2019年1回函館1日目

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  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒5、日曜がマイナス1秒2だった。
 開催初日は昨年と全く同じマイナス1秒5だった。2日目は初日よりも水準方向に動いたが、これは雨の影響を受けたため。乾いた馬場なら前半は、初日に近いレベルで推移して行ったが、函館はですね急に時計が掛かり出す事がありますから、この点には注意しておいてください。昨年7月以来の開催で、前に行った馬の粘りが目に付いたが、初日の2着馬はほとんど控えていた馬。差しが届かなかった訳ではない。函館は1回開催・2回開催ともに3週で、トータル6週。2回開催1週目までこのままAコースが使用される。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒5だった。
 土曜時点でマイナス1秒1。雨の影響を受けて、終日重馬場だった日曜はさらに時計が出やすくなった。良馬場だった開催初日がマイナス1秒台だったという事は、ぜひ覚えておいて下さい。連対馬の脚質についてだが、勝ち馬はほとんど前へ行った馬。ただ、2着には差し馬も入っていた。


  タイム分析
 2019/06/15 (土)  芝=-1.5  Aコース
 2019/06/15 (土)  ダ=-1.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1200 アドマイヤデルタ    牡3 未勝利 1:08.9 -1.0 --- -0.1 -0.9 C D 7.40
2R D1700 ファンタスティック    牡3 未勝利 1:47.0 -0.6 --- +0.5 -1.1 D E 7.20
3R D1000 ブルーファンク    牝3 未勝利 0:59.3 -0.6 --- ±0 -0.6 C E 6.88
4R T2000 メガディスカバリー    セ3 未勝利 2:00.5 -1.7 --- -0.2 -1.5 C D 5.57
5R T1000 ブルーパピヨン    牝2 新馬 0:58.1 -0.4 -0.2 +0.2 -0.8 C D 7.22
6R D1700 シンライ    牡3 未勝利 1:45.8 -1.8 --- -0.7 -1.1 B E 7.90
7R D1000 アースミステリー    牡5 1勝クラス 0:59.3 +0.1 --- +0.7 -0.6 D E 8.38
8R T1200 ジョーマンデリン    牝3 1勝クラス 1:08.6 -0.8 --- +0.1 -0.9 C E 6.30
9R D1700 ソルトイブキ    牡3 1勝クラス 1:46.1 -0.3 --- +0.8 -1.1 D D 8.18
10R T2600 ジャディード    牡4 駒ケ岳特(1勝) 2:43.2 +1.9 -0.7 +3.2 -2.0 SL D 6.88
11R T1200 レコードチェイサー    牝3 HTB杯(2勝) 1:08.6 -0.4 --- +0.5 -0.9 D D 6.90
12R T1800 サクラユニヴァース    牝4 遊楽部特(1勝) 1:48.3 -0.2 -0.4 +0.8 -1.4 D E 5.00

函館1R 3歳未勝利 注目
1着:アドマイヤデルタ 
 勝ったアドマイヤデルタ、父はキンシャサノキセキ。今回骨折でおよそ11ヶ月ぶりの出走で、32キロ増。これは成長分だった。スピードの違いで難なく逃げ切った。今の時期の未勝利戦では、そもそも能力が違ったというで、昇級しても通用しそう。
2着:ティレニア 
 2着のティレニアは内をロスなく立ち回って2着。いかにも開幕週にありがちなケースだったが、距離短縮が功を奏してラストにしっかり脚を使えた点で収穫があった。
3着:ドゥシャンパーニュ 
 3着のドゥシャンパーニュ、2着はありそうな勢いだったが、追ってから思った程伸びきれなかった。これはまぁ久々の分と、勝った逃げ馬を追い掛けた分もあったと思う。次走に期待。
函館6R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムだった。シンライが今回は先手を取って逃げ切った。
1着:シンライ 
 勝ったシンライ。父はスウェプトオーヴァーボード。1番枠からハナに立つと、すぐに隊列が決まって、2頭のマッチレースになった。後続を引き離した競り合いで、ハナ差かろうじて凌いだ。現状は逃げ戦法がベストの模様。なお、この馬スタートで躓いたが、これは以前から指摘している事だが、芝スタートのダート戦を使った後、ダートスタートのダート戦を使うと、スタートで躓く事がよくある。
2着:カーブドシール 番組注目馬
 2着のカーブドシールは勝ち馬と同タイムのハナ差2着。3着には大差。ということで、次走は普通に勝てると思う。
3着:メイショウフナカジ 
 3着メイショウフナカジ、2着から1秒7も離された。3着とは言え、自身タイムランクはE相当。
4着:パリッシュブルー 
 4着のパリッシュブルーは、3着からさらに5馬身差。ただ、この馬普段からテンションが高い。滞在競馬向きのタイプなので、牝馬限定戦なら通用するかもしれない。
函館10R 駒ケ岳特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずのスローの扱いとする。
函館11R HTB杯 注目
1着:レコードチェイサー 
 北海道競馬からJRAへ移籍して2連勝を飾った、レコードチェイサーについて簡単に触れておく。父はディープブリランテで、血統・配合的な特徴はサンデーサイレンスの3×4のクロスを持ってるということ。1000m通過が56秒1ですから、さすがにラスト200mは失速。これは仕方ない。タイムランクはDになるが、昇級してもスピードは通用しそう。

