2019年2回阪神5日目

開催一覧
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2019/07/27 (土)
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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、週によって時計の出方が異なるが、土日ともに良馬場だったこの開催1週目・3週目は全てマイナス0秒7で、速めの時計が出るレベル。
 先週は月曜に2.5ミリの雨が降っただけ。芝が乾いてAコース5週目、つまりこの開催1週目の馬場差に戻った。雨の影響がなくても、中山ほど高速化しないのは、前回予測した通りBコースに変わって2週目で、内も荒れてはいなくて、コース取りや連対脚質の偏りはない。最終週もBコースを使用。良馬場なら時計の出方に変化はないはず。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒2だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス0秒5からマイナス0秒1の間で推移しており、大きな動きは無い。
 月曜以降雨が降らず、ダートが乾燥した状態。それでも標準よりは速い。日曜は特にゴール前が土曜より乾いて、0秒1程掛かっていた。脚質は短距離が逃げ・先行勢の活躍が目立って、1800mは差し馬の台頭が多かった。


  タイム分析
 2019/04/06 (土)  芝=-0.7  Bコース
 2019/04/06 (土)  ダ=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 チャチャチャ    牝3 未勝利・牝 1:55.5 +0.9 --- +1.2 -0.3 E D 8.73
2R D1400 オメガレインボー    牡3 未勝利 1:24.9 -1.2 --- -1.0 -0.2 A C 6.73
3R D1800 ケイアイパープル    牡3 未勝利 1:55.3 +0.7 --- +1.0 -0.3 E D 6.40
4R T1400 アレス    牝3 未勝利 1:22.6 -0.3 --- +0.1 -0.4 C C 6.28
5R D1800 レディマドンナ    牝3 500万下 1:53.7 ±0 --- +0.3 -0.3 C C 4.23
6R T1600 ゴータイミング    牡3 500万下 1:35.6 +0.7 -0.9 +0.4 -0.6 D C 5.00
7R D1800 シンコーメグチャン    牝4 500万下・牝 1:53.8 +0.7 --- +1.0 -0.3 E D 6.43
8R D1200 スピリットワンベル    牡4 500万下 1:11.9 -0.4 --- -0.2 -0.2 C D 7.13
9R T1600 エクレアスパークル 牡5 丹波特別1000 1:33.8 -0.2 -0.5 -0.1 -0.6 C C 7.13
エルプシャフト
10R T2400 イペルラーニオ    牡4 白鷺特別1000 2:25.4 -1.0 --- -0.2 -0.8 C C 7.67
11R T1600 ミッキーチャーム    牝4 阪神牝馬(G2) 1:33.6 +0.8 -0.6 +0.8 -0.6 D C 9.15
12R D1800 ナムラシンウチ    牡5 1000万下 1:53.0 +0.7 --- +1.0 -0.3 E D 9.36

阪神1R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。
阪神2R 3歳未勝利 タイムA
 基準より1秒0速い勝ちタイムだった。
1着:オメガレインボー 
 3ヶ月ぶりの実戦だったオメガレインボーが前走の12着から一変した。1着オメガレインボー、新馬戦をCランク相当で2着した後、2戦目の前走はゲートで立ち上がって惨敗していた。間隔を明けて立て直してきた。外枠から好スタートを切って、逃げ馬の2番手から余裕で抜け出して来た。半姉のファンシーリシェスはダート3勝馬だが、潜在的なスピードはこっちの方が上だと思う。500万下でも通用する。
2着:ヴァリアント 番組注目馬
 2着のヴァリアント、芝で4戦2着1回。取り消し後の初ダートだったが、直線でしっかり伸びて来た。スクリーンヒーロー産駒。芝は先行していたが、控えて差せたのが今回の収穫。3着馬には5馬身差をつけていて、この馬の完全タイム差はマイナス0秒8。次走は勝機と見る。
3着:マテラサンオウ 
 離された3着マテラサンオウ、ハイペースの展開に乗じて追い込んで来た。前と1秒差でも、初ダートの前走よりランクは上でCになるが、まだアテにできる程ではない。
4着:テイエムメロディー 
 4着のテイエムメロディー、強い勝ち馬に目標とされる逃げ。600m34秒7のハイペースでもあった。レベルが急に高くなっての失速だが、今なら1200mでも良さそうに思う。
阪神3R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。
阪神7R 4歳上500万下・牝 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。
阪神9R 丹波特別 
1着:エルプシャフト 解説危険
 タイムランクBの開催初日の天神橋特別で、0秒6差の3着だった。運びは完璧だったが、ジリ脚が悲しいと評価した。今回はCランクで、この馬でも勝負になる範囲内。また、前走同様に、馬群に入れてリズム良く走れていた。この辺、直線は勝たれたなと思ったが、それが同着になってしまうのはこの馬らしいところ。父ディープインパクト・母ビワハイジの超良血。1600万下に昇級しても人気になりそうなだけに、危険馬としたいと思う。
阪神11R 阪神牝馬S 重賞
 タイムランクがD・メンバランクはCだった。バラけたスタートだったが、ハナに立ったのはダイアナヘイローだった。ダイアナヘイローの逃げで、前半600mが35秒6。上がり600mは33秒6ですから、2秒も遅く、かなり緩やかなペース。団子状態の中、上位馬は全て前で運んだ馬だった。
1着:ミッキーチャーム 
 ミッキーチャームが距離短縮、初めての1600mに対応し、重賞初制覇。中山牝馬Sは長距離輸送で入れ込んで、競馬にならなかった。今回は落ち着いていましたし、初めてのマイルも問題なし。スローにも折り合いがついた。秋華賞2着馬、負担重量54キロなら勝って当たり前だと思う。ヴィクトリアマイルも首位候補だが、ポイントは1にも2にも、東京への長距離輸送。何か対策を取る必要があるかもしれない。
2着:アマルフィコースト 
 勝ち馬に半馬身差の2着が12番人気アマルフィコースト、3着が9番人気ミエノサクシードとあまり人気の無い馬が続いた。2着のアマルフィコースト、2番手を進み、ダイアナヘイローを一脚使って粘り込んだ。京都牝馬ステークス3着に続いての好走。恵まれてはいるが、それだけ状態が良い証拠でもある。
3着:ミエノサクシード 
 勝ち馬に半馬身差の2着が12番人気アマルフィコースト、3着が9番人気ミエノサクシードとあまり人気の無い馬が続いた。3着ミエノサクシード、以前スローのマーメイドステークスを4コーナー4番手から3着したことがある。今回も同じ。流れを察知した川島騎手のお手馬だからこその好判断だったと思う。
6着:カンタービレ 
 6着カンタービレ、3着ミエノサクシードと5着クロコスミアの間で狭くなった。ただ、割る程の脚もなかった。これは休養明けが影響したと思う。
7着:レッドオルガ 
 7着のレッドオルガ、この馬の脚質ではどうしようも無かった。大外を最後まで伸びている。無事にヴィクトリアマイルに出走できれば、東京新聞杯2着の実績から言っても、東京マイルでは今回のメンバーでは1番有力に思う。
8着:ラッキーライラック 
 8着ラッキーライラック、3コーナー手前で挟まれて、手綱を引っ張る不利があった。それからリズムが悪くて、4コーナーでは最後方近く。これでは勝負にならない。中山記念2着の先行策が活かせずに終わった。
阪神12R 4歳上1000万下 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。

