2018年3回阪神3日目

開催一覧
2018/12/28 (金)
中山 阪神
2018/12/23 (日)
中山 阪神
2018/12/22 (土)
中山 阪神
2018/12/16 (日)
中山 阪神 中京
2018/12/15 (土)
中山 阪神 中京
2018/12/09 (日)
中山 阪神 中京
2018/12/08 (土)
中山 阪神 中京
2018/12/02 (日)
中山 阪神 中京
2018/12/01 (土)
中山 阪神 中京
2018/11/25 (日)
東京 京都
2018/11/24 (土)
東京 京都
2018/11/18 (日)
東京 京都 福島
2018/11/17 (土)
東京 京都 福島
2018/11/11 (日)
東京 京都 福島
2018/11/10 (土)
東京 京都 福島
2018/11/04 (日)
東京 京都 福島
2018/11/03 (土)
東京 京都 福島
2018/10/28 (日)
東京 京都 新潟
2018/10/27 (土)
東京 京都 新潟
2018/10/21 (日)
東京 京都 新潟
2018/10/20 (土)
東京 京都 新潟
2018/10/14 (日)
東京 京都 新潟
2018/10/13 (土)
東京 京都 新潟
2018/10/08 (月)
東京 京都
2018/10/07 (日)
東京 京都
2018/10/06 (土)
東京 京都
2018/10/02 (火)
阪神
2018/09/30 (日)
中山
2018/09/29 (土)
中山 阪神
2018/09/23 (日)
中山 阪神
2018/09/22 (土)
中山 阪神
2018/09/17 (月)
中山 阪神
2018/09/16 (日)
中山 阪神
2018/09/15 (土)
中山 阪神
2018/09/09 (日)
中山 阪神
2018/09/08 (土)
中山 阪神
2018/09/02 (日)
新潟 小倉 札幌
2018/09/01 (土)
新潟 小倉 札幌
2018/08/26 (日)
新潟 小倉 札幌
2018/08/25 (土)
新潟 小倉 札幌
2018/08/19 (日)
新潟 小倉 札幌
2018/08/18 (土)
新潟 小倉 札幌
2018/08/12 (日)
新潟 小倉 札幌
2018/08/11 (土)
新潟 小倉 札幌
2018/08/05 (日)
新潟 小倉 札幌
2018/08/04 (土)
新潟 小倉 札幌
2018/07/29 (日)
新潟 小倉 札幌
2018/07/28 (土)
新潟 小倉 札幌
2018/07/22 (日)
福島 中京 函館
2018/07/21 (土)
福島 中京 函館
2018/07/15 (日)
福島 中京 函館
2018/07/14 (土)
福島 中京 函館
2018/07/08 (日)
福島 中京 函館
2018/07/07 (土)
福島 中京 函館
2018/07/01 (日)
福島 中京 函館
2018/06/30 (土)
福島 中京 函館
2018/06/24 (日)
東京 阪神 函館
2018/06/23 (土)
東京 阪神 函館
2018/06/17 (日)
東京 阪神 函館
2018/06/16 (土)
東京 阪神 函館
2018/06/10 (日)
東京 阪神
2018/06/09 (土)
東京 阪神
2018/06/03 (日)
東京 阪神
2018/06/02 (土)
東京 阪神
2018/05/27 (日)
東京 京都
2018/05/26 (土)
東京 京都
2018/05/20 (日)
東京 京都 新潟
2018/05/19 (土)
東京 京都 新潟
2018/05/13 (日)
東京 京都 新潟
2018/05/12 (土)
東京 京都 新潟
2018/05/06 (日)
東京 京都 新潟
2018/05/05 (土)
東京 京都 新潟
2018/04/29 (日)
東京 京都 新潟
2018/04/28 (土)
東京 京都 新潟
2018/04/22 (日)
東京 京都 福島
2018/04/21 (土)
東京 京都 福島
2018/04/15 (日)
中山 阪神 福島
2018/04/14 (土)
中山 阪神 福島
