「2015年3月16日放送」の版間の差分
(ページの作成:「2015/3/14(土)・3/15(日)開催 * 司会:山本直也、砂岡春奈 * 解説:津田照之 =2回中山5日目・6日目= * 中山芝 土:-0.4 日:-0.4 A...」) |
(相違点なし)
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2015年4月27日 (月) 01:03時点における最新版
2015/3/14(土)・3/15(日)開催
- 司会:山本直也、砂岡春奈
- 解説:津田照之
目次
2回中山5日目・6日目
- 中山芝 土:-0.4 日:-0.4 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒4だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておく。開催初日は速めの時計が出るレベルだったが、2日目後半から4日目までは雨の影響で時計が掛かった。そして先週は再びマイナスゾーンに戻った。
マイナス0秒4の馬場差ですから、高速馬場という訳ではないが、2週目と比べれば時計は出やすく、さらに土日とも同じ数値で落ち着いていた。ただ、上位馬の脚質を見ると、前半2週雨が降った影響は残っていた。まず、土曜は逃げ・先行の連対が全く無かった。そして日曜にしても、緩やかなペースだった7Rでサムソンズシエルが2着に逃げ粘っただけで、ここまで雨の影響大きかったため内が荒れてきたのか、結構外の差し馬が上位に進出してそれが目立った。
- 中山ダ 土:+0.2 日:+0.7
- 1200 土:-0.4 日:-0.3
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒7。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mは5日目までは水準か水準に近いレベルで推移していたが、日曜は時計が掛かった。1200mは全てマイナスの数値だが、2日目終盤と4日目を除けばマイナス0秒4かマイナス0秒3。
金曜の正午時点で稍重で、土日とも良馬場発表だが、日曜より土曜の方が含水率が高くて速い時計が出るコンディションだった。1800m対象の数値も1200m対象の数値もそのようになっている。1200mも1800mも脚質的には前につけた馬や向正面で上がっていった馬の好走が多いものの、1800mで上がりが掛かると差しが届いたケースもあった。
番組注目馬
- 日曜中山06R 2着 ミッキードラマ
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜中山02R 1着 ワインシャワー
- 日曜中山02R 1着 モンドインテロ
1回阪神5日目・6日目
- 阪神芝 土:+1.0 日:+0.7 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒0、日曜がプラス0秒7だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、開催初日こそマイナスゾーンだったが、2日目以降はプラスの数か設定不能となっており、時計の掛かるコンディションとなっている。
先週も金曜深夜から降った雨の影響が残って土曜日はプラス1秒0だった。日曜は少し乾いたが、それでも時計の掛かるコンディションだった。なお土曜は稍重でスタートして、途中で良馬場に変更されたが馬場差は1日を通した数値。土曜後半・日曜は良馬場発表だが、取材でも多くの騎手がのめる馬場という表現をしていた。ですから、実質は道悪だったと見るべきだと思う。当然時計も掛かっている。そして前回の番組の中で好位中団からそつない裁きが要求される馬場という話をしたが、実際先週も好位・中団組が活躍していて、先行馬が連対したのは日曜6Rの勝ち馬フィドゥーシアのみだった。逃げ馬に至っては連対馬ゼロだった。ただ、好位・中団組が活躍したと言っても必ずしも内々を通って、いわゆるそつない裁きをした馬だけが来たのではなくて、先々週までと比べると外を回った差し馬も伸びてくるようになっている。ですから、私が想像していたよりも馬場の内側の悪化は早そうで、今週は外から差してくる馬にも十分警戒すべきだろう。
- 阪神ダ 土:-0.9 日:-0.4
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒4だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。特に4日目まではマイナス1秒台か2秒台でかなり脚抜きの良い馬場だった。ただ、先週は前半2週と比較すると水準方向に近づいた。
土曜は稍重から良に変更されたが、馬場差は1日を通した数値。そして日曜は少し乾いて、水準方向に近づいて行ったがそれでも時計の出やすいコンディションだった。脚質的には土曜は逃げ・先行もしくは好位組が活躍して、日曜は少し馬場が乾いた影響か中団・後方組も台頭した。この開催、まだパサパサの馬場で行われた事は一度もないが、なんか見ていると乾きさえすれば差しも届きそうな雰囲気。ですから、3週目になってようやく脚質傾向がうすらと見えて来た感じはある。
番組注目馬
- 日曜阪神04R 2着 マイアベーア
※ただし、重とか不良だと割り引いて考えたいですから、注目馬からは外したいと思う。
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜阪神05R 1着 ナムラアン
津田照之 次走推奨馬
- 土曜阪神01R 6着 ゴールデンレコード
※今回この馬経験馬相手の初めての競馬だった。パドックを見ていても若干腹回りに余裕がありましたし、レースでもスタートで後手を踏んで、それでも実質直線だけの競馬。最後は良く伸びて6着。特にゴール前200mの脚は1頭だけ目立っていましたから、レース慣れとそしてシェイプアップが見込める次走は勝ち負けになる。
津田照之 次走危険馬
- 土曜阪神10R 3着 トーセンソレイユ
※今回馬場が悪くて、確かにこの馬向きのコンディションではなかったが、普段切れる脚を使える馬がジリジリとしか伸びなかった。見ようによっては距離不足だからとも解釈できるが、適距離の1600mに使われた前走も外枠で脚が溜まらなかったとは伸びが案外だった。ここ2戦の内容を見ていると以前ほど切れる脚が使えなくなっている印象もありますから、血統的にも常に人気を集める馬だけに、次走を疑ってみるのも得策かもと思う。
2回中京1日目・2日目
- 中京芝 土:+0.3 日:+0.3 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。
雨の影響と言うよりは、見た目にも草丈が長い感じで、開幕週にしては少し時計が掛かっていた。脚質的にはバンバンと外差しが決まる感じではなくて、好位から差して来るタイプの馬が活躍していた。ただ、日曜後半は外を回った馬も連絡みしていた。たぶんだが、今週は外差しが届く傾向が強まって来ると思う。その兆しが日曜後半に見えはじめていた。なお、2回中京はトータル3週の開催で、今週・来週もAコースが使用される。
- 中京ダ 土:+0.5 日:+0.5
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒5だった。
土曜の午前中は雨が降っていたが、発表は良馬場だった。土日ともやや時計の掛かるコンディションが続いた。脚質的には好位・中団につけた馬が4コーナーでは前を射程圏に入れて、スッと抜け出す競馬が目についた。乱ペースになって後方からの差し馬同士の決着になった土曜12Rは例外中の例外だと思う。ただ、逃げ馬の連絡みも12鞍あって、たった1頭だけですから、わかりやすく説明すれば逃げ馬では厳しいですし、かと言って直線勝負に賭ける馬も辛い馬場だった。結局そこそこの位置につけている馬が上位に入るケースが多かったように思う。
番組注目馬
- 土曜中京05R 2着 チャパラ
※中京出走ならという条件付きで番組注目馬とする。
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜中京10R 1着 アキトクレッセント
※ただし、ダート1400m戦以下出走ならという条件付き。
ワンポイントアドバイス
- 中京ダートの変化