2018年1回中山4日目

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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。さかのぼって昨年暮れの開催7日目から8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス0秒7からマイナス0秒4の間で推移しており、大きな動きは無い。
 月曜日から火曜にかけて雨が降ったものの、その水分は乾いて良馬場だった。3日目がマイナス0秒6からマイナス0秒4への変動だったが、その中間の馬場差となった。開催は進んだ事で、少し馬場が傷み少しだけ時計が掛かるようになったという事。内を通ると不利という程では無いが、極端なスローでなければ外からの差しも間に合う馬場。今週も変わらずCコース使用だが、雨の影響を直接受けなければ馬場差はマイナス0秒4か3辺り。そして内・外に偏りがない馬場のままだろうと推測できる。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒6。1200m対象の数値は土日ともにプラス0秒1だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、1800mはプラス0秒5からプラス0秒7の間。1200mはプラス0秒1からプラス0秒2の間で推移しており、どちらもほどんと動きは無い。
 恐らく月曜から火曜日にかけての雨が影響して、2日目・3日目より少しだけ速い時計が出るようになったが、この開催のダートの馬場差は安定している。馬場差が安定しているだけなく、1800mは少しでもペースが速くなると先行馬が失速し、差し・追い込み馬が台頭するというパターンも変わっていない。だから中山のダートで差し・追い込み馬を狙うというのは、得策なのかどうか微妙なところはあるが、今の中山ダート1800mで先行してバテた馬は今後どこかで巻き返して来る可能性がかなりある。


  タイム分析
 2018/01/13 (土)  芝=-0.5  Cコース
 2018/01/13 (土)  ダ=+0.6 / 1200m=+0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 ノボベイビー    牡3 未勝利 1:13.2 +0.2 --- +0.1 +0.1 C C 9.75
2R D1800 ノアダイヤモンド    牝3 未勝利・牝 1:57.7 +1.8 --- +1.2 +0.6 E D 8.27
3R D1800 フォーマイセルフ    牡3 未勝利 1:55.5 -0.4 --- -1.0 +0.6 A D 6.67
4R D1200 トウカイパシオン    牝3 新馬・牝 1:13.0 -0.2 --- -0.3 +0.1 B D 7.94
5R T1600 エピックスター    牡3 新馬 1:37.1 +0.8 -0.3 +0.9 -0.4 SL C 9.40
6R T2000 ムーンライトナイト    牝3 未勝利 2:03.0 -0.1 --- +0.4 -0.5 D D 8.38
7R D1800 ポップアップスター    牡4 500万下 1:54.5 +0.5 --- -0.1 +0.6 C D 8.27
8R D1200 ハットラブ    牝4 1000万下 1:11.2 -0.1 --- -0.2 +0.1 C D 9.06
9R T1600 オハナ    牝3 菜の花賞500 1:36.0 +0.7 -0.3 +0.8 -0.4 D C 7.83
10R T1800 サトノスティング    牡7 初富士S1600 1:49.5 +2.3 -1.0 +1.8 -0.5 SL D 7.67
11R D1200 ベストマッチョ    セ5 ジャニュ 1:10.4 +0.2 --- +0.1 +0.1 C D 8.08
12R T1200 ダイトウキョウ    牡6 1000万下 1:08.6 -0.2 --- +0.1 -0.3 C D 9.60