2018/04/08 (日)
中山 阪神 福島
2018/04/07 (土)
中山 阪神 福島
2018/04/01 (日)
中山 阪神
2018/03/31 (土)
中山 阪神
2018/03/25 (日)
中山 阪神 中京
2018/03/24 (土)
中山 阪神 中京
2018/03/18 (日)
中山 阪神 中京
2018/03/17 (土)
中山 阪神 中京
2018/03/11 (日)
中山 阪神 中京
2018/03/10 (土)
中山 阪神 中京
2018/03/04 (日)
中山 阪神 小倉
2018/03/03 (土)
中山 阪神 小倉
2018/02/25 (日)
中山 阪神 小倉
2018/02/24 (土)
中山 阪神 小倉
2018/02/18 (日)
東京 京都 小倉
2018/02/17 (土)
東京 京都 小倉
2018/02/13 (火)
小倉
2018/02/12 (月)
東京
2018/02/11 (日)
東京 京都
2018/02/10 (土)
京都 小倉
2018/02/04 (日)
東京 京都
2018/02/03 (土)
東京 京都
2018/01/28 (日)
東京 京都 中京
2018/01/27 (土)
東京 京都 中京
2018/01/21 (日)
中山 京都 中京
2018/01/20 (土)
中山 京都 中京
2018/01/14 (日)
中山 京都 中京
2018/01/13 (土)
中山 京都 中京
2018/01/08 (月)
中山 京都
2018/01/07 (日)
中山 京都
2018/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒5、日曜がマイナス1秒4からマイナス1秒2への変動だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナス1秒台だが、先週は開幕週と比べれば、水準方向に近づいた。
 先週の阪神も雨の影響を受けた。まず、金曜夜にまとまった雨が降って稍重でスタート。5R以降は良馬場だったが、開幕週と比べて時計が掛かっていたのは、この雨の影響が大きかった。なお、土曜の馬場差は1日を通した数値。そして日曜も途中で雨が降ったが、東京ほどではなく、変動の幅は小さかった。連対馬の脚質については、目立った偏りは無かったが、日曜は中団・後方からの上位進出が多かった。なお、今週からの後半2週はBコースが使用される。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒1からマイナス0秒6への変動、日曜がマイナス0秒3からマイナス0秒5への変動だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値で、先週は開幕週よりもマイナス方向に動いた。
 土曜は前夜の雨の影響が残って重馬場でスタートして、後半乾いて稍重になった。馬場差もマイナス1秒1でスタートして、11R時に1800m換算の数値でマイナス0秒6だった。そして日曜朝の時点では、土曜終盤よりもさらに乾いていたが、途中雨が降って午前よりも時計が出やすくなった。とは言え、マイナス0秒3からマイナス0秒5への変動ですから、大きな動きではありませんし、脚抜きが良いという程でもなかった。連対馬の脚質については、土日を通じて見れば、目立った偏りはない。


  タイム分析
 2018/06/09 (土)  芝=-1.5  Aコース
 2018/06/09 (土)  ダ=-1.1 → -0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 メモリーコウ    牝3 未勝利・牝 1:53.9 -0.4 --- +0.7 -1.1 D D 6.08
2R D1400 スピリットワンベル    牡3 未勝利 1:25.2 -0.7 --- +0.2 -0.9 C D 6.53
3R D1800 アドマイヤビクター    牡3 未勝利 1:52.3 -2.0 --- -0.9 -1.1 A D 6.67
4R T1600 モンファロン    牡3 未勝利 1:33.8 -1.6 --- -0.4 -1.2 B C 6.12