  馬券Summary
今の4歳馬は毎年、普通に強い
 一昨年のマイルチャンピオンシップで、ペルシアンナイトが優勝したが、3歳馬の優勝は2000年のアグネスデジタル以来で、負担重量56キロの3歳馬の優勝は史上初めてだった。そして昨年も3歳のステルヴィオが優勝した。そのステルヴィオだが、6月の2歳新馬戦を1分34秒8で勝って、この時点でもう朝日杯フューチュリティステークス並のレベル、その能力を示していたと思う。昨年は、6月の2歳新馬戦でグランアレグリアが1分33秒6で勝って、2着のダノンファンタジーは1分33秒9だった。やはりですねこの時点で、阪神ジュベナイルフィリーズ、いやもう桜花賞レベルの能力を示していたという訳です。何が言いたいかと言うと、育成と調教技術の進歩などから、もう2歳の6月は以前の2歳12月に匹敵する体力が身についていると考えるべきだということ。時計の針を半年進めて考えてみましょうということです。話をさっきのマイルチャンピオンシップに戻すと、今3歳秋の時点で3歳牡馬56キロで、4歳以上の牡馬は57キロと、もう互角に戦えるということです。この考え方は、マイルチャンピオンシップに限らないことを示している。表をご覧下さい。
今の4歳馬は毎年、普通に強い
この表だが、平地の4歳以上の重賞について、世代別の成績が表示されている。比較のために、2008年・2009年目そして最近2018年・2019年の成績をピックアップしている。4歳以上の重賞ですから、3歳馬が年上の馬とともに出走する下半期の重賞は含まれていない。
 この表を見ると、近年は4歳馬が強いことがわかる。昨年・今年の合算成績を見ても、勝率・連対率・3着内率の全てで父親の世代を上回っている。昨年秋以降に、今年の3歳馬は強いと、つまり今年の4歳馬は強い強いと言われて来たが、この表に見るように、もう今の時代は、世代レベルに関係なく、普通に4歳馬が強い。昔の4歳馬の成績と比較して見ると、尚更よく分かると思う。このことを予想と馬券に活かすためには、先ほど言ったように時計の針を半年進める訳ですから、3歳秋は4歳春。4歳春は4歳秋と置き換える。一般的に競走馬が最も充実すると、そして強いと言われているのは、4歳秋と言われていますから、4歳秋は4歳春と考えなければならない。ところで、先々週G3のエプソムカップ・マーメイドステークスともに、4歳馬同士の決着だったが、連対した4頭は全て昨年までなら古馬の1000万下から1600万下に降級していた馬。降級制度がなくなって、4歳馬がそのまま高額条件に止まる背景を考えると、3勝クラスからオープンでは、しばらくは4歳馬上位で予想を組み立てて良いのではないかと思う。そして、秋競馬になったら、今度は3歳馬上位に切り替える。そんな戦略が有効ではないかと考えている。時計の針を半年進めるということは、3歳の9月は実質的には、4歳3月と考える。そういうことです。
解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
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