「2016年10月31日放送」の版間の差分
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京都ダ 土:-1.0→-0.2→-0.7→±0 日:-0.3 | 京都ダ 土:-1.0→-0.2→-0.7→±0 日:-0.3 | ||
− | 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0でスタートし、マイナス0秒2、さらにマイナス0秒7、そしてプラスマイナスゼロへと変動。日曜がマイナス0秒3だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておく。1週目特に2日目は雨の影響でかなり速い時計の出るコンディションだった。開催を通じて時計の出方は安定しなかった。<br /> | + | 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0でスタートし、マイナス0秒2、さらにマイナス0秒7、そしてプラスマイナスゼロへと変動。日曜がマイナス0秒3だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておく。1週目特に2日目は雨の影響でかなり速い時計の出るコンディションだった。開催を通じて時計の出方は安定しなかった。<br /> 金曜から土曜未明にかけての雨と土曜日の強い風が馬場差に影響しているが、土曜日はややこしい。まず後半の方が馬場は乾いているので、馬場そのものは後半の方が時計の掛かる状態。そして土曜の後半に強い風が吹いた影響もあるが、その風が最後の直線が向かい風だった。という事で直線を2回走る1800mの方が1回しか走らない1200m・1400mよりも時計が掛かったという事。本来なら短距離と1800mの馬場差を分けるべき状況だが、そこに馬場の乾き具合を含めると非常に複雑になるので、1200mと1400mも1800m換算の馬場差をとして馬場の乾き方と風の影響を全て織り込んだ変動の馬場差とした。具体的には1Rと4Rはマイナス1秒0。7Rは1800mなのでマイナス0秒2だが、1200mの8Rは1800m換算でマイナス0秒7とまたマイナス方向に行く。そして12Rは1800mなので、またプラス方向でプラスマイナスゼロだった。日曜日は普通の良馬場で風の影響もなくて、1日を通してマイナス0秒3。1週前と同じ馬場差に戻った。 |
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===番組注目馬=== | ===番組注目馬=== | ||
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* 土曜京都11R 9着 フィエロ | * 土曜京都11R 9着 フィエロ | ||
※今回に関してはスタートで躓いたという敗因らしきものがあり、なおかつ京都1600mでは今年のマイラーズC4着が最低の着順なので、マイルCSでも上位人気になるはずだが、今年のマイラーズCで0秒4差の4着となるまでは、京都1600mではオール3着以内。なおかつ全て0秒2差以内だった。京都1400mのスワンSでも過去2年は展開不向きでも3着・2着に差し込んできた馬で、今年の成績やレースぶりからして衰えていると思う。こういう風になった馬を蘇らせたりするのが藤原英昭厩舎なので、ハッキリ言ってビビっていますが、もう7歳の秋という点を重視してマイルCSでは無印にしようかと思っている。 | ※今回に関してはスタートで躓いたという敗因らしきものがあり、なおかつ京都1600mでは今年のマイラーズC4着が最低の着順なので、マイルCSでも上位人気になるはずだが、今年のマイラーズCで0秒4差の4着となるまでは、京都1600mではオール3着以内。なおかつ全て0秒2差以内だった。京都1400mのスワンSでも過去2年は展開不向きでも3着・2着に差し込んできた馬で、今年の成績やレースぶりからして衰えていると思う。こういう風になった馬を蘇らせたりするのが藤原英昭厩舎なので、ハッキリ言ってビビっていますが、もう7歳の秋という点を重視してマイルCSでは無印にしようかと思っている。 | ||
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=3回新潟5日目・6日目= | =3回新潟5日目・6日目= |
2016年11月9日 (水) 22:19時点における最新版
2016/10/29(土)・10/30(日)開催
目次
4回東京8日目・9日目
東京芝 土:±0 日:-0.1 Bコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がマイナス0秒1だった。まずはさかのぼって9日間の馬場差を確認しておく。2日目は雨の影響でプラスの数値になった。そして先週も雨の影響が残り、3週目と比べて時計が掛かった。いずれにしても大まかな流れとしては、徐々に水準レベルに寄ってきた事になる。
