 セイントバローズ
  • 日曜小倉12R 1着 ミヤジヴィジェ


1回札幌5日目・6日目

札幌芝 土:+1.2→+1.6 日:+0.6 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒2からプラス1秒6へと変動、日曜がプラス0秒6だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、前半2週はかなり速い時計の出るコンディションだったが、先週は一転してプラス1秒台となった。
 土曜は雨が降り、かなり時計が掛かるようになった。土曜は2000m換算の馬場差で2Rがプラス1秒2、5Rがプラス1秒4、6Rプラス1秒5で8R以降はプラス1秒6。ずっと雨が降っていた割に変動幅が小さいという風に思えるが、まず2Rの時点で重に近い稍重だった。そして洋芝らしく稍重の2Rの時点でもう時計の掛かり方がかなり進んでいて、その後はあまり変化しなかった。日曜は気温が低い曇りという気候で、ほとんど乾かず稍重のまま。土曜と比べれば大分速い時計が出るようになったが、それでも1週目・2週目と比べれば、2秒以上掛かっていた。さて、先週まで2週にわたって今のところ、札幌は高速馬場だが、洋芝は雨が降ると一気に時計が掛かりますよとブツブツ言っていたが、その通りになったというのが先週の土曜日。1週目と比べると2000mで3秒以上時計が掛かっている。ここまで馬場状態が違うと、好走する馬のタイプが全く異なるので、1週目・2週目の完全タイム差と特に先週土曜の完全タイム差を比較して、どちらが優秀かと検討してもあまり意味がなくなってしまう。洋芝の道悪で競馬を行ったのでダメージはあるはずで、今後は完全な良馬場でも1週目・2週目のような馬場差には戻らないと思うが、今週からCコースに移るので傷んだ部分がカバーされる可能性がある。

札幌ダ 土:-2.3→-2.5→-2.2 日:-2.5

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス2秒3でスタートしマイナス2秒5、そしてマイナス2秒2へと変動。日曜がマイナス2秒5だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値で特に先週はマイナス2秒台でかなり速い時計の出るコンディションだった。土曜は稍重でスタートして、重・不良とどんどん含水率が上がって行った。7R以降は脚抜きが良いというのを通り超した水が浮いた馬場になったので、馬場差の変動は変則的。1Rはマイナス2秒3、3Rはマイナス2秒5、4Rがマイナス2秒4で7R以降はマイナス2秒2。日曜は気温が低い曇り空で、なかなか乾かずずっと重だった。馬場差も一定で土曜の中で最も高速馬場だった3Rと同じマイナス2秒5。細かい変動はあったが、先週は土日とも超高速馬場だっという認識で問題はないと思う。先週の超高速馬場で今後好走した馬が、この後良馬場で同じように好走できるという保証はない。前残りが多かったが、札幌のダートというのは馬場状態を問わず、こんなもの。2着・3着まで見れば差し馬も結構来ていた。

番組注目馬

  • 日曜札幌10R 2着 ラヴィエベール

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜札幌01R 1着 サージュミノル
  • 土曜札幌09R 1着 ケルティックソード

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜札幌11R 2着 アットザシーサイド

※次走も確実に1番人気だと思うが、この馬の最大の敵である道悪でも2着に来れるのなら、1000万クラスでは力は大分抜けている。良馬場なら勝つ確率はかなり高いですし、道悪でも今回と同じぐらい走れば2着は確保できるはずから、次走の馬場状態を心配しなくて良いというのは、こういう推奨馬では非常にありがたい事なので、飛びつくことにした。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜札幌07R 2着 ネイビーブルー

※良馬場でのダートでは好走した事がない馬で、今回の2着は馬場が合っていたため。ちなみに良馬場の1000万で0秒2差の5着という実績があるが、このレースはEランク。500万の良馬場でもレベルが低いと好走する可能性はあるが、先週の札幌は芝もダートも馬場が合うかどうかが大きかったですよという事を強調するために、火中の栗を拾いに行く。


馬券Summary

  • 洋芝の道悪は別世界