「2016年4月11日放送」の版間の差分
(→2回阪神3日目・4日目) |
|||
19行目: | 19行目: | ||
− | = | + | =2回阪神5日目・6日目= |
阪神芝 土:-0.9 日:-1.0 Bコース | 阪神芝 土:-0.9 日:-1.0 Bコース | ||
38行目: | 38行目: | ||
* 土曜阪神09R 3着 サラトガスピリット | * 土曜阪神09R 3着 サラトガスピリット | ||
※先ほども言ったが、前残りのレースで1頭だけ後ろから伸びてきたと。かなり見事なレースだったと思う。 | ※先ほども言ったが、前残りのレースで1頭だけ後ろから伸びてきたと。かなり見事なレースだったと思う。 | ||
− | |||
=1回福島1日目・2日目= | =1回福島1日目・2日目= |
2016年4月19日 (火) 22:46時点における最新版
2016/4/9(土)・4/10(日)開催
目次
3回中山5日目・6日目
中山芝 土:-1.0 日:-1.1 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス1秒1だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、前開催最終週は水準レベルだったが、この開催に入って、マイナスの数値が続いている。特に先週は連続開催の7週目ではあったが、速い時計の出るコンディションになった。
春の中山ではしばしばあることだが、連続開催の終盤になっても時計が掛かる事はなくて、むしろ速い時計の出るコンディションだった。先週は木曜日にまとまった雨が降ったが、それでも速い時計の出るレベルだった。なお、連対馬の脚質に偏りはない。
中山ダ 土:-1.1 日:-0.4
1200 土:-0.6 日:-0.1
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス0秒6。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒1だった。さかのぼって馬場差を振り返っておく。まず1800mはこの開催に入って、水準レベルの数値が続いていたが、先週土曜はこの春の中山ダート1800mではじめてマイナス1秒台になった。1200mは大きな動きはないものの、こちらも先週土曜が3回中山では最も時計の出やすいレベルだった。
雨の影響が残って土曜は重馬場でスタートだった。途中稍重に変更されたが、馬場差は1日を通した数値。特に1800mは脚抜きが良くて、速い時計の出るコンディションだった。日曜は土曜と比較すれば、乾いた。連対馬の脚質については、好位組が断然優勢。特に土曜は顕著だった。
番組注目馬
- 土曜中山05R 4着 エンジェルサイン
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜中山05R 1着 エフティスパークル
- 土曜中山08R 1着 リーゼントロック
2回阪神5日目・6日目
阪神芝 土:-0.9 日:-1.0 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス1秒0だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返っておくと、雨の影響を受けた前開催最終週はプラスの数値だったが、この開催に入ってからはマイナスの数値が続いている。
確かにマイナスの数値ではあるが、先週はBコースに替わって2週目という事だけではなく、木曜の雨の影響が残って先々週と比較すれば時計は掛かっていた。とは言え、速い時計の出るレベルであることに変わりはない。連対馬の脚質を見ると、中団・後方の差し・追い込みが優勢。前へ行って粘っている馬は緩やかなペースのレースが多かったという事は覚えておいた方が良いと思う。
阪神ダ 土:-1.1 日:-0.8
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス0秒8だった。さかのぼって8日間の馬場差を振り返ると、全てマイナスの数値で良馬場でも速めの時計が出るレベル。
木曜の雨の影響が残って土曜はこの開催前半2週よりも時計の出やすいコンディションだった。なお、土曜は重馬場から稍重へ変更されたが、馬場差は1日を通した数値。そして日曜は土曜よりも乾いて、この開催の標準レベルとも言うべき数値になった。連対馬については、土日トータルで目立った偏りはないものの、日曜の勝ち馬は前へ行った馬がほとんどだった。
番組注目馬
- 土曜阪神01R 2着 チカリータ
勝ち馬の内次走上位候補
- なし
市丸博司 次走推奨馬
- 土曜阪神09R 3着 サラトガスピリット
※先ほども言ったが、前残りのレースで1頭だけ後ろから伸びてきたと。かなり見事なレースだったと思う。
1回福島1日目・2日目
福島芝 土:-0.9 日:-1.0 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス1秒0だった。
福島も木曜にまとまった雨が降った。芝は土日ともに良馬場だったが、ダートは土曜朝重馬場でスタートしたぐらいですから、芝にしても乾ききったコンディションではなかったはず。さらに風も強かった。それでもマイナス0秒9、マイナス1秒0ですから本質的に時計の出やすい馬場だったという事だろうか。上位馬の脚質を見ると、連対馬では中団・後方の差し・追い込み馬も届いている。1回福島はトータル3週の開催で今週もう1週Aコースが使用されて、最終週はBコースが使用される。
福島ダ 土:+0.5 日:+0.7
先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜がプラス0秒7だった。
ダートは土曜1Rが重馬場でスタートして次の3Rには稍重になったが、結局日曜日ダートで最後のレースである10Rまで稍重だった。しかし脚抜きの良いコンディションではなく、馬場差は土日ともにプラスと。風の影響も強かったと思うが、時計は掛かっていた。なお、土曜日は途中で馬場発表が変更されたが、馬場差は1日を通した数値となっている。連対馬の脚質については、中団・後方の差し・追い込み馬が割合届いていて、特に1700mでは逃げ・先行馬の連対は1頭だけだった。
番組注目馬
- なし
※例年春の福島、低レベルのメンバー構成になる事が多いが、先週は特に福島のメンバーランクが全てDかE。タイムランクもCランクが最高で、Eランクも7鞍出ていて、レベルの低いレースが多かった。これは覚えておきたいところだと思う。
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜福島09R 1着 サニーデイズ
市丸博司 次走危険馬
- 日曜福島11R 1着 シャイニープリンス
※本当に見事なレースで2着に3馬身差の快勝だった。ただ、タイムランクはE。この馬自身2走続けて好走しなくなっていて、このレースを勝ったことで、ハンデ戦に次使ったとしても斤量を背負わされる事もあると思うので、危険な人気馬としたいと思う。
馬券Summary
- 桜花賞の3強と皐月賞の3強
桜花賞は3強で決まらないレースとよく言われてきた。実際調べると過去30年で一度も1~3番人気で決まったことは無い。
一方、皐月賞は過去30年で5回1~3番人気で1~3着を独占した例がある。勝ち馬で言うと、ハクタイセイ(1990)/セイウンスカイ(1998)/アグネスタキオン(2001)/ネオユニヴァース(2003)/ロゴタイプ(2013)の5回。輸送に問題のある桜花賞とは違って、体調にそれほど変動が無くトライアルである程度実力比較がしやすい皐月賞の場合、人気がある程度は信頼できる。
ただし、この5回のうち本当に3強ムードだったのはハクタイセイの年(2着アイネスフウジン/3着メジロライアン)、セイウンスカイの年(2着キングヘイロー/3着スペシャルウィーク)の2例だけという気もする。たまたま人気順に入った年のほうが多いかもしれない。
今年の皐月賞はきさらぎ賞のサトノダイヤモンド、弥生賞のマカヒキ/リオンディーズが3強で売れると思うが、桜花賞よりは3強ムードがさほど強くない気がする。過去のデータからはそれでも人気順に決まることがあると言うこと。