金曜日に雨が降って、土曜は稍重でスタートした。午後は良馬場に回復したが、乾くスピードは遅く、馬場差は一定。先週からBコースに移って内有利になるかと思ったが、土曜の時点でもそれほど内有利ではなかった。土曜の前半は最内の1頭分だけは良かったが、それも土曜の後半には消滅してしまった模様。日曜に日付が変わった頃から少し雨が降ったものの、日曜は良馬場で土曜より少しだけ速い時計が出るようになった。日曜日になると内側がハッキリ痛んでいて、中程に持ち出した馬がよく伸びた。この後開催は変わるが、今週、そして来週とBコース使用。内が有利になることはないと思う。
東京ダ 土:-0.5 日:-0.4
先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒4だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておく。開幕週は雨の影響で全てマイナス1秒台の数値だったが、2週目以降はマイナス0秒5からマイナス0秒3の間で推移している。
金曜の雨によって土曜は稍重だった。しかも乾いて行くスピードが遅かったので、馬場差は変動ではない。日曜は良馬場に回復したが、夜中に少し雨が降った事もあって馬場差は土曜と大きくは違わなかった。
番組注目馬
- 日曜東京12R 2着 オールマンリバー
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜東京04R 1着 ビルズトレジャー
- 日曜東京07R 1着 クラシコ
- 日曜東京11R 1着 モーリス
- 日曜東京12R 1着 クインズサターン
4回京都8日目・9日目
京都芝 土:-1.0→-0.7 日:-1.1 Aコース
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0からマイナス0秒7へと変動、日曜がマイナス1秒1だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておく。初日はマイナス2秒台の高速馬場だったのに対して、2日目は雨の影響で一転してプラスの数値になった。その後マイナス1秒台の数値が続いていたが、先週土曜終盤はマイナス0秒7となった。
金曜から土曜の未明にかけて雨が降っていた事と、土曜日に強い風が吹いた事が馬場差に影響している。土曜の芝は稍重でスタートして午後は良馬場。ならば午後の方が速い時計が出そうだが、実際には強風の影響で後半の方が時計は掛かった。具体的には6Rまでは2000m換算の馬場差でマイナス1秒0、9R以降がマイナス0秒7。日曜日は良馬場で風もなく、土曜の朝と比べて少しマイナス方向に動いた。Aコース4週目となって、外からの差しも結構決まっていたが、今週からBコースに移るので傾向が変わると思う。
京都ダ 土:-1.0→-0.2→-0.7→±0 日:-0.3
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒0でスタートし、マイナス0秒2、さらにマイナス0秒7、そしてプラスマイナスゼロへと変動。日曜がマイナス0秒3だった。さかのぼって9日間の馬場差を確認しておく。1週目特に2日目は雨の影響でかなり速い時計の出るコンディションだった。開催を通じて時計の出方は安定しなかった。
金曜から土曜未明にかけての雨と土曜日の強い風が馬場差に影響しているが、土曜日はややこしい。まず後半の方が馬場は乾いているので、馬場そのものは後半の方が時計の掛かる状態。そして土曜の後半に強い風が吹いた影響もあるが、その風が最後の直線が向かい風だった。という事で直線を2回走る1800mの方が1回しか走らない1200m・1400mよりも時計が掛かったという事。本来なら短距離と1800mの馬場差を分けるべき状況だが、そこに馬場の乾き具合を含めると非常に複雑になるので、1200mと1400mも1800m換算の馬場差をとして馬場の乾き方と風の影響を全て織り込んだ変動の馬場差とした。具体的には1Rと4Rはマイナス1秒0。7Rは1800mなのでマイナス0秒2だが、1200mの8Rは1800m換算でマイナス0秒7とまたマイナス方向に行く。そして12Rは1800mなので、またプラス方向でプラスマイナスゼロだった。日曜日は普通の良馬場で風の影響もなくて、1日を通してマイナス0秒3。1週前と同じ馬場差に戻った。
番組注目馬
- 土曜京都04R 2着 スーパーモリオン
勝ち馬の内次走上位候補
- 土曜京都10R 1着 ダノンメジャー
- 日曜京都05R 1着 アンセム
- 日曜京都07R 1着 スパイラルステップ
大川浩史 次走推奨馬
- 土曜京都10R 1着 ダノンメジャー
※チークピーシーズの効果が抜群で最後まで集中して走れていたというのはタイム分析で述べたが、次走オープンでも狙いたい。弱い馬が急に強くなるという事はほとんどないというのが競馬で、そのように見える成績の馬は能力はあるが何らかの事情で能力を発揮できなかった時期があり、ある時期を境に能力を発揮できるようになったというもの。ダノンメジャーの場合は、かつてはオープンで好走していた馬で、元々能力は高いが、横に馬が居ると辞めるあるいは辞めようとするという気性難が出てきてしまい、能力を発揮できずにいた。横に馬が居ると辞めるという弱点が恐らくチークピーシーズによって矯正されているので、オープンでも狙えると判断した。
