5R3歳新馬 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒3速い勝ちタイムだった。調教で目立った時計を出している馬は少なかったために、メンバーランクはDとしたが、終わってみれば勝ち時計はまずまず優秀だった。 |
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1着 |
ビヨンドマックス |
スタートを決めてハナに立つと、最後は抑える余裕を見せての勝利だった。今回のメンバーでは速力そのものが違っていた印象。ただ、1度も砂をかぶる場面がなかった。頭の高い走りをしているだけに、次走揉まれる形になった際にどうなるかは、気がかり。 |
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8R4歳上500万下 |
注目レース・馬 |
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メンバーランクをBとした様に、実力馬が揃ったレースだった。実際、上位馬の内容は良かった。半マイル通過が49秒2という事で、非常にペーストしては遅かった。ですから、あまり後ろから行った馬では来られない展開だったが、オセアニアボスはちょっと前めの位置につけて、直線半ばになるともう1頭で抜け出す。2着争いはマイネルインゼルがしぶとく粘る所にプティマカロン・タンホイザー辺り差を詰めるが、何とか粘って2着という結果になった。 時計は遅くとも低評価とはならない。 |
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1着 |
オセアニアボス |
この馬南半球産で一般的には成長が半年遅れとされている。ですから、年齢は4歳でも実際のところは3歳馬と同じ扱いになる。昨年の秋はあと一歩勝ちきれない競馬を続けてきたが、リフレッシュされて挑んだ今回はあっさりと抜け出した。まだまだ成長が見込める素質馬だと思う。 |
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2着 |
マイネルインゼル |
これここに来て安定感が増して来た。宮調教師に取材した言葉では、ちょっと右眼の視力が弱いという事なんだが、競馬ぶりを見ているとそんな不利を感じさせない。今回の内容なら次走も有力だと思う。 |
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4着 |
タンホイザー |
この馬トビが大きくて、できればパンパンの良馬場で走らせたいタイプ。今回は良馬場発表とは言え、少し水分を含んだ馬場でしたから、この馬には不向きだった。それでも大きく崩れていないのですから、その点は評価して良いと思う。 |
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11RフィリーズR |
タイムランクBのレース |
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外枠からラヴェリータが先頭、それにレディルージュが並びかけて直線に入っていく。割と内回りという事もあって、各騎手が早めに動くような形になった。直線向いてからは外からの馬も何とか伸びては来ているが、前との差が詰まらずにむしろ突き放される感じになって、内から抜け出したワンカラットが1着、2着がアイアムカミノマゴだった。 基準より0秒6速い勝ちタイムだった。 |
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1着 |
ワンカラット |
藤岡佑介騎手は先週もサクラミモザでチューリップ賞2着に持ってきて、去年もエアパスカルでチューリップ賞を勝って、ことしもワンカラットでフィリーズレビュー勝ったという事で、ちょっと牝馬の藤岡佑介騎手というイメージがわりと当てはまって来ていて、実際乗り方的にもすごく柔らかい乗り方をするので、そういう意味では牝馬には合っているんじゃないかなという気がしますし、今回も内々をそつなく立ち回って、ジョッキーの好判断があったからこそ、勝てたと思いますし、馬自身の調子もここに来て大分折り合いも付きますし、成長している感じはある。 ==藤岡佑介騎手== 手応えも良かったですし、自信を持って追い出した。凄く落ち着きがあって、追い切りも抜群だったので、かなり自信はあった。追い切り通り、レースに行ってもしっかり折り合ってくれましたし、本当に今回は厩舎サイドがうまく調整してくれたと思う。 |
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2着 |
アイアムカミノマゴ |
1400mの距離というのがこの馬には一番合っていると思うのだが、ワンカラットとはちょっと内・外の差だったと思いますし、能力的には勝ち馬と遜色はないと思う。ここに来て安定感も増してますし、次走も1頭強い馬がいるが、2着争いに十分加わってくる実力はあると思う |
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3着 |
レディルージュ |
切れる馬ではないので、ジョッキーが意識的に早めに動いていった事で最後持ち味を発揮したという事で、割とペースが速かった事を考えればとよく粘っていると思いますし、これも評価して良い内容だったと思う。 |
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4着 |
ミクロコスモス |
伸びなかった。武豊騎手、割と首をかしげるような感じの伸びなさだった。確かに前の馬が残る展開だったのも事実だが、ペース的には結構早かったので、この馬の実力を考えれば来てもおかしくなかっただけに、やや不満の残る内容だった。 ==武豊騎手== 追い出してからの反応がもう一つで、最後もあまり伸びていない。折り合いはついていたのに、4着が精一杯。この馬らしさが見られなかった。どうしたのかな? |
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