2002年2回新潟5日目・6日目

馬場のコメント
先々週の4日目の芝コースは雨の影響で時計が掛かって水準程度にまでなった。先週ま再びマイナスの馬場差と。見た目はかなり悪いが、時計は出る魔法の馬場という感じ。競馬当日の雨が少なかったことと、内回りと外回りとをうまく使い分けた事が3回連続開催で最後までもった要因。この辺は新潟の馬場を管理している方の努力があったであろう。
1・2週目より時計が速く、水準より少し速いコンディションでレースが行われ、逃げ馬の活躍が目立った。4日目の午前中は先週も触れた通り雨の影響が残って-1秒2程度の馬場差だった。この4日目の馬場は別ものだったと考えておく。+0秒2は4日目に午後を対象にしたもの。

9/21 芝=-0.4(-0.2) D=-0.2(-0.1)
R 距離 優勝馬 条件 走破T T差 修正
1R D1200 ベルグフリート

未勝利・市

1.13.0 -1.2 -1.0 -1.1
2R T1600 ミッキーベル 未勝利 1.36.0 -0.1 +0.3  
3R T1400 ロケットパンチ 新馬 1.22.9 -0.6 -0.2 -0.4
4R D1800 ルスナイムスメ 未勝利・牝 1.55.8 -0.2 ±0  
5R T3250 トウカイロッキー 障害OP 3.30.7
6R D1200 クレルヴォ 未勝利 1.14.5 +0.9 +1.1 +1.0
7R T1200 コスモサーティーン 未勝利 1.10.0 -0.2 +0.2 ±0
8R D1200 ティエッチコマンド 500万下 1.12.9 +0.2 +0.4 +0.3
9R T1000 スプリングクレタ 飛翔特別500 0.55.1 -0.9 -0.5 -0.7
10R T1800 ロイスジュニア 加治川特1000 1.46.0 -0.4 ±0  
11R T1400 ナムラマイカ セプテH1600 1.20.8 -0.2 +0.2 ±0
12R T2000 エアスムース 500万下 1.59.6 -0.6 -0.2  
1R2歳未勝利 高レベルレース(対象は勝ち馬のみ)
  1着 ベルグフリート テンから行き脚が他馬とは全く違って、追いすがる馬達を振り切ってハナ。速いペースで逃げてそのままブッちぎってしまった。まさにダートで一変といった内容。母ヒナニンギョウはかなり気性の荒い勝ち気な馬だったが、そのスピードと気性を受け継いでいる。昇級してもダートの短距離戦なら有力。

2歳500万の短距離戦が少なくてうまく使いたいt所が使えるかというところもありますし、函館や札幌の高レベルの馬がかなり居たのでそこらと比べてどうかなという点。高いレベルでの対決になった時に足りるかが不安なので番組推奨馬にはいたらず。
 
3R2歳新馬 2着 ラッシュトゥウイン 今回の能勢さんの危険馬(次走危険)
勝った馬を除けば、かなり低調な組み合わせ。勝った馬の勝ち時計は水準よりむしろ上だが、この内容では不安。また、左周りで外にもたれるという走りは、次に中山の右回りになって、スムーズに走れるという可能性が十分にあるが、1番人気2着が2戦続いて、このレースでも120円の人気になったが、そこに見合うほどの信頼度はない。とあえて勝負の危険馬。

力はあるものの初戦に続いて外にふくれスムーズな走りができなかったラッシュトゥウイン。次走も人気は必至ながらその人気に見合う人気は無い。
 
6R3歳未勝利 低レベルレース
1.14.5。馬場差を差し引いても低調と言える。キャリアの浅い馬も居るがこのレースだけで見直せるという馬は居なかった。
 
9R飛翔特別 高レベルレース
全体的に粒揃いだった。レース前から500万の芝の短距離ではなかなか有力な馬が揃っていた。
  1着 スプリングクレタ その粒が揃っていた中でも力はハッキリ一枚上と。詰まっていた前走とはうって変わり、このレースはスムーズに走って実力発揮。ダートで2勝していまして芝では初勝利となりましたが、明らかに芝向き。体質が弱くて使い込めない弱みがありますし、今回も直前の追い切りを控えるなど、工夫をしての出走。レース間隔を空けながらの出走になるだろうが、状態さえ良ければ1000万クラスでも十分通用する。

体質の弱さから間を空けながらというところが少し不安な所で番組推奨馬にはならず。
 
12R500万下 1着 エアスムース 前回の番組推奨馬(結果コメント)
休み明けながら、ローエングリンをあおっていただけに非常に仕上がりが良かった。最後エスピノーザ騎手が交わされたのを差し返してという勝利で実力通り。また仕上げもうまくいったというレース内容。