2025年1回函館12日目

開催一覧
2025/08/31 (日)
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2025/08/30 (土)
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2025/08/24 (日)
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2025/07/27 (日)
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2025/07/26 (土)
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2025/07/20 (日)
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2025/07/19 (土)
福島 小倉 函館
2025/07/13 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/12 (土)
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2025/07/06 (日)
福島 小倉 函館
2025/07/05 (土)
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2025/06/29 (日)
福島 小倉 函館
2025/06/28 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/22 (日)
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2025/06/21 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/15 (日)
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2025/06/14 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/08 (日)
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2025/06/07 (土)
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2025/06/01 (日)
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2025/05/31 (土)
東京 京都
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2025/04/27 (日)
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2025/04/26 (土)
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2025/04/20 (日)
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2025/04/19 (土)
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2025/04/13 (日)
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2025/04/12 (土)
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2025/04/06 (日)
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2025/03/23 (日)
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2025/03/16 (日)
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2025/03/09 (日)
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2025/03/02 (日)
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2025/03/01 (土)
中山 阪神 小倉
2025/02/23 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/22 (土)
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2025/02/16 (日)
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2025/02/15 (土)
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2025/02/10 (月)
京都
2025/02/09 (日)
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2025/02/08 (土)
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2025/02/02 (日)
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2025/02/01 (土)
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2025/01/26 (日)
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2025/01/12 (日)
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2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 函館は先週で今年の全日程を終えました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒3、日曜がマイナス2秒2でした。遡って8日間の馬場差を確認しますと、3週目・4週目は雨の影響もあって、時計の出方は安定しませんでしたが、Bコースに替わってからの終盤2週はいずれも良馬場でマイナス2秒台でした。
 開催の中盤で水準方向に動いて行ったあたりでは、例年のように時計が掛かって行くのかなと思われたんですが、良馬場だった終盤は高速馬場に戻ってましたね。なお、先週特に日曜は向正面からスタンドへの風が強かったんですが、前半あるいは中盤がね向かい風になる中・長距離、ここではねペース補正でその影響を吸収しているため、距離によっての馬場差は分けていません。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がマイナス1秒2でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、ダートも3週目・4週目は雨の影響で時計の出方は安定しませんでしたが、良馬場の終盤2週はマイナス1秒台で、大きな動きはありませんでした。
 先週も今年の函館ダートでは標準レベルの数値でした。日曜の方が風の影響が大きくて、数値はね、土曜より少し水準の方向に動いています。


  タイム分析
 2025/07/20 (日)  芝=-2.2  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1200 クワイエットアイ 牡2 未勝利 1:09.1 -1.2 --- +0.1 -1.3 C C 7.86
3R T1800 ハニードレス 牝3 未勝利 1:47.4 -1.8 -0.3 -0.1 -2.0 C C 6.42
5R T1800 アーレムアレス 牡2 新馬 1:48.7 -1.4 -0.6 ±0 -2.0 C C 3.50
6R T1200 ヒットザグラウンド 牝3 未勝利 1:08.4 -1.5 --- -0.2 -1.3 C C 7.55
8R T2600 レクスノヴァス 牡3 1勝クラス 2:39.0 -2.3 -0.6 ±0 -2.9 C C 4.60
9R T1200 モズナナスター 牝3 潮騒特別(2勝) 1:07.9 -1.1 --- +0.2 -1.3 C C 6.25
11R T1200 エイシンディード 牡2 函館2歳(G3) 1:08.4 -1.0 -0.1 +0.2 -1.3 C C (4.50)
 2025/07/20 (日)  ダ=-1.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1700 ナリタヒカリ 牝3 未勝利・牝 1:46.2 -1.1 --- +0.1 -1.2 C D 7.44
4R D1700 スマートブル 牡3 未勝利 1:45.4 -1.9 --- -0.7 -1.2 B C 9.40
7R D1000 パールフロント 牝3 1勝クラス 0:58.9 -0.3 --- +0.4 -0.7 D C 4.91
10R D1700 グレイテストソング 牡3 駒場特別(2勝) 1:45.6 ±0 --- +1.2 -1.2 E D 9.25
12R D1700 オカメノコイ 牝3 1勝クラス 1:45.6 -0.8 --- +0.4 -1.2 D D 5.57

