2025年2回札幌5日目

開催一覧
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2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 札幌は先週で今年の全日程を終えました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がプラス0秒6でした。遡って8日間の馬場差を確認しますと、雨の影響でプラスの数値の開催日もあり、時計の出方は安定しませんでした。
 週初めに17ミリの雨が降ったんですが、水曜以降は降らなかったので、土曜は良馬場です。Cコース替わりだったんですが、14日間開催の最終週だけに、カバーしきれない傷みはあります。それでも土曜は時計の出方は速くなって、馬場差は高速寄りにシフトしました。日曜は朝に雨が降って、馬場発表は「稍重」です。流石に時計の出方は鈍り、プラスの数値となりました。全般に差しが来やすい傾向があるんですが、流れ次第では先行・好位勢でも踏ん張っていて、乗り方一つで、丹頂ステークスのような人気薄の逃げ切りも生まれています。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒8からマイナス0秒5への変動でした。遡って8日間の馬場差を確認しますと、全てマイナスの数値でしたが、雨の影響度によって時計の出方は異なり、特にこの開催3日目は終日重馬場で、脚抜きの良いコンディションでした。
 土曜は今季の札幌としては砂が乾燥した状態でした。それでも時計の出方は標準より速かったです。朝方に雨の降った日曜は、土曜よりも速い状態から土曜の数字に戻る変動です。1700mは前一辺倒ではなく、マクりや追い込みがよく決まっていました。


  タイム分析
 2025/09/06 (土)  芝=-1.0  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1200 ラスベガスサイン 牝2 未勝利 1:09.7 -0.8 --- -0.2 -0.6 C C --
4R T2000 ラファヴォリット 牝3 未勝利 2:02.4 -0.4 --- +0.6 -1.0 D C --
5R T1500 リリージョワ 牝2 新馬 1:29.4 -1.2 -0.2 -0.6 -0.8 B C --
7R T1500 ダノンミッション 牡3 1勝クラス 1:29.4 ±0 --- +0.8 -0.8 D C --
9R T2000 ウイントレメンデス 牡4 富良野特(1勝) 2:02.0 -0.1 -0.2 +0.7 -1.0 D C --
10R T1200 サウンドモリアーナ 牝3 札幌スポ(2勝) 1:09.3 -0.1 --- +0.5 -0.6 D C --
11R T1800 ショウナンガルフ 牡2 札幌2歳(G3) 1:50.6 +1.3 -0.5 +1.7 -0.9 SL C --
 2025/09/06 (土)  ダ=-0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1700 リピース 牝2 未勝利 1:48.8 +1.4 --- +1.9 -0.5 E D --
3R D1000 サツキレジーナ 牝3 未勝利 0:58.9 -0.5 --- -0.2 -0.3 C C --
6R D1700 ライラックデューン 牝3 未勝利 1:46.7 +0.2 --- +0.7 -0.5 D C --
8R D1700 ルージュミラージュ 牝3 1勝クラス・牝 1:45.5 -0.2 --- +0.3 -0.5 C D --
12R D1700 メイショウツヨキ 牡3 1勝クラス 1:46.5 +0.8 --- +1.3 -0.5 E D --

