2025年2回東京6日目

開催一覧
2025/06/29 (日)
福島 小倉 函館
2025/06/28 (土)
福島 小倉 函館
2025/06/22 (日)
東京 阪神 函館
2025/06/21 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/15 (日)
東京 阪神 函館
2025/06/14 (土)
東京 阪神 函館
2025/06/08 (日)
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2025/06/07 (土)
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2025/06/01 (日)
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2025/05/31 (土)
東京 京都
2025/05/25 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/24 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/18 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/17 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/11 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/10 (土)
東京 京都 新潟
2025/05/04 (日)
東京 京都 新潟
2025/05/03 (土)
東京 京都 新潟
2025/04/27 (日)
東京 京都 福島
2025/04/26 (土)
東京 京都 福島
2025/04/20 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/19 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/13 (日)
中山 阪神 福島
2025/04/12 (土)
中山 阪神 福島
2025/04/06 (日)
中山 阪神
2025/04/05 (土)
中山 阪神
2025/03/30 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/29 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/23 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/22 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/16 (日)
中山 阪神 中京
2025/03/15 (土)
中山 阪神 中京
2025/03/09 (日)
中山 阪神
2025/03/08 (土)
中山 阪神
2025/03/02 (日)
中山 阪神 小倉
2025/03/01 (土)
中山 阪神 小倉
2025/02/23 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/22 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/16 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/15 (土)
東京 京都 小倉
2025/02/10 (月)
京都
2025/02/09 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/08 (土)
東京 小倉
2025/02/02 (日)
東京 京都 小倉
2025/02/01 (土)
東京 京都 小倉
2025/01/26 (日)
中山 中京 小倉
2025/01/25 (土)
中山 中京 小倉
2025/01/19 (日)
中山 中京
2025/01/18 (土)
中山 中京
2025/01/13 (月)
中山 中京
2025/01/12 (日)
中山 中京
2025/01/11 (土)
中山 中京
2025/01/06 (月)
中山 中京
2025/01/05 (日)
中山 中京
  馬場コメント
 2回東京は3週目まで終了しました。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒7からマイナス2秒2への変動、日曜がマイナス2秒4からマイナス2秒6への変動でした。まずは遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響を受けた日もありますが、ほとんどはマイナス2秒台で推移しており、速い時計の出るコンディションが続いています。
 まず土曜の午前は小雨の発表で、馬場差は2000m換算の数値でマイナス1秒7でスタートしたんですが、昼過ぎには雨が止んで、後半はマイナス2秒台になりました。そして11RのG3エプソムカップは「稍重」ながらレコードが更新されたんですよね。そして日曜はさらに乾いて良馬場になりました。この開催の基準レベルとも言うべき、マイナス2秒台中盤で変動幅は小さいんですが、終盤はマイナス2秒6になりました。
あと脚質的には好位組が7連対で最も活躍して、一方逃げ馬が4連対、先行馬が3連対。先々週までと比べると、前めに位置した馬が頑張ってた印象ですね。一方で、中団からの差し馬も6連対してますからね。少なくとも前有利の馬場ではないですね。なお、2回東京は今週から2週はBコース。ダービーが行われる最終週はCコースが使用されます。
 先週の馬場差1600m対象の数値は、土曜がマイナス3秒2からマイナス2秒6への変動、日曜がマイナス2秒3からマイナス1秒7への変動でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響を受け、良馬場だった日は1日もありません。馬場差は全て変動で3日目、5日目はマイナス2秒台からマイナス3秒台でした。
 まず雨の影響で土曜午前はマイナス3秒台とかなりの高速馬場でしたよね。もう極限に近いレベルでスタートして、午前は小雨の発表ではあったんですが、さらに高速化する事はなく、終盤へ向けて水準方向へ動いていく変動でしたね。とは言え、後半でもマイナス2秒台中盤ですからね、1日を通じて超のつく高速馬場であった事は変わりないですね。日曜はマイナス2秒3でスタートして水準方向に動いていく変動でした。こちらも土曜ほどではないんですが、かなり時計の出やすいコンディションでしたね。
そして連対馬の脚質を見ると、土曜はほとんどが前目に位置した馬同士の決着だったのに対し、日曜後半は中団からの差し馬も届いていましたね。