5R T1200 アウィルアウェイ    牝2 新馬 1:10.3 -0.3 -0.3 +0.3 -0.9 D C 5.75
6R T2000 エリンズロマーネ    牝3 未勝利 2:01.7 -0.2 -0.8 +0.5 -1.5 D C 6.80
7R D1400 デロングスター    牝4 500万下・牝 1:24.3 -0.6 --- +0.1 -0.7 C C 8.44
8R D1800 エルデュクラージュ    セ4 500万下 1:53.0 -0.1 --- +0.7 -0.8 D B 6.47
9R T1400 タイキサターン    牡3 鶴橋特別500 1:20.5 -1.5 --- -0.4 -1.1 B B 6.44
10R T2400 グローブシアター    牡4 三田特H1000 2:25.6 -0.8 -0.9 +0.1 -1.8 C B 4.88
11R D1400 タイセイエクレール    牡5 安芸S1600 1:24.2 +0.7 --- +1.2 -0.5 E C 4.80
12R T1800 ドミナートゥス    牡3 500万下 1:46.7 -0.4 -0.7 +0.3 -1.4 C C 5.67

阪神3R 3歳未勝利 タイムA
 基準より0秒9速い勝ちタイムだった。まずはスタート。7枠のコンテント、5枠スワーヴアラミスらが遅れた。さぁ一方最内からウインルーカスが先手を取って行った。しかし、4コーナーに入った辺りで、スワーヴアラミス・アドマイヤビクターが上がって行く。そして直線では、アドマイヤビクターが抜け出しリードを広げて1着。4馬身差でスワーヴアラミス2着。8馬身離れてワークアンドワーク3着だった。
1着:アドマイヤビクター 番組注目馬
 およそ1年ぶりの実戦でダートは初めてだったアドマイヤビクターの圧勝だった。アドマイヤビクターは昨年のこの阪神開催の2歳新馬戦4着以来の出走だった。初めてのダートで圧倒的なパフォーマンスを見せたが、ダート適性云々ではなく、これはもう能力が違っていた印象。
2着:スワーヴアラミス 
 2着のスワーヴアラミスは相変わらずスタートが遅い。こちらも初ダートだったが、ペースが淀んだところで一気にポジションを上げて、4コーナー先頭。3着に8馬身差ですから、相手が悪かった。
3着:ワークアンドワーク 
 3着のワークアンドワーク、タイムは平凡だがこれでデビューして5戦全て3着以内という堅実派。距離延長はむしろプラスに出たと見るべきか、ちょっと迷わされる面はある。
8着:コンテント 
 一方1番人気のコンテントは8着だった。キャリア2戦目で初めてのダート。これは勝ち馬と同じだが、こちらはキャリアの浅さが出たのかもしれない。まだ見限ってはダメ。
阪神4R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムだった。1枠からシールヴィクトリーが逃げて直線に入るが、後続が外から上がって来る。ペプチドバンブー・クリノアリエルが併せて伸び、クリノアリエルが一旦先頭に立つ。しかしその外からモンファロンが並んで行き、ゴール手前で交わして1着となった。クビ差でクリノアリエルが2着、1馬身差でペプチドバンブーが3着だった。
1着:モンファロン 
 10番人気のモンファロンが勝った。モンファロンは現オープンのヴォージュの半弟。直線で追い出しを待たされた分、脚が溜まったという見方もできて、実際和田竜二騎手はそうコメントしているが、私は稍重で少し上がりが掛かった事が良かったと見ている。と言うのは、これまでのレースで切れるというイメージがなかったから。
2着:クリノアリエル 
 勝ち馬と同タイム、クビ差の2着がクリノアリエルだった。2着のクリノアリエル、どんなレースでもできるのが強みだが、相変わらず詰めが甘い。とは言え、今回の2着は勝ちに等しいレースだったと評価している。
3着:ペプチドバンブー 
 3着ペプチドバンブー、前3走全て出遅れていたが、今回は五分のスタートを切って流れに乗れたのは意外も意外だった。こんな上手なレースができたのは初ブリンカー着用の効果だろうか。次走もこうならチャンスはある。
4着:ロードマドリード 
