2025年2回福島1日目

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2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 2回福島は先週が開幕週でした。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒4、日曜がマイナス1秒3でした。
 マイナス1秒4・マイナス1秒3という数値は、春の1回開催と同レベルのものです。1年前の開催週と比較するとやや時計は掛かっていましたけども、大きな差ではなくてまずまず時計の出やすいコンディションと言えますね。脚質的には逃げ馬が5連対と、開幕週らしい活躍もあったんですが、中団からの差し馬が台頭するケースも多く見られて、脚質に極端なね、偏りはありませんでした。とは言え、後方から大外のようなね、ロスのある進路は流石に厳しいようで、差すにしても、通るコースはやはり内が有利だったかなと言った印象です。なおこの開催は今週までAコース、後半の2週はBコースが使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は、土日ともにマイナス1秒1でした。
 マイナス1秒台の数値は良馬場としては時計が出やすく、春の開催と比較しても1秒ほど時計の出やすいレベルでした。連対馬を見ると、土曜の勝ち馬は全て逃げ・先行馬。日曜もほとんどを逃げ・先行馬が占めていました。


  タイム分析
 2025/06/28 (土)  芝=-1.4  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1200 エンヴィーミー 牝2 未勝利 1:08.8 -1.3 --- -0.5 -0.8 B C 2.67
4R T1800 サトノシャルレーヌ 牝3 未勝利・牝 1:48.2 -0.4 --- +0.9 -1.3 E D 8.75
5R T1200 メーゼ 牝2 新馬 1:09.7 -0.6 --- +0.2 -0.8 C D 7.25
7R T2600 オストラヴァ 牡3 1勝クラス 2:40.9 +0.2 -1.1 +0.9 -1.8 D D 4.67
8R T1200 バシレイア 牝3 未勝利 1:08.9 -0.8 --- ±0 -0.8 C D 6.33
9R T2000 レミージュ 牝5 松島特別(2勝) 2:01.3 +1.4 -0.7 +2.1 -1.4 SL D 7.67
11R T2000 アンゴラブラック 牝4 バーデン(3勝) 1:59.3 +0.1 --- +1.5 -1.4 E D 7.50
 2025/06/28 (土)  ダ=-1.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1150 アドリアフレイバー 牝3 未勝利 1:08.6 -0.5 --- +0.2 -0.7 C D 6.50
3R D1700 ベルチュガダン 牝3 未勝利 1:47.2 +0.3 --- +1.4 -1.1 E C 5.40
6R D1150 セイカミナミホリエ 牡2 新馬 1:10.4 +0.6 --- +1.3 -0.7 E C 5.00
10R D1700 ナルカミ 牡3 いわき特(2勝) 1:44.2 -1.0 --- +0.1 -1.1 C C 9.50
12R D1700 オーケーバーディー 牝4 1勝クラス 1:44.7 -1.3 --- -0.2 -1.1 C C 7.00

