2025年3回東京1日目

開催一覧
2025/06/29 (日)
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福島 小倉 函館
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中山 阪神 福島
2025/04/13 (日)
中山 阪神 福島
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中山 阪神
2025/03/30 (日)
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2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/22 (土)
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2025/03/16 (日)
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2025/03/15 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/09 (日)
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2025/03/02 (日)
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2025/02/23 (日)
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2025/02/22 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/16 (日)
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京都
2025/02/09 (日)
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2025/02/08 (土)
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東京 京都 小倉
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2025/01/25 (土)
中山 中京 小倉
2025/01/19 (日)
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2025/01/18 (土)
中山 中京
2025/01/13 (月)
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2025/01/12 (日)
中山 中京
2025/01/11 (土)
中山 中京
2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 3回東京は先週が開幕週でした。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒4、日曜がマイナス2秒2でした。連続開催ですので、遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響で変動となる開催日が半数ありましたが、終日良馬場の日はマイナス2秒台になっています。
 芝が土日ともに終日良馬場だったのはですね、2回東京の開幕週以来です。先週は連続開催の7週目で、Cコースに替わって2週目だったんですけれども、良馬場ならさほど時計は掛かってこないという、そういうね東京らしい傾向が見て取れました。見た目にはですね、3・4コーナーの内側って言うのは、ちょっとここはかなり荒れてきている感じで、ジョッキーもね、「馬場の良いところ・悪いところ、緩い馬場・馬場が堪えた」こんなコメントがね、増えてきているんですけれどもね、それでも逃げ馬が馬場の中ほどに進路を取る事はありませんでしたし、比較的前めで立ち回った馬と、インコース有利の傾向というのは、先々週とさほど変わらなかった訳です。3回東京は3週の開催で、今週までがCコース。最終週だけはDコースが使用されます。なおですね、先週からクラス編成が変わりまして、引き続き行われている3歳未勝利戦の基準タイムについては補足しておきます。基本的に連続開催では2歳・3歳限定戦で、同じ基準タイムを適用しているんですけれども、東京は9週連続開催になっていますから3回開催に変わった先週からね、基準タイムを速めています。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒2でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響で変動となる開催日が多く、総じて速い時計の出るコンディションになっています。
 先週は土日ともに良馬場でしたけれどもね、どちらもマイナス1秒台です。良馬場としては時計の出やすいレベルでした。連対馬についてですけれども、前目で立ち回った馬の活躍が目立つ一方でですね、差し・追い込み同士の決着もあって、東京らしく脚質はバラエティーに富んでいました。その辺りはね、ペースが左右していた気もするんですけれども、追い込んで連対した馬はほぼ上がり600m最速馬ですから、瞬発力があれば脚質不問の馬場傾向だったと言えますね。


  タイム分析
 2025/06/07 (土)  芝=-2.4  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
4R T2000 エポナ 牝3 未勝利・牝 1:59.9 -1.7 -0.7 ±0 -2.4 C C 8.60
5R T1600 ディバインウインド 牡2 新馬 1:34.4 -1.8 -0.3 -0.2 -1.9 C C (6.50)
7R T1600 キューティリップ 牝3 未勝利 1:33.5 -1.9 --- ±0 -1.9 C C --
9R T2400 レッドバンデ 牡3 稲城特別(1勝) 2:24.3 -2.6 -0.6 -0.3 -2.9 C C (8.00)
10R T1400 アームテイル 牝5 由比ヶH(2勝) 1:21.0 -0.7 -0.2 +0.8 -1.7 E D (7.50)
 2025/06/07 (土)  ダ=-1.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1400 ブルージュ 牝3 未勝利・牝 1:25.5 -0.1 --- +1.0 -1.1 E D 5.25
3R D1600 ファリーザ 牝3 未勝利 1:37.5 -1.4 --- -0.1 -1.3 C D 6.67
6R D1300 ナムラペルル 牝3 未勝利 1:18.5 -0.6 --- +0.5 -1.1 D D 3.00
8R D1600 バランスダンサー 牝4 1勝クラス・牝 1:36.9 -1.1 --- +0.2 -1.3 C C 9.00
11R D1400 サフランヒーロー 牡4 麦秋SH(3勝) 1:22.7 -0.8 --- +0.3 -1.1 D D --
12R D1600 ロッシニアーナ 牡3 1勝クラス 1:36.7 -1.3 --- ±0 -1.3 C D 7.50

