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馬場コメント |
芝 |
この開催は3週目まで雨の影響を強く受け、中でも5日目はかなり時計のかかるコンディションだった。先週は始めてマイナスの馬場差ながら、速い時計が出るという程ではなく、水準レベルだった。今週から連続開催の後半になるが、1週目だけそのままAコースが使用され、2週目からBコースとなります。 日曜後半は雨が降ったが、馬場差は1日を通した数値。3週目までよりは総じて時計が速くなり、マイナスのタイム差となっているレースもある。と同時にスローのレースもあり、前めの決着となるレースが多く見られた週でもあった。 |
ダ |
ダートも雨の影響を受けた開催だった。1800m・1200m共マイナス1秒を超える馬場差の日が多くなっている。また、1日の中でも時間帯によって時計の出方が異なるため、変動扱いにしたケースも多くあった。ただ、この内4日目については、“変動”としているものの、速い時計が出るコンディションではなかったので、時計の比較をする際には注意。 (先週)土曜日はこの開催のダートで始めて良馬場で行われ、時計の出方は水準レベルだった。一方日曜日は特に午前中、強風の影響で時計が掛かっていた。しかし、午後になると風も少し弱まり、後半は雨が降り出してやや脚抜きが良くなって、午前よりも時計は出やすくなっている。という事で、日曜日も終日良馬場発表ではあったが、時間帯によって時計の出方が変化して行きましたので、“変動”としている。各レースの完全タイム差・タイムランクを参照。 |
⇒馬場差一覧 |
タイム分析
2009/03/21 (土) 芝=-0.2
2009/03/21 (土) ダ=-0.1 / 1200m=-0.4
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
TG |
KT |
1R |
D1200 |
良 |
アーリーアメリカン |
|
牝3 |
未勝利・牝 |
1:12.6 |
-0.3 |
--- |
+0.1 |
-0.4 |
99 |
|
C |
D |
1.12.5 |
1:12.9 |
2R |
D1200 |
良 |
ショウナンダンク |
|
牡3 |
未勝利 |
1:12.5 |
-0.4 |
--- |
±0 |
-0.4 |
100 |
|
C |
D |
1.12.5 |
1:12.9 |
3R |
D1800 |
良 |
シャイニーデザート |
|
牡3 |
未勝利 |
1:55.7 |
+0.1 |
--- |
+0.2 |
-0.1 |
98 |
|
C |
C |
1.55.5 |
1:55.6 |
5R |
T2200 |
良 |
ヴィーヴァミラコロ |
|
牡3 |
未勝利 |
2:15.8 |
-0.6 |
--- |
-0.4 |
-0.2 |
104 |
|
B |
C |
2.16.2 |
2:16.4 |
6R |
T1800 |
良 |
ベストラン |
|
牝3 |
新馬 |
1:52.5 |
+2.3 |
--- |
+1.6 |
+0.7 |
84 |
|
S |
D |
1.50.9 |
1:50.2 |
7R |
D1800 |
良 |
トーセンルーチェ |
|
牡3 |
500万下 |
1:54.8 |
+0.1 |
--- |
+0.2 |
-0.1 |
98 |
|
C |
D |
1.54.6 |
1:54.7 |
8R |
D1200 |
良 |
ショウナンカザン |
|
牡4 |
500万下 |
1:12.8 |
+0.9 |
--- |
+1.3 |
-0.4 |
97 |
|
E |
D |
1.11.5 |
1:11.9 |
9R |
T1800 |
良 |
ニシノブルームーン |
|
牝5 |
鎌ケ谷特1000 |
1:50.1 |
+2.2 |
--- |
+2.0 |
+0.2 |
80 |
|
S |
D |
1.48.1 |
1:47.9 |
10R |
T1600 |
良 |
マイネルファルケ |
|
牡4 |
アクアマ1600 |
1:33.7 |
-0.1 |
--- |
+0.1 |
-0.2 |
99 |
|
C |
D |
1.33.6 |
1:33.8 |
11R |
T1800 |
良 |
ヴィーヴァヴォドカ |
|
牝3 |
フラワー(G3) |
1:49.3 |
+0.8 |
--- |
+1.0 |
-0.2 |
90 |
|
E |
E |
1.48.3 |
1:48.5 |
12R |
D1800 |
良 |
ボクノタイヨウ |
|
牡4 |
1000万下 |
1:53.6 |
+0.4 |
--- |
+0.5 |
-0.1 |
95 |
|
D |
C |
1.53.1 |
1:53.2 |
5R3歳未勝利 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒4速い勝ちタイムだった。前に居たスーパーシズクン、トーセンマルゴーにヘディングマキが並んで先頭を伺う。しかし外からヴィーヴァミラコロが進出。2頭の叩き合いでは、ヴィーヴァミラコロの勢いが勝り、抜け出して1着。緩みのないペースで進んだヘディングマキもやや一杯になりながら2着を確保した。 典型的な中山芝外回りの2200m戦の流れだった。と言うのも3ハロン目から12秒台のラップがゴールまでずっと続いて、息を入れにくい持久力勝負になった。 |
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1着 |
ヴィーヴァミラコロ |
1600m戦で好走しながらもなかなか勝てなかったが、今回のペースで勝ったという事はスタミナがある証明になった。 |
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2着 |
ヘディングマキ |
初戦が芝2000m戦で5着だっただけに、この距離で変わった事は持久力勝負に強いタイプと見て良いだろう。 |
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6R3歳新馬 |
タイムランクSのレース |
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中盤がかなり緩やかなペースでスロー扱いとした。 |
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8R4歳上500万下 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。 |
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9R鎌ケ谷特別 |
タイムランクSのレース |
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前半・中盤辺りがかなり緩やかなペースでスロー扱いとした。 |
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11RフラワーC |
タイムランクEのレース |
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ヴィーヴァヴォドカ、積極的に行ってそれが結果正解だった。コース形態的にもやはり前に行った馬が有利ですし、それを活かして逃げ切りを図るところ、ディアジーナも地力で勝る馬ですから、最後じわりと差を詰めるがわずかに及ばずという競馬になった。 基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。 |
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1着 |
ヴィーヴァヴォドカ |
今回に関して言えば、やはりヴィーヴァヴォドカは展開によるところが大きいと思う。ただ、フットワークが大きくて走り方自体しっかりした馬ですから、もっとこれから先良くなって行きそうなタイプだと思う。 |
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2着 |
ディアジーナ |
やはり地力で勝る馬ですから、最後差を詰めてきたが、もう少し勝ちきるには決め手が欲しいなという印象はある。 |
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ポイント |
風力差を考慮して |
春先は一雨ごとに温かくなるとか言われるが、中山も雨の影響を受けた開催だった。さらに風もありましたから、開催5日目に強風の影響でスタート時刻が遅れて、先週日曜日も特に午前中は風の影響で時計が掛かっていた。1Rのダート1200m戦、前半の600mが36秒3なのに対して、後半が38秒0。いくら未勝利戦とは言え、中山のこの距離にしては前後半の差が少ないことは一目瞭然。つまり、前半が掛かっていたからで、このペースなら遅い時計になるところだが、実際はBランク。それだけ時計のかかるコンディションだったという事。言わばアゲインストの中で先頭に立ったのが、ケージーコガネですから、風力差を考慮しても評価できる内容で、注目馬に選んだ。 |
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