2002年3回福島5日目・6日目

馬場のコメント
3回開催1週目に水準前後に戻した芝コース。2週目はCコースに変わっても天候の影響があってかかった。

だいたいのパターンで荒れてくると土曜日より日曜日の方が時計がかかるというのはパターンだが、その傾向が続いている。ただ、馬場は荒れているが、時計のかかり方はその荒れ方ほどはかかっていない。
前開催から時計の速いコンディションが続いている。

2R2歳新馬 高レベルレース
  1着 オトハチャン 順当に良化してワンサイドの圧勝。59秒7の勝ち時計は際立って速い。昇級しても勝ち負け必至ですし、芝とか距離延長にも順応できそうな馬。チーフベアハート産駒はまだ少ししか出ていないが、素質馬がそろっている気がする。
 
5R500万下 3着 リゼルヴァ 今回の能勢さんの危険馬(次走危険)
手応えの割に伸びないというのがこの馬。最後の詰めが、末脚の持続力がないというレース。内から伸びてきたメジロキルデアに差されての3着。そこそこまでは来るが、勝ちきるまではキツイというレースが続いている。これがリゼルヴァの本質的なもの。ということで、人気にはなるが危険という判断を下した。

追ってからの甘さに課題を残リゼルヴァ。勝ちきるまでにはまだ至らない。
 
8R500万下 勝ち馬のみが対象の高レベルレース
  1着 ザプレイヤー 体が一気に絞れて良くなっていた。3コーナーからスルスルとインを進出して楽に抜け出した。レース見ると荒れた馬場はかなりうまい部類と言えるので、これは昇級してもこうした馬場の時は覚えておきたい。
 
11R福島記念 1着 ウインブレイズ 前回は繰り上がりの重賞制覇ということになったが、今回は着差は少なくても、正真正銘文句なしの重賞制覇となった。左周りのマイルくらいがベストだなと思っていた次期もあったが、道中我慢できるようになったことが、勝因だろう。2000mもこなせましたし、今の充実を示している。