2002年5回京都1日目・2日目

馬場のコメント
芝 前開催7日目までマイナス1秒台が続いていたが、流石にAコース使用が5週続いたので、時計かかり出してきている。特に先週はそうだった。とはいえ、まだマイナスの馬場差ではある。今週からBコースに変わるので、さらにマイナス方向に戻すかもしれない。
ダ 前開催7日目まで、少しだけ時計のかかるコンディションで安定していたが、8日目は突如として時計がかかった。この点はこの後、時計比較する点の注意事項。先週どうなるか注目していたが、雨の影響で脚抜きが良くなって、初日の土曜日は秋の京都開催でダートでは初めてマイナスの馬場差になった。

11/2　芝=-0.7(-0.4)　D=-0.2(-0.1)
R 距離 優勝馬 条件 走破T T差 修正 短
1R D1200 不 カントリースタイル 未勝利・牝
1.14.0
+0.3
+0.5
+0.4
2R T1600 良 ナムラモンスター 未勝利
1.35.5
+0.7
+1.4
3R D1400 不 サカラート 新馬
1.26.2
-0.9
-0.7
-0.8
 高
4R T1600 良 ヒシアジール 新馬
1.36.5
+0.2
+0.9
5R D2910 良 スキャニングジョイ 障害未勝利
3.18.0
6R T2000 良 ザッツザプレンティ 新馬
2.01.8
-1.6
-0.9
 高
7R T1400 良 ワンダフルデイズ 500万下
1.21.7
-0.7
±0
-0.3
8R D1200 重 ローズレディ 500万下・牝
1.12.6
±0
+0.2
+0.1
9R T1600 良 ナックブレーヴ 東山特H1000
1.34.5
-0.1
+0.6
10R D1400 重 タガノチャーリーズ 天ヶ瀬特1000
1.24.1
-0.6
-0.4
-0.5
11R T1800 良 ビッグゴールド カシオペ
1.46.8
+0.8
+1.5
 低
12R D1800 重 ユーロウインド 500万下
1.53.1
-0.3
-0.1
3R2歳新馬 高レベルレース
土曜日のダートでベストのタイム差をマークした。結局先週の京都で高レベルに挙げたのは芝・ダート共新馬戦からだった。西では例年この開催と次の5回阪神で各厩舎の期待馬が続々デビューしてくる。今年もこれまでの開催に増して、新馬戦が楽しみになってきた。
　 2着 ギャオ 今回の番組推奨馬(次走注目)
直線半ば、外のサカラートが先頭に立って1着、ただギャオもバテテはおらず2番手は確保。3着ブラックスキャンには5馬身差をつけていた。脚抜きの良いコンディションだったとは言え先頭に立って、終いまでバテずにスピードを維持していた。次回は粘りも増すと見て首位候補。

敗れはしたものの、3着以下には5馬身と大きな差をつけていたギャオ。次走はきっちりと期待に応えてくれそう。
　
6R2歳新馬 高レベルレース
馬場差を考慮しても基準より0秒9速い勝ちタイムだった。
　 1着 ザッツザプレンディ 直線加速がついてからの脚が目に付いた。前半1000mが1分2秒1とスローペースだったのにも関わらず、上がりをまとめてこれだけの時計をマークした点は高く評価できる。
　
10R天ヶ瀬特別 1着 タガノチャーリーズ 今回の山本さんの狙い馬(次走注目)
ブランクがあったのにこの圧勝には驚いた。ゴール前では手綱を押さえるほどだった。接戦だった2着争いとは逆に4馬身差をつける勝利だった。しかも、メンバーが揃っていただけに驚いた。今回およそ7ヶ月ぶりの実践だった。16キロ増は成長分もあったと思いますが、それにしてもこれだけブランクがあって4歳以上の馬とは始めての対戦。ダートも始めてだったのに先手を取って並ばれることなく余裕で押し切ったということで、休養前から前半のスピード・ダッシュ力はかなり目立った馬だったが、今回でダート適正が高いことがわかった。昇級しても注目したい。

厳しい条件を楽々と克服してみせた、タガノチャーリーズ。ダートの適正は相当高そうで、昇級戦から目が離せない存在になりそう。
　
11RカシオペアS 低レベルレース
馬場差を考慮すると基準より1秒5遅い勝ちタイムだった。ただ、このレース、エアエミネムを筆頭に5ヶ月以上ブランクのあった馬が6頭居た。これらの馬の次走上積みには注意。
　
12R500万下 1着 ユーロウインド 前回の山本さんの危険馬(結果コメント)
言い訳できない。完勝だった。