函館4R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムでした。
1着:スマートブル 勝ち馬注目
 スマートブルが後続に5馬身差をつけて圧勝です。園田の地方交流戦2着からの転戦だったので、戦前はね少し地味な印象があったんですが、実際のレースでは速い流れを積極的に追いかけて4コーナー先頭と派手な正攻法でしたね。向正面の早い段階から逃げたアーロッタレットと2頭で後続を引き離して行く競馬で、残り400mからアーロッタレットを交わして先頭に立つと、最後12秒8-12秒8と勢いを落とさず駆け抜けて、後続の追い上げが封じ込みました。序盤からのね、行きっぷりが非常に良くてこの辺りは前走から着けたブリンカーが非常に効いている印象です。元々、新馬戦ではね後に兵庫ジュニアグランプリで2着に好走するコパノヴィンセントを相手に、0秒3差の2着に好走しているように早期から実力は示していた馬ですし、馬具着用でねようやく戻ってきたというのがね、正確な表現かもしれません。勝ち時計は同日10Rの3歳以上2勝クラスの勝ち時計を0秒2上回っており、少なくとも1勝クラスは即通用の評価で問題ないのかなというふうに思います。
2着:サトミノエンジェル 
 5馬身離されたのが2着サトミノエンジェルですが、この馬これで6戦連続の2着です。ここまで来るとね、逆に凄いなという感じも出てくるんですが、前走から自身の持ち時計は詰めていますから、ちょっと相手に恵まれていないなというのが実際のところかもしれません。とにかく今後も組み合わせ一つかなというところですね。
3着:レズルレクティオ 
 3着に入ったレズルレクティオは2着馬からさらに3馬身離されての入線。ちょっと評価は微妙なところがあります。安定した成績ではあるんですが、地力で勝ち切るにはもうワンパンチ欲しい、そういった部分はね否めませんね。
函館8R 3歳以上1勝クラス 
1着:レクスノヴァス 通信簿
 1番人気1着でした。距離延長でね、流れも落ち着いたんですが、上手に対応できていました。早い段階で労せず位置が取れていて、この時点で確勝の形だったと思いますね。元々控えた位置からでも動けるというのはね、前走でも証明済みですから昇級してもしっかり良い競馬ができるんじゃないかなと思います。
函館10R 駒場特別 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
函館11R 函館2歳S 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCでした。さぁスタートですが、エイシンディードが難なくハナに立って行きましたね。中央転入初戦、初芝だったんですけどもエイシンディードがあっさりと先手を奪取して行きました。スペシャルチャンスもね、同格には出たんですけども、譲ってという形でスプリント戦にしては序盤の先行争いが激しくはなりませんでした。人気どころも割と前めの位置は取れていたかなという印象ですね。終始単身でね、抜ける形を取っていたエイシンディード、ペースも落ち着いて、前半600m通過34秒3とかなりゆったりとした展開でした。そしてリードを保ったままエイシンディード直線です。道中のね、隊列が大きく変わらないまま、各馬が直線に向いてエイシンディードがそのまま単独先頭。楽なペースで行っていましたから、そのまま脚色が衰えず結局後続を寄せ付けぬまま押し切って行きました。2馬身差の2着に2番手追走からそのままブラックチャリスが粘り込んで、カイショーもね同様に流れ込んでの3着。4着にはタガノアラリアが入りました。
 掲示板に載った5頭がね、全て4コーナーで内めを回った馬たちでした。道中からゴールまでね、馬順もあまり大きく変わらないままで、やっぱりエイシンディードが簡単に単騎逃げに持ち込んだ上にね、ペースも上がらなかったので、外からの差し馬というのはやっぱり出番が全くありませんでしたね。見た目も中身も少しレースは淡白には映りました。
1着:エイシンディード 
 1着エイシンディード、初の芝でした。この日行われた芝1200m戦、4鞍あったんですけどもその中で最も遅いペースで逃げて、他の3鞍が逃げた馬は全て3着以内に好走していた事を思うと、もう前半600mを過ぎた時点で勝負はついていたのかなという感じはあります。お父さんファインニードルで母方の祖母がエイシンルーデンス、この辺り血統から芝で走る要素ではあったんですけども、今回に関してはペース隊列、その辺り恵まれての勝利だと思いますので、次走以降がね本当の意味での試金石にはなるかなと思います。キングジョッキーの巧みなレース捌き、この辺りがね、この夏も健在だなと確認できたのが何よりですね。
2着:ブラックチャリス 
 その後2着が1番人気ブラックチャリスでした。前をね、無理に追いかけず一歩引く選択をしたんですが、結果的にはその選択が直接的な敗因にはなったかなと思います。相手がね、想像以上に走ったという感じの競馬ではありましたね。強気に力勝負に持ち込めば何とかなったかもしれませんけども、この先のキャリアを思うと控える選択というのも非難できない部分はあります。ポテンシャルの裏付けに関してはね、新馬戦でタイムランクAという事で、その辺りは取れてますので、今回の敗戦をしっかり糧に先に繋げてほしいですね。
3着:カイショー 
 それから3着が2番人気のカイショーでした。3コーナー過ぎにね、外にいたタガノアラリアと何度か馬体を接触する場面があって、ただそこからもね推進を損なわず、しっかりと伸びて来た点は良かったかなというふうに思います。新馬戦のタイムランクBだったんですが、ちょっと負かした馬たちのその後が振るわずで、どうなのかなという部分あったんですけども、今回距離が延びた中でも内容のあるレースはできているのかなと思います。前が止まっていませんから、着順は上がりませんでしたけども、距離には目処の立つ内容だったかなと思いますね。
4着:タガノアラリア 
 それから4着が3番人気タガノアラリア。やはり3コーナー過ぎにね、内のカイショーと外にスペシャルチャンスもいて、ちょっと進路取りがなくなって控える形にはなりました。完全に引かされた後に、直線ね前に迫っていましたから、あそこがスムーズだったらもうちょっと際どかったかなというところあります。今回ちょっとレースが淡白とは言ったんですけども、その中では最も光るモノを見せたのがこの馬かなというところ。当然上位入線馬との勝負付けというのはこれからかなと思います。
5着:スターオブロンドン 
 上位とは少し離れたんですがスターオブロンドン5着でした。好発は切っていたんですけども、外めの枠でね、やっぱり序盤の運びが少し難しくて、流れに反してだんだんと位置を下げるようなレースになってしまいました。結果的には勝負所から内めに進路が取れて、最後もねそれなりには伸びているんですけども、形勢を逆転するほどの脚は使えていませんでしたね。芝は無難にこなしたかなという程度で、より良いという印象は今回はなかったです。
10着:スペシャルチャンス 
 そして北海道の地方から参戦したスペシャルチャンス10着でした。初手の出脚からすると先手も取れそうなねスタートだったんですけども、逃げたのが道営出身のね、エイシンディードという、もしかしたらそういう所もあってか、無理にね競るような形にはなりませんでした。ペースが落ち着いた分だけ外を回っている不利というのもね、生まれてきてしまいましたし、手応えを失うのがね、ちょっと早かった感じもあるので、やっぱりダートの方が良いのかなというのが、最終的な感想ですね。

解説者:久光匡治(優馬)

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