2019年2回小倉11日目

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  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜は設定不能だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス1秒台になることはなく、開催が進むにつれ時計が掛かって行った。
 月曜から金曜の朝まで毎日雨が降っていて、土曜の早朝は重だった。レースは4Rまで稍重、5R以降は良で行われたが、馬場差は変動ではなく、10日目の後半と同じだった。日曜は早朝からずっと雨が降り、完全な道悪競馬となった。馬場差は設定不能としたが、どういうことかと言うと、先週の日曜のあの馬場で、タイムの優劣を決めてもあまり意味はないと。そういう意味だと捉えてください。土曜の前半は内も伸びたが、土曜の後半は外が優勢。日曜の前半も外が伸びていたが、日曜の中盤ですね、この辺は外も傷んだのか内も来るようになって、その後日曜の後半はまた外が伸びるという、目まぐるしく変化するトラックバイアスになっていた。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒1からマイナス0秒7への変動、日曜がマイナス1秒4だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響度によって時計の出方が異なり、大まかに見ると、開催前半は水準レベル、後半は雨の影響で時計が出やすくなった。
 月曜から金曜の朝まで毎日雨は降り、土曜は8Rまでが重で、12Rは稍重だった。徐々に乾いて行ったので馬場差は変動で、後半ほど時計が掛かるようになっているが、まぁそれでも1日を通して脚抜きの良い馬場だったという事。日曜は早朝からずっと雨が降っていたが、1Rの時点で既に水が浮いていて、それ以上雨が降ってもあまり変わらないという感じの馬場だった。さらに昼前からは小雨になって、水分が下から抜ける分だけ上から補充されているような状況。そのため馬場差は変動でなく、1日を通して高速馬場だったが、水が浮いていたのでマイナス2秒クラスの超高速馬場ではなかった。


  タイム分析
 2019/08/31 (土)  芝=-0.2  Bコース
 2019/08/31 (土)  ダ=-1.1 → -0.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T2000 フルートフルデイズ    牝2 未勝利 2:02.2 +0.5 -0.3 +0.4 -0.2 D C 6.56
3R D1000 ディーズファンシー    牝3 未勝利 0:58.4 -0.6 --- ±0 -0.6 C C 6.85
4R T1200 パーティナシティ    牡3 未勝利 1:08.8 -0.3 --- -0.2 -0.1 C D 5.60
5R T1200 パドゥヴァルス    牝2 新馬 1:09.4 -0.3 --- -0.2 -0.1 C C 7.88
6R D1700 アイタイ    牡3 未勝利 1:45.9 -0.4 --- +0.6 -1.0 D C 5.85
7R T2000 ルベリエ    牝3 未勝利 2:00.5 -0.3 --- -0.1 -0.2 C C 6.54
8R D1000 ノボリレーヴ    牝4 1勝クラス 0:58.5 +0.1 --- +0.6 -0.5 D C 8.29
9R T1200 キャスパリーグ    牝5 八幡特別(1勝) 1:08.4 -0.1 --- ±0 -0.1 C C 6.00
10R T2000 レオコックブルー    牝4 玄海特H(2勝) 1:58.8 -0.4 --- -0.2 -0.2 C D 5.33
11R T1200 メイショウカズヒメ    牝5 北九州H(3勝) 1:08.2 +0.5 --- +0.6 -0.1 D D 7.50
12R D1700 ゴールドパッキャオ    牡4 1勝クラス 1:45.6 +0.4 --- +1.1 -0.7 E D 6.00

小倉10R 玄海特別 注目
 3着だったルナステラについて。
3着:ルナステラ 
 これ一見4コーナーで上手く内を回って来たように見えるが、その時手応えは悪くて、何か窮屈な走りだった。やはり小回りコースは合わないなぁと感じさせた。また、土曜の後半の芝は内を通ることにメリットは無くて、直線では外が伸びる状態。3頭の一番内で伸び負けしたのは仕方がないと思う。これまでの2勝は京都外回りと新潟外回りで、1勝クラスでの2着3回も中京と新潟外回り。昇級初戦で2勝クラス3着だった前走も新潟外回りで、直線の長いコースが合う馬。それだけに小倉で3着というのは価値があり、得意のコースならこのクラスも勝てそう。
小倉12R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムだった。

  馬券Summary
古馬との初対戦はむしろ有利
 降級制度が廃止されて、夏の1勝クラス・2勝クラスがどのような傾向になったのかシリーズ第3回。前回に続いて1勝クラスを取り上げる。今回は1勝クラスにおける昇級初戦ではない3歳馬についてだが、前回や前々回と同じく集計期間は今年の6/1から8/11までとしている。その後もう3週経過しているが、集計期間を統一するということ。それから、降級制度の廃止は夏の特に前半戦に大きく影響していると思われるので、あえて早めに期間を切ったという理由もある。まず、過去2回をちょっとまとめておくと、1つ目は「2勝クラスでは昇級初戦の3歳馬が好成績を残している。なおかつ1勝クラス、あるいは500万下を勝った時のタイムランクの信頼度が高く、さらにCランクで勝った馬でも昇級初戦で好走する事が多い」という事だった。
そして1勝クラスだが、こちらは「昇級初戦の3歳馬はそれほど好成績ではなく、特に夏になってから好タイムで勝った馬の成績が良くない」という事だった。
古馬との初対戦はむしろ有利
 さて本題に戻るが、2勝クラスでは前走でオープンに出走していた3歳馬よりも、昇級初戦の3歳馬の方が実は好成績だったが、1勝クラスでは前走でオープンに出走していた3歳馬を嫌うべきではない。前走、オープンで9着以内なら連対率は5割を超えていますし、前走10着以下でも昇級初戦の3歳馬よりは成績が良い。
古馬との初対戦はむしろ有利
 次に前走も1勝クラスあるいは500万下だった3歳馬について。前走が2歳・3歳限定の500万下だった馬と、前走も3歳以上の1勝クラスだった馬に分類してみたが、ここからわかることは古馬との初対戦というのは、全然不利じゃないという事。狙うべきはむしろ古馬と初対戦の3歳馬であって、特に3歳限定の500万下で6着以下に負けていた馬は、期待値や回収率が高い。降級制度が廃止されて、古馬との初対戦でどうかといった類の厩舎コメントは流石にかなり減ったが、まだ時々出て来る。トップクラス同士なら、夏の時点では3歳馬が古馬に対して劣勢である事は明白だが、夏の1勝クラスや2勝クラスでは3歳馬と4歳以上では在籍クラスにギャップがある。どういう事かと言うと、5月の時点の3歳500万下ってオープンの一歩手前。もう1個勝てばオープン。一方、4歳以上の5月の時点の500万下・1勝クラスというのは、最下級条件。2勝クラスに関して言えば、2勝していれば3歳馬はオープンですから。それが2勝クラス。去年までは降級でバランスが取られていたけれども、それが廃止されて完全に、能力と在籍クラスにギャップができている。そのギャップが今年からより大きくなった訳ですから、下級条件では4歳以上の方がむしろ、3歳との初対戦でどうかと心配される立場になったとのだ思う。

 秋競馬に向けて、ここ3回で取り上げたのは、あくまで夏競馬のしかも前半の傾向だという事。夏の間に勝ち上がるべき3歳馬が勝ち上がった後の秋競馬では、夏競馬のように3歳馬が圧倒的に優位という傾向が続くとは限らないと思う。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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