東京2R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
東京3R 3歳未勝利 注目
 勝ったファリーザについて。
1着:ファリーザ 
 こちら5馬身差をつけて勝ちました。単勝1.5倍の1番人気に応える勝利です。初ダートの前走がですね、タイムランクBのレースで2着ですから、この相手なら順当勝ちでしょう。前走は外枠で揉まれなかったんですけれども、今回は内枠でもごく普通のレースができましたしね。抜け出す脚が速かったです。父はジャスタウェイ。半兄にですね、現オープンで今年の読売マイラーズカップ3着のセオがいるんですけれども、その兄とは異なって、こちらはダート向きです。
2着:コーシューパンジャ 
 2着のコーシューパンジャは出遅れて、さらに直線で寄られる不利があったんですけれどもね、上り600m最速で伸びました。今回は距離を延ばした事が良かったんですけれども、終いに確実に脚を使えるようになったとは言ってもですね、スタートを含めて出脚の鈍さというのは今後の課題になります。
3着:ベネスピラ 
 3着のベネスピラ、こちらデビューから3戦続けて出遅れていたんですけどもね、今回は初めて五分のスタートが切れて、好位の外で流れに乗って行きました。追ってからもうひと伸びに欠けましたけれども、4着馬との追い比べでは一歩も引けを取りませんでしたから、これは好内容です。
4着:ルシャルムール 
 4着のルシャルムール、こちら出遅れましたし、直線でも接触していたんですけれどもね、概ねレースの形は良くて、デビュー2戦目で大幅な進展がありました。キャリアも浅いですから、まだ良くなります。
5着:ノブレスジャン 
 そして5着のノブレスジャン、これは今回がデビュー戦で経験馬相手の出遅れと中盤までの進みが悪かったというのは、これ仕方ない事ですね。直線外へ持ち出してからゴール間際の伸びは目を引きました。反動がなければね、次走はさらに上位進出も可能でしょう。
東京5R 2歳新馬 注目
 上位3頭について。
1着:ディバインウインド 勝ち馬注目
 勝ったディバインウインドですけれども、2番人気に支持されていました。序盤の力みは許容範囲で、まだ幼さを残す中で高いポテンシャルを示したと思いますね。ラスト400mからのレースラップ11秒1の区間で抜け出して来て、突き放した訳です。父はスワーヴリチャード、堀調教師はですね、「反応が良くて瞬発力があって瞬時に加速できる」とコメントしていたんですけれども、正に競馬もその通りでしたよね。
2着:ゾロアストロ 番組注目馬
 そして1番人気のゾロアストロが2着です。出遅れは痛かったですけれども、勝ち馬が上がり600m最速ですから、これはもう差が詰まらなかったのは仕方ありません。それでも3着馬には3馬身差をつけました。評判に違わぬ走りはできたと思いますんで、次走はこちらもね普通に勝てるんじゃないかと思います。
3着:ベルバード 
 その後、ベルバード。これが逃げて3着でした。ペース補正が0秒3入った緩やかな流れですから、逃げ残りは可能でしたけれども、テンションの高さから若干の力みがありました。単にね、先着2頭が強かったとも言えるんですけれども、いずれはね短距離志向が強まってくるかもしれませんよね。
東京8R 3歳以上1勝クラス・牝 
東京9R 稲城特別 注目
 完全タイム差があと0秒2速ければBランクでした。このレース、ペース補正が0秒6入った流れではあったんですけれども、後半がですね平均に速いラップを刻んだ事で、及第のタイムに収まりましたね。
1着:レッドバンデ 勝ち馬注目
 勝ったレッドバンデは、前走がG2の青葉賞で、勝ち馬からクビ・ハナ・クビ差の4着ですから、3歳以上1勝クラスなら勝って当然とも言えるんですけれども、前2走で後手を踏んでいた事を考えますと、今回は別馬のようなね、正攻法での圧勝ですから、ちょっとびっくりしました。
2着:サトノパトリオット 
 2着サトノパトリオットは2月のゆりかもめ賞で4着。そのゆりかもめ賞はですね、2着がファイアンクランツ・3着アマキヒですから、この2頭が青葉賞で2着・5着と好走している事からも、ここではですね能力上位で2番人気に支持されていました。こちらも勝ち馬と同じくスタートを含めてね、休養前とは別馬のようなレースぶりでした。5馬身離されましたけれども、およそ3ヶ月の休養で馬はしっかりとしてきましたね。
3着:サンセットビュー 
 そして3着のサンセットビュー、勝ち味に遅い4歳1勝馬ですからね、3歳1勝馬と戦うとこうなるっていうのは字面通りと言いますかね、よくあるケースなんですけれども、初めてのブリンカー着用が序盤の力みに繋がったとしますと、折り合いがスムーズならね、もう少しやれていた可能性はあります。
4着:ズイウンゴサイ 
 4着のズイウンゴサイは3着サンセットビューとは、前走が半馬身差でほぼ互角の勝負をしていたんですけれども、能力差が着差に歴然と出るですね、流れになって今回は着差が広がりました。3着馬から3馬身半差をつけられましたけれどもね、この馬はね今回のような追い込みに徹した方が良いんじゃないかなと思います。
5着:コーチェラバレー 
 それから最後は5着のコーチェラバレーですね、前走G2の京都新聞杯7着。こちらはね、それはともかくとしてですね、2走前はタイムランクAのゆきやなぎ賞で3着ですから、本来1・2着の3歳馬とは能力は接近していたはずです。今回は大勢が決してからの追い込みで、常にねちょっと出遅れている事がネックになっていますかね。
東京10R 由比ヶ浜特別 タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムでした。
東京12R 3歳以上1勝クラス 注目
 勝ったロッシニアーナについて。
1着:ロッシニアーナ 
 前走はタイムランクA・メンバーランクBというですね、ハイレベルのレースで4着だったんですけれども、中盤のペースが緩んで後半が速くなる流れに対応しきれませんでした。つまり、ワンペースの走りというですねウィークポイントを露呈してしまった訳です。今回は相手関係にも恵まれましたし、外枠を引いた時点でね、ほぼ勝てると思っていましたけれども、案の定ハイペースを先行してあっさり押し切りました。昇級してももちろん能力は通用するんですけれどもね、道中で緩急の差があるレースになってしまいますと、逆に危険馬になりうるというタイプですから、できれば自分でね、レースを作った方が良い。つまり、逃げた方が良いと思います。

解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)

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