「2015年4月27日放送」の版間の差分
(ページの作成:「2015/4/25(土)・4/26(日)開催 =2回東京1日目・2日目= * 東京芝 土:-0.8 日:-0.8 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともに...」) |
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=2回東京1日目・2日目= | =2回東京1日目・2日目= | ||
− | * | + | ==東京芝== |
+ | * 土:-0.8 日:-0.8 | ||
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。<br /> 4月の上旬に雨の日が多くて、また気温も低い状態が続いていたために、芝の生育が心配されたが、その後に気温が上がってさらに肥料散布などを行った事もあって、昨年の2回東京開幕週に近い良好な状態でスタートした。馬場差は土日を通して同じ数値で、水準よりは速いが京都のように極端に速くはなくて、ほど良い速さといった状態。土曜午後に通り雨があったが、時計の出方に影響を及ぼすほどではなかった。超スローペースのフローラSは内枠から前へ位置した馬の決着となって、枠順の差が出た形だが、これ以外は脚質・枠順などの偏りもなくて、全ての勝ち馬が差しきりだった土曜の5鞍を含めて、外からの差し・追い込みが決まっていた。なお、2回東京はトータル6週の開催で、3週目まではAコース、4週目・5週目はBコース。最終週のダービーウィークはCコースが使用される。また2回開催の後引き続き3回開催が行われて、東京は10週間連続の開催となる。 | 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。<br /> 4月の上旬に雨の日が多くて、また気温も低い状態が続いていたために、芝の生育が心配されたが、その後に気温が上がってさらに肥料散布などを行った事もあって、昨年の2回東京開幕週に近い良好な状態でスタートした。馬場差は土日を通して同じ数値で、水準よりは速いが京都のように極端に速くはなくて、ほど良い速さといった状態。土曜午後に通り雨があったが、時計の出方に影響を及ぼすほどではなかった。超スローペースのフローラSは内枠から前へ位置した馬の決着となって、枠順の差が出た形だが、これ以外は脚質・枠順などの偏りもなくて、全ての勝ち馬が差しきりだった土曜の5鞍を含めて、外からの差し・追い込みが決まっていた。なお、2回東京はトータル6週の開催で、3週目まではAコース、4週目・5週目はBコース。最終週のダービーウィークはCコースが使用される。また2回開催の後引き続き3回開催が行われて、東京は10週間連続の開催となる。 | ||
− | * | + | ==東京ダート== |
+ | *土:+0.1 日:±0 | ||
先週馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラスマイナスゼロだった。<br /> 火曜以降に雨が降らずかなり乾燥した状態だった。ただ、それでも砂質が重いという事はなくて、土日を通してほぼ水準だった。土曜後半と日曜は向正面で向かい風となる強い風が吹いていたが、全体的に時計の出方に大きな影響はなかったと思う。日曜が0秒1速くなったのは、土曜の通り雨と散水の影響と見ている。脚質的には前に行っても粘れて、差しも決まる公平なものだった。 | 先週馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラスマイナスゼロだった。<br /> 火曜以降に雨が降らずかなり乾燥した状態だった。ただ、それでも砂質が重いという事はなくて、土日を通してほぼ水準だった。土曜後半と日曜は向正面で向かい風となる強い風が吹いていたが、全体的に時計の出方に大きな影響はなかったと思う。日曜が0秒1速くなったのは、土曜の通り雨と散水の影響と見ている。脚質的には前に行っても粘れて、差しも決まる公平なものだった。 | ||
− | ==番組注目馬== | + | ===番組注目馬=== |
* 日曜東京04R 3着 ブレイクエース | * 日曜東京04R 3着 ブレイクエース | ||
− | ==勝ち馬の内次走上位候補== | + | ===勝ち馬の内次走上位候補=== |
* 日曜東京04R 1着 アンタラジー | * 日曜東京04R 1着 アンタラジー | ||
* 日曜東京12R 1着 マノワール | * 日曜東京12R 1着 マノワール | ||
− | ==長谷川仁志 次走危険馬== | + | ===長谷川仁志 次走危険馬=== |