福島1R 2歳未勝利 タイムB
 このレースの勝ちタイムは、当開催2歳未勝利クラスの基準タイムより1秒3速く、1200m対象の馬場差がマイナス0秒8だった事を踏まえても、 -1.3-(-0.8)=-0.5 で、基準より0秒5速い勝ちタイムとなります。
1着:エンヴィーミー 
 エンヴィーミーが鮮やかに逃げ切りました。押して先手を奪って行ったエンヴィーミーの逃げ切り勝ちでした。出脚に勝った外の馬に譲らずにね、突っ張った三浦騎手の好判断というのが光りましたね。前半600m通過が33秒6。2ハロン目からの10秒7-10秒9のラップも速かったんですが、そこは夏の福島芝の開幕レースというところで、行き切ってからのリズムは非常に良くて、気分が乗った分だけ、ラストもラップをね大きく落とすことなく押し切りました。東京の新馬戦では右に張るような走りだったんですが、今回右回りに変わって、ラチを頼れたというのも良かったかもしれません。距離短縮でね、強い競馬ができた点からも現状は短い距離の方が良さそうですが、馬格の割にね、ボリューム感のある馬体の持ち主で、お父さんがMunnings、母の父Tapitというね、アメリカンな血統背景からするとダートでも十分に良さが発揮できそうな馬です。今後の成長はもちろん番組選択、その辺りも楽しみにしたいですね。
2着:フクチャンショウ 
 そして2着以下は2馬身半以上離された。出脚が遅くてね、序盤は後方になったフクチャンショウ、最後はね、2着に台頭して来たんですが、新馬戦でねエンヴィーミーにつけられた2馬身ちょっとの差というのはね、今回も詰まっておらず、今回に関しては展開もね、助けも得たというのも否定ができないので、ちょっと勝ち馬に今回も完敗。次走以降はあくまで組み合わせ次第かなという評価です。
3着:カレンデュラ 
 勝ち馬に着いて行って苦しくなったのが3着のカレンデュラ。この馬の内容は評価できるものですね。ただ、現状は仕上がりの早さで勝負している感が強くて、馬格などから見てね、使い込んで良くなる感じが薄いです。続戦であれば体調をよく精査した上で評価したいです。
福島3R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒4遅い勝ちタイムでした。
6着:ユウオウマイシン 通信簿
 7番人気6着でした。希望通り福島ダート1700mを使ってくれましたが、中1週が堪えたのか、全くパフォーマンスが出せませんでした。
福島5R 2歳新馬 注目
 勝ったメーゼについて。
1着:メーゼ 
 道中はフワフワした追走だったんですが、直線に向く頃には前を射程に置く3番手まで押し上げて、最後は逃げ込みを図るイイクニパッションをきっちり捕らえました。この馬のお父さんがDisco Partnerと、この馬はG1勝ちこそないんですが、2017年・2018年のブリーダーズカップターフスプリントで2年続けて3着に好走したアメリカ産馬です。現在、日本での産駒はこのメーゼで1頭のみで、これが初めての日本での出走馬ですが初陣を勝利で飾ることになりました。このメーゼ自身は1週前の19日の追い切りで、美浦のウッドチップラスト1ハロン11秒1というのはマークしていて、これはその週のね2歳新馬では最速タイのラップでした。ちなみに同じね11秒1をマークしていたタイ時計を出していたハッピーエンジェルという馬は、日曜の福島の新馬戦も勝っていて、これはこの19日の追い切りのね、調教ラップが当てにできる裏付けの一つという風に覚えておきたいです。この馬、メーゼのね道中の遊びからするとお父さんのね、イメージ以上に距離への融通は利きそうですし、日本で1頭のみというね血統的な面白みも含めて、今後の走りを注目したいです。
福島6R 2歳新馬 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
福島8R 3歳未勝利 
1着:バシレイア 解説推奨
 デビュー戦でもね、経験馬相手に直線で良い脚は見せていたんですけども、実戦経験を積んだ今回は道中の走りから、確かな上積みというのが感じられる好内容でした。一歩目こそね、ちょっとやっぱり速くなかったんですけども、前半600m通過33秒1の速い流れをね、積極的に追いかけるぐらいダッシュがついて、正攻法の位置を取ると直線空いた所に持ち出してあっさりと抜け出して来ました。細かく見るとね、抜け出す時とか、あとはねゴール寸前でね、何度か手前を変えていたりと、まだまだ走り自体はね荒削りで、若さも残るなというところがあって2戦のキャリアからするとね、まだまだ伸びしろは見込めるんじゃないかなというふうに思います。昇級してという事になると、3歳牝馬ですから軽い負担重量での出走がね、叶いそうですし、この辺も強調材料と考えて良さそうですね。昇級即通用というふうに思ってます。
福島9R 松島特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
福島10R いわき特別 注目
1着:ナルカミ 番組注目馬
 勝ったのはナルカミ。この馬、馬なりで先手を取ると、最後まで追われることなく後続をちぎる大楽勝でした。道中から12秒台のね、締まったラップを刻んだ中で、ラストの600mを12秒7-12秒3-11秒8の加速ラップでフィニッシュされては、他馬が付け入る隙というのは全くなかったですね。これで通算4戦3勝。関東の田中博康厩舎に転厩してから2連勝と、後続を2秒以上離して勝った新馬戦が2歳のJRAレコードに0秒3の破格の時計で、タイムランクがA。関東への転厩初戦だった前走が同日の4歳以上2勝クラスの勝ち時計を1秒上回る時計でタイムランクAと。既にね、2勝クラスは通過点にできるだけのレベルの走りをしてきただけに、今回の圧勝というのは当然と言えば当然ですね。今後はね、きついイレ込みで敗れた2戦目のような精神面の脆さ、その辺りが露見するようなことさえなければ、重賞戦線での活躍というのも十分に期待できる馬です。同じ厩舎、同じ馬主のね、レモンポップ。この馬にどれだけ迫れるか、今後の注目点ですね。
2着:クラウンシエンタ 
 そして2着以下は大きく離されました。最後は突き離されてしまったんですが、3コーナー過ぎからねナルカミを負かしに行って、踏ん張り通したクラウンシエンタ。この馬も3着以下に8馬身以上の差をつけた結果というのはね、高く評価するべきだと思います。1勝クラスの勝ち上がりに10戦を要した馬なんですが、昇級してからは4着・2着・4着・2着・2着と崩れ知らずの戦歴です。今、本格化ムードというのもね感じますし、現級卒業は時間の問題じゃないかなと思います。
4着:ライジンマル 
 後は、ちぎられた後続の評価はかなり微妙なんですが、2番人気で4着だったライジンマル。この馬は最内枠で出遅れてしまって、先行していた今までとはね、真逆の追い込み競馬になってしまっただけに、見直す余地というのはありそうです。
福島11R バーデンバーデンC タイムE
 基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。
福島12R 3歳以上1勝クラス 注目
 勝ったオーケーバーディーについて。
1着:オーケーバーディー 勝ち馬注目
 序盤は内のジェイエルバースと併走でレースを引っ張って行ったんですが、向正面半ばから単独で抜け出す形。締まった流れになった事もあって、後続の追い上げも急ではなくて、結局そのまま後続を寄せ付けず、2着以下に7馬身以上の差をつける圧勝でした。一昨年の11月、同じ福島のダート1700mの新馬戦で後続に2秒9の差をつける大楽勝を飾って、デビュー時からポテンシャルは高く評価されて来た馬です。大敗した3戦というのが適性に疑問がある東京の1600mの2戦と、あとは鼻出血明けで10ヶ月半の休養明けだった2走前のみであって、復帰2戦目だった前走で、好内容の4着と復調気配というのは見せていただけに、今回は絶好の狙い目だったかもしれませんね。走破時計の1分44秒7、これはナルカミが勝ったね、先ほどの同日10Rの3歳上2勝クラスいわき特別の2着馬よりも速い時計です。残り1000mは全て12秒台のラップでまとめたように、オーケーバーディー自身スピードの持久力というのが最大の長所で、昇級しても見劣らないだけのポテンシャルというのは持っているはずです。

解説者:久光匡治(優馬)

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