大川浩史 次走危険馬
- 土曜京都11R 9着 フィエロ
※今回に関してはスタートで躓いたという敗因らしきものがあり、なおかつ京都1600mでは今年のマイラーズC4着が最低の着順なので、マイルCSでも上位人気になるはずだが、今年のマイラーズCで0秒4差の4着となるまでは、京都1600mではオール3着以内。なおかつ全て0秒2差以内だった。京都1400mのスワンSでも過去2年は展開不向きでも3着・2着に差し込んできた馬で、今年の成績やレースぶりからして衰えていると思う。こういう風になった馬を蘇らせたりするのが藤原英昭厩舎なので、ハッキリ言ってビビっていますが、もう7歳の秋という点を重視してマイルCSでは無印にしようかと思っている。
3回新潟5日目・6日目
新潟芝 土:+0.7 日:+0.2 Aコース 直線 土:+0.4 日:+0.3
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒7、日曜がプラス0秒2。直線1000mは土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒3だった。さかのぼって6日間の芝の馬場差を確認しておくと、4日目まではマイナスの数値だったが、先週は土日ともにプラスの数値だった。直線1000mも同様に先週は時計が掛かっていた。
金曜から土曜にかけて断続的に雨が降り、土曜日は午前中に小雨が降っていた。そのため土曜は終日稍重。一気にプラスの馬場差となり、1週前より1秒以上時計の掛かる馬場だった。なお、土曜の芝の平地レースは全て雨が止んだ後に行われていて、なおかつ乾くスピードも遅かったので、馬場差は変動では無い。日曜は乾いて水準方向に戻ったが、馬場差はプラスのままだった。先週、もう完全な外伸び馬場になっていて、内回りでも外差しがバンバン決まっていた。従って直線1000mは完全に枠順競馬と化していて、内枠を引いた時点でほぼアウトという馬場だった。
新潟ダ 土:+0.2 日:+0.3 1200 土:-0.3 日:-0.2
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がプラス0秒3。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒2だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておく。1800mは全てプラスの数値だが、プラス0秒2からプラス0秒5の間で推移しており、大きな動きはなかった。特に1週目と3週目は同レベルだった。1200mも1週目と3週目は近い数値で、やや速めの時計が出るレベルだった。
金曜から土曜にかけて断続的に雨。土曜も午前中は小雨が降っていた。そのため土曜は終日重馬場だったが、高速馬場にはなっていない。日曜は少し乾いて稍重。土曜よりは少しだけ時計が掛かるようになった。
番組注目馬
- なし
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜新潟08R 1着 ショートストーリー
馬券Summary
- ハービンジャーと馬場状態
ハービンジャー東京芝 | 1着 | 2着 | 3着以下 | 勝率 |
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デビュー~2016年3回開催 | 16 | 9 | 176 | 8.0% |
2016年4回開催 | 6 | 3 | 17 | 23.1% |
ハービンジャー産駒は2014年の産駒デビューから今年上半期終了まで東京芝で、のべ201頭が出走し16勝2着9回だったが、今年の4回東京は26頭出走して6勝2着3回。今年前半までと比べて勝率が3倍近く高くなった。一方ディープインパクト産駒は4回東京で7勝しているが勝率はハービンジャー産駒の約半分。ハービンジャー産駒の勝率がディープインパクト産駒の倍近く高い東京の芝は珍しい。また今年前半までハービンジャー産駒の牡馬は東京芝10勝で、内訳は2000mで3勝、2300mで2勝、2400mで5勝だったが、4回東京では1800m以下で牡馬が3勝している。今開催の2週目当たりに今の東京でハービンジャーが走ることに気づき観察していたのだが、主な原因は4回芝が高速馬場ではなかったことにあると思う。ハービンジャー産駒は道悪が得意ではないが高速馬場も苦手という馬が多く、良馬場だが高速馬場ではないの得意。その代表が洋芝の札幌/函館になるが、4回東京の芝も合っていた。この後の5回東京も高速馬場にはならないはずのなので、これまでは東京だからハービンジャーは軽視と思っていた人も今年秋の東京では軽視しない方がいい。
ある産駒の種牡馬の成績がコースによって違う場合、直線の長さや坂の有無、あるいはコーナーのきつさが影響していると考えるのが普通だが、芝の場合は芝の質も関係してくるということ。