2002年4回阪神3日目・4日目

馬場のコメント
前半2週は速い時計の出やすいコンディションが続いています。今週からBコース使用となり、荒れた部分を使わないので速い時計の出やすい傾向が続くだろう。
1週目と2週目でかなりコンディションが異なった。1週目は雨の影響で脚抜きが良く、速い時計が出やすいコンディション。一方先週は水準のコンディションだった。つまり、先週が時計が掛かったというよりは、1週目がかなり時計の出やすいコンディションだったということ。

9/15 芝=-1.0(-0.5) D=+0.2(+0.1)
R 距離 優勝馬 条件 走破T T差 修正
1R T1200 プラントパラダイス 未勝利 1.10.2 -0.5 +0.5 ±0
2R D1200 ルンルンスズカ 未勝利・牝 1.13.8 +0.2 ±0 +0.1
3R D1400 ハルノサイテン 未勝利 1.27.5 +1.0 +0.8 +0.9
4R D1400 プラチナフェザー 新馬 1.27.6 +0.4 +0.2 +0.3
5R T1600 サイレントディール 新馬 1.36.9 -0.1 +0.9   S
6R D1800 トウショウコーラル 未勝利 1.55.2 ±0 -0.2  
7R D1200 エイユーレジェンド 500万下 1.13.7 +1.0 +0.8 +0.9
8R T1200 アタゴバクシン 500万下 1.08.6 -1.2 -0.2 -0.7
9R T1600 クレンデスターン 野路菊S 1.35.6 ±0 +1.0   S
10R T1200 フィールドスパート 仲秋特別1000 1.08.3 -1.0 ±0 -0.5
11R T2000 ファインモーション ローズSG2 2.00.1 -0.4 +0.6  
12R D1800 シークェンス 500万下 1.54.4 +0.6 +0.4  
3R3歳未勝利 低レベルレース
先週の阪神ダートでワーストタイのタイム差だった。次の4Rの一世代下の2歳新馬戦よりも0秒1だけ速いというのも低い評価になる。
  3着 ケンタウルスシチー 今回の山本さんの危険馬(次走危険)
次走連の候補とは考えづらい。勝ち馬から9着まで0秒3差にひしめく混戦。勝ち時計自体低レベルに入れた様に遅いものだった。また、ゴールでは後続と差のない3着でしかもコースロスのない内を通ってのものでしたから、3着ということで人気になるようなら嫌って妙味あり。

勝ち馬から0秒2差の3着に好走した、ケンタウルスシチー。勝ち時計が平凡な低レベルレース。この3着で評価が上がるようなら嫌って妙味。
 
5R2歳新馬 スローペースの影響で時計の遅かったレース
水準・水準前後のタイムで速い時計の出やすい馬場コンディションだったことを考えれば、見かけのタイムは評価できないが、いずれも前半スローで上がりはまとめていて低レベルには入れられない。
 
6R3歳未勝利 8着 イサミチカラオー 前回の山本さんの危険馬(結果コメント)
7番人気でしたが、このレースは混戦。一番人気の馬で4倍台のオッズ。そういう中での危険馬としての価値はあった。
 
7R3歳上500万下

低レベルレース
上の3Rと共に先週の阪神ダートでのワーストのタイム差だった。レース前はそれほど低レベルな組み合わせと
は思えなかったが、実際時計は遅かった。

  2着 メイショウカザハヤ 前回の番組推奨馬(結果コメント)
全体に時計の遅い低レベルレースだったが、この2着はヒットだった。人気だったチアズシャウトとジャングルビートは前走新潟1200mを使っていて、表面上ではメイショウカザハヤよりは上だった。ジャングルビートは落馬の不運があったが、その馬達に先着したというのは今回は低調な場だったかもしれないが、番組推奨馬としては時計面で推した価値はあったと思う。
  6着 チアズシャウト 1番人気。2走目の反動だったのかもしれない。今回3枠6番からのスタートで、この馬は外枠からスンナリ行けた方が良いのかもしれない。
 
9R野路菊S スローペースの影響で時計の遅かったレース
水準・水準前後のタイムで速い時計の出やすい馬場コンディションだったことを考えれば、
見かけのタイムは評価できないが、いずれも前半スローで上がりはまとめていて低レベルには入れられない。
 
11RローズS 1着 ファインモーション 休み明け2走の走りからココでもまず通用するであろうと思われたが、それにしても圧巻のレースぶりだった。しかもまだ余力たっぷりだったので、同じ世代の牝馬では能力が違う。時計が思ったほど速くなかったのは前半スローペースだった為で心配する必要はない。秋華賞でも当然首位候補で、その後のG1戦線でも活躍が見込める。
  2着 サクラヴィクトリア 休み明けの前走クイーンSでも4歳以上の馬を相手の3着と好戦して、ココでも後方からよく追い込んで来たが勝ち馬が1枚も2枚も上だった。
  3着 トシザダンサー およそ3ヶ月半ぶりの実践で14k増は成長の証。自力強化をアピールする走りで、直線よく追い込んできた。
  10着 ユウキャラット 休み明けですんなり先行できなかった事も響いた。
  15着 ビーポジティブ ユウキャラットの競り合う形になってしまい同じ様な事が敗因と言える。ただ、現状ダートの方が良い。
  16着 アローキャリー 序盤折り合いを考えて外目を行ったのかもしれないが、2000mが長かった感じ。ただ、休み明けということもあり、次走マイル辺りに出走してくれば注意したい。
 
地方レース 2着 ハリケンベイブ 前回の山本さんの危険馬(結果コメント)
公営名古屋で走った。