札幌1R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒9遅い勝ちタイムでした。
札幌5R 2歳新馬 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:リリージョワ 勝ち馬注目
 1番人気のリリージョワが後続に3馬身半差をつけて快勝です。リリージョワは好位直後を追走。4コーナー過ぎには逃げ馬を交わして早めに抜け出すと、差を広げてラストは流す余裕までありました。それでいて時計は7Rの古馬1勝クラスと同タイムですから、優秀です。444キロと大きくない牝馬ですが、動きが俊敏そうで、賢そうな印象があります。シルバーステート産駒、印象的には少し地味なんですが、祖母は秋華賞馬でエリザベス女王杯2着のアヴェンチュラ。近親にオークス馬トールポピー、皐月賞3着フサイチホウオーのいる良血でもあります。牝馬限定の重賞でも楽しみな存在だと思います。
2着:ゴバド 
 ゴバドは外をジリジリと追い上げて、ラストで2着に上がりました。中京ステークスを勝ったキャンディードと同じトーセンラーの産駒。こちらは牝馬ですが、実戦向きのしぶとさがあります。
3着:ニルマーネル 
 3着ニルマーネルは、快調に飛ばして逃げたんですが、勝ち馬に早めに来られて甘くなりました。半姉のアヌラーダプラ・ディーパワンサは短距離に良積がありました。1400m以下に短縮して前進が見込めます。
札幌8R 3歳以上1勝クラス・牝 注目
 勝ったルージュミラージュについて。
1着:ルージュミラージュ 
 森田騎手が騎乗した前2走はどちらもハイペースです。2走前は逃げて2着、前走は他馬と競って6着に失速していました。今回も1番枠を引いて行く構えだったんですが、小林美駒騎手のヒットミーという馬が飛ばしてくれて、3番手で折り合いました。とは言っても前は今回もハイペースです。好位でもラップは厳しくて、3コーナーから前を捉えに行って抜けて、3馬身差は強いと思います。牝馬に減量騎手起用は有利だったんですが、良馬場でこの勝ち方ができたのも収穫です。気性・脚質から安定感は欠くかもしれませんが、牝馬限定戦なら昇級しても通用するだけの速さと根性があります。
札幌11R 札幌2歳S タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。タイムランクがSL・メンバーランクはCでした。1番枠からジーネキングの逃げです。1000m通過1分2秒6のスローペースに、隊列がほぼ決まって流れていきます。1番人気のショウナンガルフは後方3頭目、出遅れたアーレムアレスが動いても、3コーナー過ぎまで断じて動きませんでした。これ池添騎手も恐らくよほど自信にあった、脚に自信があったんだと思われます。スマートプリエールは一旦中位まで押し上げたんですが、この時点で折り合いに専念。有力各馬がこんな状況の中、直線はジーネキングがセーフティーリードと見られていたんですが、直線で後方待機のショウナンガルフ、怒涛の追い込みを決めました。まさに力の違いでねじ伏せたかのような豪脚に感じました。
1着:ショウナンガルフ 番組注目馬
 ゴール寸前で外から差し切りました。勝ったのはショウナンガルフです。そのショウナンガルフは新馬戦の7馬身差圧勝は2番手から。今回は一転して後方待機。レースの上がり600mを1秒1上回る35秒0と脚力の差は歴然としていました。仕上がりは早いんですが、少し早熟な傾向のある牝系を、父ハービンジャー・母の父ハーツクライがカバーして、中距離タイプとして前途洋々だと思います。展開と馬場の関係で、2戦ともに1分50秒を超える決着。課題は速い流れの速い決着への対応なんでしょうが、経験がないだけで、それも克服してしまうだけの素質はあると思っています。可能性は高いですね。今年の札幌2歳ステークスは全体のメンバーが揃っていました。その中での1強にも映る勝ち方。これを尊重したいと思います。
2着:ジーネキング 
 差がなく2着ジーネキングです。JRA所属馬では最多のキャリア4戦目です。展開や遅い時計の決着に恵まれたのは確かなんですが、重賞2着を可能にしたのは、経験の豊富さではないでしょうか。コントレイル産駒が洋芝にも対応してみせたのも収穫。競馬の上手さで活躍の場は広いと思います。
3着:スマートプリエール 
 3着はスマートプリエールでした。結果として流れ込んだだけに見えなくもないんですが、もう少しペースが流れていれば切れる脚を使えていた印象もあります。間隔が空いて、牝馬としては少し余裕がありました。使われた牝馬の重賞戦線なら期待できそうです。距離は1600mでも良いと思います。
4着:アーレムアレス 
 2番人気アーレムアレスは4着でした。これは1にも2にも出遅れが全てですね。追い上げて脚を使わされました。新馬戦も序盤は頭を上げていたように、まだ若さが同居するんですが、それが伸びしろの大きさでもあります。この馬は見直したいです。
5着:ロスパレドネス 
 そして3番人気ロスパレドネスが5着でした。福島の新馬戦がタイムランクE。危険な人気馬的な雰囲気がありました。このレースを楽勝した全兄ジオグリフの域にはまだまだということでしょう。それでも4コーナー過ぎに早めにステッキが入りながらもしぶとかったです。長い目で見たい1頭です。
9着:ポペット 通信簿
 5番人気9着でした。スタート直後から口を割って頭を上げ、それでも直線入口で追い上げて来たが、外を塞がれて万事休す。フィジカルもメンタルも短距離向きで、1400mの重賞、具体的にはファンタジーステークスなら狙えると思う。
札幌12R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。

解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)

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