  馬券Summary
福島・新潟では 好調の若手騎手に注目
 1回福島が開幕した。3週間6日間開催なので残り2週だが、その後は1回新潟開催されてオークスの週まで4週間行われる。こうした開催は若手にとっては、腕を磨く格好の場となるはず。また馬券の肝にもなりやすいということで、東西の若手騎手の中で、最近の開催から好騎乗として目に付いたレースを取り上げてみたいと思う。
3/31日曜日の阪神では、当時▲3キロ減、栗東所属の西村淳也騎手が6R・7Rを連勝した。共に5番人気で馬券的にも妙味があった。この週は2場開催。加えて、G1大阪杯の行われる阪神は当然有力騎手が集まる。その中で2勝したことの意味は大きいと思う。
 まず6Rのランドジュピター、はダートの長距離を使って来たズブい馬。自分からやめることも多いタイプを3コーナーから追いまくって追いまくって楽勝させた。
続く7Rのライオネルカズマ、この馬は障害帰りの芝短距離戦。距離が半分以上短くなった状況の馬を先行させて、3コーナーでは手綱を引っ張る不利がありながら、外へ出してリズムを取り戻させて、勝たせていた。そして西村淳也騎手は先週から△2キロ減で、平場における減量の恩恵は1キロ減った訳だが、1回福島に参戦して、土曜日に1勝。日曜日2勝。特に日曜はどちらも特別レースでの勝利で、10R芝2600mの燧ヶ岳特別は5番人気ニッポンテイオーで7馬身差の圧勝。12R芝1200mの喜多方特別は7番人気のラニカイサンデーに騎乗して、直線見事な差し切り勝ちを納めている。これらを含めて、今年で20勝。デビューした昨年の13勝を上回って、リーディングでは14位につけている。常に一生懸命に乗っている、そんな印象がある。

 3/31中山6Rでは、△印の菊沢一樹騎手が所属先の父菊沢隆徳厩舎の3番人気のインテンスライトで1着になった。前走でカントルやアドマイヤスコール・トーセンカンビーナなどと差のない勝負をしていたが、瞬発力のあるブーザーとか、ジュニアカップ2着のカルリーノなど、決め手上位の馬が揃ってもいた。追い出しを我慢すると、切れの差で負けると思っていたかどうか不明だが、4コーナー手前での早めのスパートがドンピシャリハマった。菊沢騎手は今年3勝と出遅れ気味。ただ、恵まれた環境であるのは確かなので、もっと勝って良いはず。その前日、土曜中山1Rでは☆印の木幡巧也騎手が1番人気のカッチョエペペで1着。所属先の牧厩舎の馬で、4戦全てに騎乗しているが、前走は内の馬を行かせて控えて、持ち時計を下回っての4着だった。当時もっと積極的に乗るべきだったとコメントしている。今回は雁行の先行争いを行ききって、持ち時計を短縮させての勝利だった。木幡巧也騎手は3兄弟の真ん中にあたる。先の菊沢騎手・藤田菜七子騎手と同期にあたり、先々週までに通算91勝を挙げている。今後とも注目したい。
解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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