 それから1番人気のロードマドリードは4着だった。これまで2着が6回あって、確かに詰めは甘いが、今回はこの春3戦目だった。ややお疲れモードだった節もある。レース間隔を開ければ違ってくると思う。
阪神5R 2歳新馬 注目
 TOPIXでも上がっていたように、ジャスタウェイの初年度産駒アウィルアウェイが勝った。
1着:アウィルアウェイ 
 そのアウィルアウェイだが、ホント下馬評通りだった。出遅れも何のその。今回はどう乗っても勝てるという自信からか、4コーナー大外から難なく差し切った。今年の毎日杯3着のインディチャンプの弟で、母系にはリアルインパクト、ネオリアリズムがいる良血。距離は1600mまでは大丈夫だと思うが、使いつつちょっと掛かるような面が出てくるかもしれない。
2着:ヒラソール 
 そして2着のヒラソール、短距離で緩やかな流れですから、この2馬身差は完敗。ただ、追い出しを待たされたロスを考慮すれば、及第を与えて良いかなという気はする。
阪神9R 鶴橋特別 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムだった。1番人気グランドロワが逃げて、2番手にタイキサターンが続く。直線に入ってもこれら先行馬が首位争いをしている。そしてタイキサターンが並んで行き、交わして抜け出し1着となった。その後キャッチミーアップは差を詰めてくるが、グランドロワが抜かせず2番手で入線した。3着がキャッチミーアップだった。
1着:タイキサターン 
 3歳馬タイキサターンが芝に転じて3走目で勝ち上がった。タイキサターンは2番手から抜け出す全く危なげの無いレースで快勝。芝を使い出して確実にパフォーマンスが向上していますし、1400mを上手に走れた事で今後の選択肢が広がった。
2着:グランドロワ 
 2着のグランドロワ、6頭いた降級馬の中では最先着だった。ゴール前甘くなったが、500万下ではスピードは一枚上。次走は1200mでも1400mでもかなり有力。
3着:キャッチミーアップ 
 3着のキャッチミーアップは、いつもより流れに乗って行けたが、結局前へ行った2頭の決着ですから、これは仕方のない部分もある。戦績が示す通り、芝1400mはベスト。次走はグランドロワと対戦しても逆転は可能と思う。
4着:ライオネルカズマ 
 4着のライオネルカズマは降級馬。芝もダートも走るが、どちらかと言えばダートの方が良いようにも思う。
5着:キラーコンテンツ 
 5着のキラーコンテンツも降級馬。スタート次第でちょっと位置取りが違ってくるので、この馬そこがネックと言えばネックで弱点。上がり600m推定タイムは最速だが、使った脚はさほどでもなかったように思う。
阪神10R 三田特別 注目
 タイムランクはCだが、メンバーランクはBだった。しかもヒシマサルの競走除外がなければ、メンバーランクAに近いBだったと思う。
1着:グローブシアター 
 1着のグローブシアター、逃げ馬が上がり600m最速ですから、これは当然後続は差せないが、逃げて突き放した勝ち方が良かった。この辺りはチークピーシーズ着用の効果と言えるかもしれない。シーザリオの仔。これで軌道に乗って来そう。
2着:ブラックプラチナム 
 2着のブラックプラチナムは4コーナーでインコースに居て包まれて、直線は結局最内の選択しかなかった。やや窮屈なレースだったとは言え、今回は逃げ馬のレースですし、これが精一杯だったと思う。
6着:テーオーフォルテ 
 そして1番人気のテーオーフォルテは6着だった。4コーナー外から一気に脚を伸ばすかに見えたが、全く伸びなかった。降級戦で前走のハンデ戦から2.5キロの増量だが、これだけが敗因とは言えないと思うので、よくわからない。
阪神11R 安芸S タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。

  馬券Summary
丸山元気騎手、飛躍の年
 今回、丸山元気騎手。飛躍の年になりそうだという事で、本当にそんな感じで取り上げる。周知の通り彼は、今年の1回新潟で12勝を挙げて開催リーディングジョッキーになった。勝ち星を量産して勝利数は既に昨年を上回っている。
丸山元気騎手、飛躍の年