* 土曜東京11R 1着 ムスカテール | * 土曜東京11R 1着 ムスカテール | ||
※今回はメンバーランクがEに近いDと低調なメンバー構成に加えて、ハイペースの中完全タイム差がプラス1秒0も低レベルだった。ダートの交流戦に出走していた頃よりは良くなっていたが、展開と相手関係に恵まれたハナ差の辛勝であって、目黒記念をレコードで勝った当時と同一視はできないと思う。たぶん、次走は目黒記念を使うと思うが、ハンデも背負うでしょうし馬券の対象からは外して考えたいと思う。 | ※今回はメンバーランクがEに近いDと低調なメンバー構成に加えて、ハイペースの中完全タイム差がプラス1秒0も低レベルだった。ダートの交流戦に出走していた頃よりは良くなっていたが、展開と相手関係に恵まれたハナ差の辛勝であって、目黒記念をレコードで勝った当時と同一視はできないと思う。たぶん、次走は目黒記念を使うと思うが、ハンデも背負うでしょうし馬券の対象からは外して考えたいと思う。 | ||
− | = | + | =3回京都1日目・2日目= |
− | * | + | ==京都芝== |
+ | *土:-1.9 日:-1.9 | ||
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒9だった。<br /> 東京同様に4月中旬は雨や気温の低い日が多くて、今年になって東京よりも1開催多い事もあって、芝の生育がこちらの方も心配されたが、その後に気温が上昇して野芝が成長して例年と同じ、良い状態で開幕週を迎えられた。時計が速くなるのがこの時期の傾向だが、今年もその例に漏れず超に近い高速決着だった。この状態だと東京以上に枠順や位置の差が出やすく、全般的には内枠有利。前が止まりにくいケースが多かったが、土曜11Rの錦Sのようにペースが上がると外からの追い込み・差し馬でも届いている。3回京都は6週間の開催で、3週目まではCコース、後半3週はDコースが使用される。 | 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒9だった。<br /> 東京同様に4月中旬は雨や気温の低い日が多くて、今年になって東京よりも1開催多い事もあって、芝の生育がこちらの方も心配されたが、その後に気温が上昇して野芝が成長して例年と同じ、良い状態で開幕週を迎えられた。時計が速くなるのがこの時期の傾向だが、今年もその例に漏れず超に近い高速決着だった。この状態だと東京以上に枠順や位置の差が出やすく、全般的には内枠有利。前が止まりにくいケースが多かったが、土曜11Rの錦Sのようにペースが上がると外からの追い込み・差し馬でも届いている。3回京都は6週間の開催で、3週目まではCコース、後半3週はDコースが使用される。 | ||
− | * | + | ==京都ダ== |
+ | *土:-0.5 日:-0.5 | ||
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。<br /> 週初めの月曜と火曜に雨が降ったが、ダートは表面上から見ても乾燥した状態だった。それでも時計の出方は水準よりも速くて、1回京都2回京都の良馬場時と比較しても速かった。このためもあるが、先行有利の京都らしい傾向が強かった。ただし、差し馬も流れとコース取り如何では食い込んでいた。 | 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。<br /> 週初めの月曜と火曜に雨が降ったが、ダートは表面上から見ても乾燥した状態だった。それでも時計の出方は水準よりも速くて、1回京都2回京都の良馬場時と比較しても速かった。このためもあるが、先行有利の京都らしい傾向が強かった。ただし、差し馬も流れとコース取り如何では食い込んでいた。 | ||
− | ==番組注目馬== | + | ===番組注目馬=== |
* 日曜京都04R 2着 セイントバローズ | * 日曜京都04R 2着 セイントバローズ | ||
− | ==勝ち馬の内次走上位候補== | + | ===勝ち馬の内次走上位候補=== |
* 日曜京都09R 1着 サンライズセンス | * 日曜京都09R 1着 サンライズセンス | ||
− | ==長谷川仁志 次走推奨馬== | + | ===長谷川仁志 次走推奨馬=== |
* 日曜京都11R 7着 ディアデラマドレ | * 日曜京都11R 7着 ディアデラマドレ | ||
※1600mが本質的に短いのは承知の上で、ハープスターの居ないヴィクトリアマイルなら頭から狙ってみたいと思う。 | ※1600mが本質的に短いのは承知の上で、ハープスターの居ないヴィクトリアマイルなら頭から狙ってみたいと思う。 | ||