  タイム分析
 2025/05/11 (日)  芝=-2.4 → -2.6  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T2000 ヘヴンウィンド 牡3 未勝利 2:00.2 -1.5 -0.4 +0.5 -2.4 D C 8.17
4R T1600 テンミラクルスター 牝3 未勝利 1:33.5 -2.0 --- -0.1 -1.9 C D 5.90
6R T1400 ハクサンイーグル 牡4 1勝クラス 1:21.2 -1.0 -0.5 +0.3 -1.8 D D 7.00
7R T2000 シンハナーダ 牡4 2勝クラス 2:01.3 +1.2 -1.3 +2.4 -2.5 SL D 6.25
10R T2400 マイネルクリソーラ 牡6 メトロポ(L) 2:24.0 -1.0 -0.4 +1.7 -3.1 E D 3.50
11R T1600 パンジャタワー 牡3 NHKマ(G1) 1:31.7 -2.0 --- +0.1 -2.1 C C (14.50)
 2025/05/11 (日)  ダ=-2.3 → -1.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1600 ラルガメンテ 牝3 未勝利・牝 1:38.3 -0.7 --- +1.6 -2.3 E D 9.45
2R D1400 アラスカフレイバー 牡3 未勝利 1:23.9 -1.8 --- +0.2 -2.0 C D 3.57
5R D2100 ピカピカサンダー 牡3 1勝クラス 2:09.1 -3.3 --- -0.5 -2.8 B C 6.50
8R D1600 アージェント 牡4 1勝クラス 1:36.3 -1.7 --- +0.2 -1.9 C C 9.13
9R D2100 カズタンジャー 牡4 日吉特別(2勝) 2:09.2 -2.1 --- +0.3 -2.4 C C 7.00
12R D1600 ウェットシーズン セ4 立夏SH(3勝) 1:34.0 -2.4 --- -0.7 -1.7 B D 9.33

