2002年3回福島3日目・4日目

馬場のコメント
日にちによるばらつきが大きい。これは土曜日の方が、時計が出やすくて、出やすいといってもプラスの馬場差が多いが…。日曜日の方が使われた分かかるという傾向は続いている。3回開催1週目は水準前後に戻しているが、Cコースに変わった先週、さらに時計がかかってきている。

連続開催も6週目に入り、Cコースに変わっても時計がかかる傾向になった。あと2週仮にローラー整備で土曜日の速い時間帯のレースはそこそこ時計が出る可能性はあるが、使い込むと悪化ささけられない現状。土曜日より日曜日の方が、時計がかかる週が多いというのはソレが示しているだろう。先週もそのパターンだった。
前の開催から速い時計の出やすいコンディションが続いている。先週もその傾向は変わっていない。特に日曜日は土曜日夜からみぞれ混じりの雪が降った影響で一気に高速化してマイナス1秒5となっている。

土曜日・9R、11R辺り、タイム差がかなり大きく、速くなっているが、この辺りは7Rくらいから降り出した小雨の影響もあのではないかと考えたが、9R・11Rの勝ち馬というのはかなり強い競馬をしまして、能力が上でこの速いタイム差に繋がったと考えた。なので、多少雨の影響があったかもしれないが、馬場差はマイナス0秒5前後が妥当だと判断し、設定している。

11/9 芝=+0.5(+0.3) D=-0.5(-0.3)
R 距離 優勝馬 条件 走破T T差 修正
1R T1700 エピソードシチー 未勝利 1.45.0 +0.4 -0.1
2R T1000 エイシンカラミンサ 新馬 0.58.8 +0.3 -0.2 ±0
3R D1700 ニシノカグヤヒメ 500万下・牝 1.47.7 +0.4 +0.9
4R D1000 サチノラヴィ 500万下・牝 1.00.0 +0.2 +0.7 +0.5
5R D1700 ビッグミラクル 500万下 1.47.7 +0.4 +0.9
6R D1700 クラクエンリーグ 500万下 1.46.7 -0.6 -0.1
7R D1700 ヤマニンアプソリュ 500万下 1.47.3 ±0 +0.5
8R T1200 ニシノブレスレット 500万下・牝 1.10.0 +0.3 -0.2 ±0
9R D1700 サンエムゴールド 500万下 1.45.8 -1.5 -1.0
10R T1700 アサクサピューマ 原町特別500 1.42.8 +0.2 -0.3
11R D1700 ホッカイゴッホ 渡利特H1000 1.44.8 -1.7 -1.2
12R T2000 エーティーダイオー 奥只見特500 2.01.8 -0.7 -1.2
3R500万下・牝 低レベルレース
メンバーが牝馬限定戦を選んで使っているようなメンバーで上位着順の馬は、同じように限定戦のレースだと、それなりに走れると判断できるが、低レベル決着も仕方のないメンバー構成だった。
 
5R500万下 低レベルレース
上の3Rと同じタイム。時計がかかったことによって未勝利馬同士が1・2着だったということはそもそも低レベルの証明だった。
 
9R500万下 高レベルレース
  1着 サンエムゴールド 一息入れたことが、良化に繋がったのか、力強い競馬をした。中団の後ろに待機して徐々に進出。直線でははじける様な伸びを見せた。上のクラスでも通用しそう。

上に上がっても通用しそうだと言ったが、メンバーとの組み合わせがあり、本当に強い組み合わせとなった場合、果たして番組推奨馬まで推せるかどうか…。
 
11R渡利特別 高レベルレース
  1着 ホッカイゴッホ 気分よくマイペースで逃げた。得意の福島コースだが、このパターンなら鬼に金棒という感じだった。勝って再度同クラスなだけに、次走も注目されるだろうが、ただ、こういった馬は 同系との兼ね合いがいつも鍵になるので、その辺は頭に止めて置きたい。

展開に注文のつく馬なのでこれも番組推奨馬としては推しづらいと。
 
11R奥只見特別 高レベルレース
  1着 エーティーダイオー ハイペースの離れた好位を余裕で追走して、4コーナーで先頭に並んでそのまま押し切った。今の馬場の様にある程度上がりがかかる状態になると強い所を見せる。

まだ強くなる馬だが、昇級してもし速い馬場になった場合、半信半疑なところがあり、番組推奨馬にはできず。