− | |||
=1回福島5日目・6日目= | =1回福島5日目・6日目= | ||
− | * | + | ==福島芝== |
+ | *土:-0.7 日:-0.7 | ||
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておく。3日目までは雨や風の影響でやや時計が掛かるか、水準レベルだったが4日目以降の馬場差は全てマイナス0秒7で速めの時計が出るコンディションだった。<br /> 開催3週目になったがBコースに替わった上に、雨の影響もなくて4日目と同じ馬場差で、速めの時計が出るレベルだった。連対馬の脚質を見ると、開幕週と比較すれば前へ行った馬・内を立ち回った馬は目立たなかったが、それでもどちらかと言えば、内優勢といった感じはあった。 | 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておく。3日目までは雨や風の影響でやや時計が掛かるか、水準レベルだったが4日目以降の馬場差は全てマイナス0秒7で速めの時計が出るコンディションだった。<br /> 開催3週目になったがBコースに替わった上に、雨の影響もなくて4日目と同じ馬場差で、速めの時計が出るレベルだった。連対馬の脚質を見ると、開幕週と比較すれば前へ行った馬・内を立ち回った馬は目立たなかったが、それでもどちらかと言えば、内優勢といった感じはあった。 | ||
− | * | + | ==福島ダ== |
+ | *土:+0.3 日:+0.3 | ||
先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、1週目は雨の影響を受けて馬場差はマイナスゾーンで特に初日は終日速い時計の出るコンディションだった。ただ3日目以降はプラスになり、いくらか時計の掛かるレベルで安定していた。<br /> 水曜以降は雨が降らなくて、土日とも完全な良馬場。馬場差も良馬場だった4日目と同じだった。1150mでは逃げ・先行馬の好走が多かったのに対して、1700m以上では差し馬の好走が目立っていたが、恐らく先行有利という意識が強すぎたためか、先行争いが激しくなって、ハイペースというレースが多かったからだと思う。差しやすいとか先行馬が止まりやすい、そういった馬場ではない。 | 先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、1週目は雨の影響を受けて馬場差はマイナスゾーンで特に初日は終日速い時計の出るコンディションだった。ただ3日目以降はプラスになり、いくらか時計の掛かるレベルで安定していた。<br /> 水曜以降は雨が降らなくて、土日とも完全な良馬場。馬場差も良馬場だった4日目と同じだった。1150mでは逃げ・先行馬の好走が多かったのに対して、1700m以上では差し馬の好走が目立っていたが、恐らく先行有利という意識が強すぎたためか、先行争いが激しくなって、ハイペースというレースが多かったからだと思う。差しやすいとか先行馬が止まりやすい、そういった馬場ではない。 | ||
− | ==番組注目馬== | + | ===番組注目馬=== |
* なし | * なし | ||
− | ==勝ち馬の内次走上位候補== | + | ===勝ち馬の内次走上位候補=== |
* なし | * なし | ||
2015年4月30日 (木) 19:58時点における最新版
2015/4/25(土)・4/26(日)開催
目次
2回東京1日目・2日目
東京芝
- 土:-0.8 日:-0.8
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。
4月の上旬に雨の日が多くて、また気温も低い状態が続いていたために、芝の生育が心配されたが、その後に気温が上がってさらに肥料散布などを行った事もあって、昨年の2回東京開幕週に近い良好な状態でスタートした。馬場差は土日を通して同じ数値で、水準よりは速いが京都のように極端に速くはなくて、ほど良い速さといった状態。土曜午後に通り雨があったが、時計の出方に影響を及ぼすほどではなかった。超スローペースのフローラSは内枠から前へ位置した馬の決着となって、枠順の差が出た形だが、これ以外は脚質・枠順などの偏りもなくて、全ての勝ち馬が差しきりだった土曜の5鞍を含めて、外からの差し・追い込みが決まっていた。なお、2回東京はトータル6週の開催で、3週目まではAコース、4週目・5週目はBコース。最終週のダービーウィークはCコースが使用される。また2回開催の後引き続き3回開催が行われて、東京は10週間連続の開催となる。
東京ダート
- 土:+0.1 日:±0
