2002年3回中山3日目・4日目

馬場のコメント
開幕週は芝刈りを行わず、15cmの長さで先週は中間に芝刈りを行い、通常の10cmの長さだった。時計の出方といったら開幕週の速い馬場で、特にインをうまく立ち回った馬が好成績を残すというような傾向が見られた。尚、今週よりBコースが使用される。
開幕週は馬場設定できずという設定なしとしたが、2週目を終えてもまだ、謎が深まる馬場、変調馬場。

タイム表を見てもらうとよくわかるが、土曜日は先週と同じ様な傾向で、1200mはマイナスの値、1800mは先週に輪をかけて急激に遅いタイムになっている。ちなみに両方中距離設定で、1200mがマイナス0秒8くらい。1800mがプラス1秒5くらいの馬場で、全く違うつじつまの合わないというように差が開いてしまった。日曜日になると1800mが一鞍だけしか無いとは言え1200mが急にかかるようになって、1200mと1800mのバランスが急に合ってしまう。ただ、1200mの比較からしても土曜から日曜にかけて急にこれだけ遅くなることがあり得るのだろうか。1800mが急にこれだけ急に速くなることがあるのだろか。ということで、縦の比較だけだと、日曜はプラス0秒1という馬場設定をしても良いが、そこに至までの課程が納得いかないので括弧ということにした。

10/12 芝=-1.4(-0.7) D=1200m=-0.8(-0.4)/1800m=+1.5
R 距離 優勝馬 条件 走破T T差 修正
1R T1600 カフェフロリデアン 新馬
1.38.4
+1.5
+2.9
2R D1200 グリーンヴィガー 未勝利
1.13.5
-0.2
+0.6
+0.2
3R D1200 トップパシコ 新馬
1.13.0
-0.8
±0
-0.4
4R D1200 タカミコタン 500万下
1.55.6
+1.5
+2.3
+1.9
5R D1800 フジデトリアーノ 500万下
1.55.7
+1.6
+0.1
6R D1200 オメガダイヤ 500万下
1.12.5
+0.4
+1.2
+0.8
7R T1200 ダイワマイクル 500万下
1.08.2
-1.4
±0
-0.7
8R D1200 ニシノマキシマム 500万下
1.11.8
-0.3
+0.5
+0.1
9R T3350 ヒゼンホクショー 東京オーHJG3
3.44.4
10R T1800 ユキノサンロイヤル ニューH1600
1.48.0
+0.4
+1.0
S
11R D1200 グラスベンチャー 茨城新聞1000
1.11.0
-0.5
+0.3
-0.1
12R D1800 フサイチストラトス 江戸川特1000
1.54.6
+1.5
±0
1R2歳新馬 低レベルレース
マイル戦にしては極端にペースが遅く、馬場差を考慮すると3秒近く遅い決着時計となった。こういったスローペース、ラスト3ハロンから上がりを一気にまとめるとスローペースではないと言い切ることができるが、このレースでは競馬と言えたのは正味ラスト1ハロンだけ。現段階では低レベルに入れざるを得ない。
  1着 カフェフロリデアン ゴール前外からカゼヲキッテが併せにに来たときもう一度伸びた勝ち馬、カフェフロリデアンは素質があるのはこのこと一つとっても間違えないだろうが、まだ、道中真面目さが足りず成長途上の評価。このタイムは評価できない。この後の成長待ちということになるだろう。
 
6R500万下・牝 低レベルレース
馬場設定はしていないが、1200mが速い傾向にあった土曜日のダートでこの時計は平凡。上がり1ハロンはかかっていますし、全体の時計が土曜日の速いダートの中ではこの一鞍だけが、突出して遅かった。馬場差を設定していなくても低レベルとした。
 
10RニューマーケットC スローペースの影響で時計の遅かったレース
スローの上がりの競馬。正味3ハロン上がりの速いラップが続いたので、低レベルではない。