 2014年から昨年までの4年間の成績は似たり寄ったりで、ほぼ30勝台で落ち着いているが、もしも今の勢いを保てれば、今年は昨年の倍以上の勝利数にたどり着く。実は彼はデビュー2年目の2010年に92勝を挙げているので、早い時期から秀でた才覚を見せていた。その後は中堅・若手らしい安定期を経て、今正に大ブレイクする好機が訪れた。
 まず92勝をした2010年とどこが違うのかというところだが、92勝した年はちょっと出来すぎだという事だった。勢いに乗ったという事もあるけど、がむしゃらに行ったという事。近年の30勝ぐらいが、今の自分のレベルだという事を冷静に分析していた。これは私の客観的な意見だが、やはりチャンスをモノにしている。今の若い人はなかなかチャンスがあって、何かも来ない。1回訪れたチャンスを結果を出している。その積み重ねが、今来ているというかな。メンタル面で強くなったという事は言えるかもしれない。この辺新潟はノウハウがあるのかなという感じがあるが、新潟は内周りと外周り、直線競馬もある訳だが、やはりコース・コースによってツボを得ていると言うか、仕掛けどころを掴んでいると思う。それと最も大事なのは、やはり馬場読み。馬場が荒れた時にどの進路を取るかというのは非常に重要な事。こうした仕掛けのタイミングや馬場読みというのは、佐藤哲三騎手が昔新潟で活躍した、それを彷彿とさせる。美浦トレセンに滞在している池添騎手の刺激を受けたようで、栗東トレセンにも滞在している。若い人はこういう事して良いと思う。こうした事によって、人脈も広がりますし、顔も覚えてもらえるし。この後函館に遠征する訳で、そういった意味では、個人的な営業と言っては変だが、顔を広めて行くという事は非常に大事な事。
 私、今年は結果を出して欲しいと思うが、本人としてはやはり大きいレース、GIにいっぱい乗って、そしてGIを勝ちたい、そういうジョッキーになりたいという事で、この辺はホントに今の若い人らしいと言うか、変わらないところかな。
今年ここまでの開催で吉岡さんが印象に残った馬・レースダイメイプリンセス  2走前、1回新潟3日目の11R4歳以上1600万下、直線1000mの駿風Sだが、タイムランクはEだったが、2馬身半差の楽勝だった。しかもこのレースは、初めての直線競馬で上がり600m最速。一杯の競馬をしておらず、高い適性を示した。実際中1週で臨んだ5/20の韋駄天S、4歳以上オープンの直線1000mは2馬身差の楽勝だった。今回も上がり600m推定最速をマークして、直線1000m2連勝という事で、2戦続けてこれだけのパフォーマンスを見せてもらうと、夏のアイビスサマーダッシュの本命候補に浮かび上がって来る。ちなみに、次走はCBC賞を予定しているそうです。血統については、半弟のダイメイフジが5月の安土城Sを優勝している。父はアグネスデジタルで、ダイメイプリンセスはキングヘイローですから、血統構成は大きく異なるが、母のダイメイダークは繁殖牝馬として、地味ですが、素晴らしい成果を収めている。持っている血脈の活用次第では、大物も期待できるかもしれない。

アーモンドアイ  3歳の3鞍を振り返る。GIII京都芝外周り1600mのシンザン記念で、このレースは2番手のツヅミモン、逃げたカシアスが2着・3着に残る、典型的な先行有利のペースで、SLランクだった。この流れを4コーナー大外で一気に突き抜けた勝ち方、これはちょっと衝撃的だった。
 GI阪神芝外周り1600mの桜花賞だが、シンザン記念以上にアーモンドアイの強さが目立った。上がり600m推定第2位のトーセンブレス34秒2で、アーモンドアイはそれを1秒を上回った。これはちょっと信じがたい。また、今年の桜花賞は能力の序列が明確に出て、面白いスポーツの面が出たと思う。
 オークスは同厩舎のコズミックフォースがダービーで3着だった。単純なタイム比較ではなく、コズミックフォースの国枝厩舎内での評価を想像すると、恐らくアーモンドアイの方が数段上だと思いますから、アーモンドアイがダービーに出走していたら、ワグネリアンより2馬身ぐらい前に出ていたかもしれない。
解説者:
当サイトに掲載されている情報はその正確性を保証するものではありません。情報の修正依頼・ご要望等はこちらへ by ittai&野村明
since 2001.06.26 -