東京1R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒6遅い勝ちタイムでした。
東京4R 3歳未勝利 注目
 勝ったテンミラクルスターについて。
1着:テンミラクルスター 
 経験馬相手のデビュー戦だったんですが、レース前はねちょっとテンション高くてどうなるかと思ったんですが、いざゲートが開くと序盤からスムーズに折り合って、直線で外に持ち出すと一気に伸びて差し切りましたね。まるでね、もう何か既に何戦か経験しているかのような落ち着いたレース運びでしたね。この勝負服で、鞍上が津村騎手で外を回っての差し切りですからね。去年のヴィクトリアマイルの勝ち馬テンハッピーローズを思い出したのは私だけではないような気もするんですよね。いずれにしろ、今後が楽しみな存在ですね。
東京5R 3歳1勝クラス タイムB
 このレースの勝ちタイムは当開催3歳1勝クラスの基準タイムより3秒3速く、このレースの時の2100m対象の馬場差がマイナス2秒8だった事ことを踏まえても、 -3.3-(-2.8)=-0.5 で基準より0秒5速い勝ちタイムとなります。
1着:ピカピカサンダー 
 ピカピカサンダーが昇級戦、しかも初めての2100mで勝って連勝です。ピカピカサンダーは一旦ハナに立ったんですが、途中から主張してきた馬にハナを譲る展開で、決して楽な形ではない中、自分のリズムを守り通して4馬身差の圧勝でした。振り返れば前走はBランクの時計で未勝利戦を勝ち上がっているので、まぁこの走りにも納得は行きますよね。とにかくスタミナが豊富にある印象です。次の開催はね、クラス編成が変わって3歳以上2勝クラスの2100m戦があるんですよね。持久力勝負になれば昇級しても出番はありますね。
2着:シャルクハフト 
 2着シャルクハフトは馬群の中から外めに持ち出してよく伸びていますね。3着馬には2馬身差をつけていますし、次走も有力ですね。
東京7R 4歳以上2勝クラス タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
東京10R メトロポリタンS タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。
東京11R NHKマイルC 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCでした。まずはスタート、大外のコートアリシアンがね外に大きく寄れて置かれる形の競馬になったんですよね。そして、トータルクラリティが出て行きます。一旦はちょっと掛かり気味にトータルクラリティが行ったんですが、途中からヴーレヴーが交わして行く形になって、前半600mは33秒4、800mは44秒6というハイペースになりましたよね。そして直線に向くと激しい争いになりました。馬場の内と外に分かれてね、結構広がっての追い比べになったんですよね。隊列的にはちょっともう差しがね、来そうな感じの隊列になる中、外からねパンジャタワーがこの辺りから一気にこう伸びてね、先頭をうかがう勢いだったんですよね。内で脚を溜めてたマジックサンズも内から伸びて来て、チェルビアットも内を通ってしぶとくね、手応え以上に伸びて来るんですよね。その中パンジャタワーが早めに抜け出して、このまま粘るかという所を内から何とかこうね、来るような形になって大接戦のゴールインになりました。
1着:パンジャタワー 
 中にチェルビアットと3頭接戦でしたが、勝ったのはパンジャタワーでした。中団の外めにつけてスムーズに折り合って、最後の直線は映像にあった通り外から長く良い脚を使って接戦を制しましたね。調教段階からね、本当動きが良くて、コンシェルジュの出番ではなかったんですが、自分なりに調教診断をやってAというジャッジを付けるぐらい調教の動きが良くて、パドックでもね気配の良さが目立ってたんですよね。ただ、個人的には距離延長がどうかなと思って評価を下げたんですが、今回スタミナよりもやっぱり瞬発力が問われる馬場になりましたし、見事克服して勝利しましたよね。恐れ入ったとしか言うしかないですし、穴馬が来るのはわかってたんですけども、何が来るかという所の判断を誤ったなっていうのがこの馬で、本当陣営も良く仕上げたと思いますね。
2着:マジックサンズ 
 そして惜しかったのが内から伸びた2着マジックサンズでした。惜しかったですね。レース前から結構テンションが高くて、騎手の話によると馬込みに入れるのはやめようという判断だったと思うんですよね。内々ロスなく捌いて、立ち回りとしてね、本当完璧だったと思いますね。惜しい内容の2着でした。お母さんが1200mから1400mで4勝してて、半姉のコナコーストは桜花賞の2着馬だったんですよね。ですから、今回距離短縮でマイル適性があったと思いますし、というのも皐月賞組がねやっぱり結局来たなという感じはしますよね。
3着:チェルビアット 
 そしてその後、差のない3着がチェルビアット。こちらは桜花賞組でした。こちらもね、レース前ちょっとテンション高かったんですけども、それでもレースでは中団で流れに乗って最後の直線に向いて、スペース確保するとしぶとく伸びて来たんですが、あと一歩届かなかったですよね。この馬も短めの距離で結果を残して来た馬なんですよね。やっぱり桜花賞組来たなという感じで、穴馬と皐月賞組・桜花賞組という図式だったなと、終わってから気づきましたね。
4着:モンドデラモーレ 
 そして4着馬はモンドデラモーレでした。1番枠から内々ロスなく運んで最後もスムーズに外に出したんですよね。上位3頭は、この馬より後ろに位置していた馬ですから、展開面を考えると4着とは言え、よく頑張ってると思いますし、内容的には次に繋がる走りでしたね。
5着:ランスオブカオス 
 5着はランスオブカオスです。この馬の場合ね、スタートしてからの加速が速くて一瞬ハナに立って、その後好位に控えるという難しい形の競馬になったんですよね。差し有利の決着の中、前付けして頑張ってると思いますし、吉村誠之騎手共々この経験を次に生かしてほしいなと思いますね。
6着:サトノカルナバル 
 その後6着はサトノカルナバルでした。ポジションはね徐々に下げて行くような形になったんですよね。ただ、ペースが速かった事を考えれば、それはそれで良かったと思うんですよね。伸びてはいるんですが切れ負けした印象で、距離はマイルでも問題ないと思いますね。ただ、高速馬場よりもう少し時計の掛かる馬場の方がこの馬には良いのかもしれないですね。
12着:ミニトランザット 
 ミニトランザットは12着でした。パンジャタワーが見える位置でレースを進めて、最後の直線では6着だったサトノカルナバルと併せる形になって、一瞬ね伸びたんですけど残り100mぐらいで失速しましたよね。今の段階では力負けかなと思いますし、今後の成長を期待したいですね。
14着:アドマイヤズーム 
 そして1番人気のアドマイヤズームは14着でした。前半の段階で落鉄してたという事で、主な敗因はそれだと思うんですよね。ただちょっとレース前からテンションが高かったのはやや気がかりだったと。あと落鉄してなかったとしても、相当ペースが速いレースの前付けだったので、もしかしたら失速してた可能性もあったと思うんですよね。色んな事が複合的な要素として重なり合って、今回の着順になったかなと思うんで、能力は高い馬ですからね、次走巻き返し期待できると思います。
東京12R 立夏S タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムでした。
1着:ウェットシーズン 番組注目馬
 ウェットシーズンが東京ダート1600mで連勝しました。ウェットシーズンは体重が16キロ減ってたんですが特に細くなった感じはなく、引き締まって良い体つきに見えました。レースでは好スタートを決めて楽な手応えで2番手につけて、4コーナーを回ると馬なりで先頭に立って5馬身差の圧勝でしたね。以前はね、気性面の難しさがあって、昨年には去勢もされたんですが、その後は良い競馬を続けて今回また一気にパフォーマンスを上げて来たんですよね。ベストの東京1600mならオープンに昇級しても勝負になると思いますね。
2着:ナイトアクアリウム 
 2着ナイトアクアリウムはよく伸びています。今回は勝った馬が強かっただけで、末脚は安定しているだけに、次走も引き続き上位争いになりますね。
3着:ダノンザボルケーノ 
 そして3着ダノンザボルケーノは前走の中山では9着に敗れたんですが、得意の舞台で巻き返してきましたね。次走も引き続き、東京のマイル戦に出走してきたら圏内だと思いますね。

解説者:津田照之(競馬エイト)

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