先週馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラスマイナスゼロだった。
火曜以降に雨が降らずかなり乾燥した状態だった。ただ、それでも砂質が重いという事はなくて、土日を通してほぼ水準だった。土曜後半と日曜は向正面で向かい風となる強い風が吹いていたが、全体的に時計の出方に大きな影響はなかったと思う。日曜が0秒1速くなったのは、土曜の通り雨と散水の影響と見ている。脚質的には前に行っても粘れて、差しも決まる公平なものだった。
番組注目馬
- 日曜東京04R 3着 ブレイクエース
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜東京04R 1着 アンタラジー
- 日曜東京12R 1着 マノワール
長谷川仁志 次走危険馬
- 土曜東京11R 1着 ムスカテール
※今回はメンバーランクがEに近いDと低調なメンバー構成に加えて、ハイペースの中完全タイム差がプラス1秒0も低レベルだった。ダートの交流戦に出走していた頃よりは良くなっていたが、展開と相手関係に恵まれたハナ差の辛勝であって、目黒記念をレコードで勝った当時と同一視はできないと思う。たぶん、次走は目黒記念を使うと思うが、ハンデも背負うでしょうし馬券の対象からは外して考えたいと思う。
3回京都1日目・2日目
京都芝
- 土:-1.9 日:-1.9
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒9だった。
東京同様に4月中旬は雨や気温の低い日が多くて、今年になって東京よりも1開催多い事もあって、芝の生育がこちらの方も心配されたが、その後に気温が上昇して野芝が成長して例年と同じ、良い状態で開幕週を迎えられた。時計が速くなるのがこの時期の傾向だが、今年もその例に漏れず超に近い高速決着だった。この状態だと東京以上に枠順や位置の差が出やすく、全般的には内枠有利。前が止まりにくいケースが多かったが、土曜11Rの錦Sのようにペースが上がると外からの追い込み・差し馬でも届いている。3回京都は6週間の開催で、3週目まではCコース、後半3週はDコースが使用される。
京都ダ
- 土:-0.5 日:-0.5
先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。
週初めの月曜と火曜に雨が降ったが、ダートは表面上から見ても乾燥した状態だった。それでも時計の出方は水準よりも速くて、1回京都2回京都の良馬場時と比較しても速かった。このためもあるが、先行有利の京都らしい傾向が強かった。ただし、差し馬も流れとコース取り如何では食い込んでいた。
番組注目馬
- 日曜京都04R 2着 セイントバローズ
勝ち馬の内次走上位候補
- 日曜京都09R 1着 サンライズセンス
長谷川仁志 次走推奨馬
- 日曜京都11R 7着 ディアデラマドレ
※1600mが本質的に短いのは承知の上で、ハープスターの居ないヴィクトリアマイルなら頭から狙ってみたいと思う。
1回福島5日目・6日目
福島芝
- 土:-0.7 日:-0.7
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておく。3日目までは雨や風の影響でやや時計が掛かるか、水準レベルだったが4日目以降の馬場差は全てマイナス0秒7で速めの時計が出るコンディションだった。
開催3週目になったがBコースに替わった上に、雨の影響もなくて4日目と同じ馬場差で、速めの時計が出るレベルだった。連対馬の脚質を見ると、開幕週と比較すれば前へ行った馬・内を立ち回った馬は目立たなかったが、それでもどちらかと言えば、内優勢といった感じはあった。
福島ダ
- 土:+0.3 日:+0.3
先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒3だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、1週目は雨の影響を受けて馬場差はマイナスゾーンで特に初日は終日速い時計の出るコンディションだった。ただ3日目以降はプラスになり、いくらか時計の掛かるレベルで安定していた。
水曜以降は雨が降らなくて、土日とも完全な良馬場。馬場差も良馬場だった4日目と同じだった。1150mでは逃げ・先行馬の好走が多かったのに対して、1700m以上では差し馬の好走が目立っていたが、恐らく先行有利という意識が強すぎたためか、先行争いが激しくなって、ハイペースというレースが多かったからだと思う。差しやすいとか先行馬が止まりやすい、そういった馬場ではない。
番組注目馬
- なし
勝ち馬の内次走上位候補
- なし
ワンポイントアドバイス
- 混沌としてきた、オークス戦線