中山2R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイム。
中山3R 3歳未勝利 タイムA
 このレースの勝ちタイムは当開催3歳未勝利戦の基準タイムより0秒4速く、1800m対象の馬場差がプラス0秒6だった事を踏まえると-0.4-(+0.6)=-1.0で基準より1秒0速い勝ちタイムとなる。
1番人気のフォーマイセルフが今回も先手を取って4コーナーに差し掛かる。2番手にいたブラックソーンが外へ膨れ、変わって内からカガスターが上がってきた。しかしフォーマイセルフは直線に入っても勢いが衰えず、リードを広げていく。結果は8馬身差で逃げ切った。2着カガスターからさらに8馬身差でタイセイカレッジが3着だった。
1着:フォーマイセルフ 番組注目馬
番組注目馬のフォーマイセルフが圧勝した。フォーマイセルフは競りかけられる事も無く、楽な逃げではあったが、力の違いを見せつけるような圧勝だった。前走で0秒2差だったワカミヤオウジが続く500万も勝っている事もあり、こちらも500万ですぐに好勝負になるはず。デビューから連続で逃げているが、今回は直線で追って突き放しており、逃げられなくても問題ないような印象を受ける。
2着:カガスター 
2着のカガスターは8馬身差でも完全タイム差はプラス0秒3。同じ週の他の中山ダート1800mの未勝利戦なら楽勝しているタイムであり、相手が悪かったというだけ。次走普通の組み合わせなら有力。
中山4R 3歳新馬・牝 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムだった。トウカイパシオンが5馬身差をつけて逃げ切った。
1着:トウカイパシオン 
トウカイパシオンはスタートはそれほど早くなかったが、他で先行している馬が全て外枠だった事もあって、内からスムーズに追い上げ3コーナーの手前では先頭。直線では追い出しを待つ余裕があり、追い出すと突き放して圧勝したが、これでギリギリのBランク。また、スタートが早くなかったのに内からスムーズにハナを切る形になるというラッキーな出来事もあり、昇級してすぐに通用するという感触はない。
2着:プリームムロジンカ 
2着のプリームムロジンカ、こちらはDランク相当のタイムとなる。直線でよく伸びてはいるが、直線に入るまでは内を通っており、早めにバラけていたので直線でスムーズに最小限だけ外に出せば済んだ。次走は有力とは言えない。
中山5R 3歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
中山7R 4歳上500万下 注目
9着:シンコーマーチャン 
9着だったシンコーマーチャンについて。今の中山ダート1800mで前半の1000m61秒9という逃げは厳しかった。1000m通過した後に13秒1-13秒4-13秒2というラップで息が入っているようにも見えるが、前半のハイペースが応えて直線で失速してしまった。3着だった前走だが、これは稍重で馬場差がマイナス0秒7。そういう馬場で1000m64秒1というペースを2番手追走だった。当時恵まれていたのは確かで、そのぐらい恵まれないと中山では厳しいのかもしれないが、小回りの平坦コースならハイペースの先行でも好走できる馬。次走が東京や中山だと狙いにくいが、この馬に合うコースに出走してきた時には、それまでの成績は度外視して狙えると思う。
中山8R 4歳上1000万下 注目
5着:メイプルキング 
5着だったメイプルキングについて。結論から言ってしまうと、中山1200mは忙しすぎる。しかも今回は内枠でスタートが遅く、道中で動くこともできなかった。この後、ゴール前で外から差されてしまっているので、脚を余したという程の内容ではないが、500万を2勝している東京ダート1400mがベスト。優先出走権がないので、次の東京開催で出走希望馬が多いダート1400mの1000万に出走できるかどうかわからないが、東京1400mなら前進可能で、馬券圏内に入る可能性もかなりあると思う。
中山10R 初富士S タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
6着:バルデス 
6着だったバルデスに触れておく。1200m通過が1分14秒7と遅く、そこから11秒5-11秒4とペースアップした訳だが、このペースアップしているところで一番外をマクる形になって脚を使い、さらに直線入り口で外で泳がされてしまった。超スローペースなので、前半に後ろにいる時点で不利ではあるが、ペースが最も速くなっている地点で外をマクるぐらいなら、直線に入るまでじっとしていて、直線勝負に徹した方がまし。2着のウイングチップはそういうレースをしているが、バルデスのように断然の1番人気馬で直線に入るまで後ろでじっとしていろというのも無理な相談。今回に関しては完全な展開負けなので、すぐに巻き返せると思う。それから距離は1800mより2000mの方が良いと思う。

  馬券Summary
中山ダート1200mはなぜ外枠有利なのか
 中山ダート1200mと言えば、外枠有利。
中山ダート1200mはなぜ外枠有利なのか1
これは数字にもハッキリ出ているが、よく言われる「外枠の方がスタート直後の芝の部分を長く走れるから有利」というのはちょっとはあるのだろうが、根拠としては正しくないと思う。ちなみに、同じ芝スタートのダート、例えば京都ダート1400mは外枠不利でもないが、外枠有利でもない。この一般論としてスタートから最初のコーナーまでの距離が長いほど外枠有利になりやすく、その後のコーナーの半径が小さいほど外枠有利になりやすいという事がある。スタートから最初のコーナーまでが長いと最初のコーナーに入るまでに馬群が縦長になりやすく、外枠でもその後極端に外を回る必要もなく、距離損が少ない。そしてコーナー半径が小さいと内ピッタリを回った場合に窮屈になりやすく、外で伸び伸びと走っている事のアドバンテージが大きいという事。
中山ダート1200mはなぜ外枠有利なのか1
中山のコース図。中山ダート1200mというのは、スタートから最初のコーナーつまり、3コーナーまでおよそ500mある。なおかつ、コーナーの半径というのが、小回りコースと言われている札幌よりも小さい。外枠有利になる要素が2つ揃っているだけであって、芝を長く走れるかどうかはあまり関係ない。また、中山ダート1200m、スタートからずーっと下り坂が続く。なので、前半のペースが速くなりやすく、従って3コーナーでは縦長になっている確率が高い。外を回る不利が非常に小さい上に、内の先行馬が急激にバテて下がってくる事も多く、内の好位にいると特に不利を受けやすいという事。
 ちょっと話が京都に飛ぶが、京都ダート1400m。こちらはスタートから3コーナーまでおよそ600mとかなり長いが、その前半部分が登り坂でペースが上がりにくくてなおかつその後3コーナー・4コーナーが大きい。そのため外枠有利と言うほどではなくなっている。話を中山ダート1200mに戻すと外枠有利なのは、このコースの形によるものであって、スタート地点の芝はそれほど関係ない。内の好位にいると、先行した馬がバテて来た、下がってきた時に不利を受けやすいが、内から先行してなおかつバテないだけの力がある馬なら、それは関係ないという事。近年は中山ダート1200mですら、超ハイペースが減っているので、内枠の先行馬を内枠だからという理由で嫌うのは得策ではないと思う。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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