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馬場差一覧

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マ

京都4R 3歳新馬 タイムＥ

基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。

京都5R 3歳未勝利 タイムＢ

このレースの勝ちタイムは当開催3歳未勝利クラスの基準タイムより0秒4遅く、2400m対象の馬場差がマイナス0秒1だった事を踏まえますと、 +0.4-(-0.1)＝+0.5 となりますが、ペース補正が1秒2入っていて、 +0.5-1.2＝-0.7 で基準より0秒7速い勝ちタイムとなります。

1着：ロットブラータ

番組注目馬ロットブラータが1番人気に応えました。楽な手応えでね、番手を追走したロットブラータとそれを追うように伸びて来たヴァリディシームスのマッチレース。先んじて抜けたロットブラータは相手が来れば来るほど伸びるような感じで、ヴァリディシームスのね追撃をしのぎ切って、結果この2頭で3着以下を5馬身以上離す結果になりました。 　ロットブラータは4戦目での勝利です。新馬戦4着時に0秒1差だった勝ち馬ミッキーゴールドが昇級戦の1勝クラスも連勝し、1月の若駒ステークスでも2着。2着だった前走の勝ち馬リンクスティップが重賞のきさらぎ賞で2着と、強い相手に好走して来ただけに、順当と言えば順当な勝利ではあるんですが、距離が延びて結果が出たという点ではね、先々に向けて期待も膨らむ要素だと思います。

2着：ヴァリディシームス 番組注目馬

番組注目馬ロットブラータが1番人気に応えました。楽な手応えでね、番手を追走したロットブラータとそれを追うように伸びて来たヴァリディシームスのマッチレース。先んじて抜けたロットブラータは相手が来れば来るほど伸びるような感じで、ヴァリディシームスのね追撃をしのぎ切って、結果この2頭で3着以下を5馬身以上離す結果になりました。 　その勝ち馬とクビ差の2着がヴァリディシームスでした。ヴァリディシームスも新馬戦からね、距離を600m延ばしての好走でした。上がりの速いレースで相手がねより上手く立ち回った節があるだけに、内容としては負けて強しの評価で良いのかなと思います。2021年に小倉1800mの中京記念を勝ったアンドラステの半弟で、姉同様にね脚力は十分にありますし、お父さんがキズナに変わった事で、姉以上のスタミナというのも備えている馬です。後続につけた着差というのは決定的なものですし、この路線であれば勝ち上がりにはそう時間は掛からないのかなと思いますね。

京都6R 4歳以上1勝クラス・牝 タイムＥ

基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。

3着：キョウエイフロイデ 通信簿

6番人気3着でした。週なかの段階では東京1600mのね、出走を予定していたんですが、ちょっと優先出走権がないとかの関係で結果、出られる京都に行く事になりました。内容自体は懸念した通りね、モタモタした走りだったんですが、今回は11頭立てでタイムランクE・メンバーランクDという組み合わせ。この辺りに助けられて3着まで届いてしまったという競馬でしたね。上手いところを使われてしまったという感は強いんですが、私自身の視野の狭さというのも痛感しました。

京都7R 4歳以上1勝クラス

9着：フェリーニ 通信簿

4番人気9着でした。飛び上がるようなスタートでバランスを崩して遅れた。後ろから差す脚はないので、これで万事休す。

京都8R 4歳以上2勝クラス タイムSL

前半が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

京都9R つばき賞 タイムＢ

基準より0秒5速い勝ちタイムでした。外からねダイシンラーが逃げたんですが、序盤に牽制が入った事で隊列がなかなか決まらず、600m通過35秒1、1000m通過59秒7と緩みのないペースになりました。

1着：パラディレーヌ 勝ち馬注目

唯一の牝馬パラディレーヌが3馬身差で勝って連勝です。勝ったパラディレーヌはスタートこそ早くなかったんですが、抑え切れないぐらいのね手応えで好位の外めに着いて行き、外からベイリークロアがマクって来た際にも冷静に走れていた、この辺りは収穫のある競馬でしたね。残り600m辺りから外をジワッと押し上げて、直線では勢い良く先頭。そのまま一気に後続を突き放して2着に3馬身差をつけ、未勝利戦からの連勝を飾りました。お母さんのパラダイスガーデンが1200mで4勝と、結構前進気勢の強い母系なんですが、お父さんがねキズナという事で、この辺りにねスタミナの下地というのはね補完できている印象があります。今のところはちょっと気負いやすい気性面と、その辺りを上手くコントロールできてはいるんですが、それがねしっかりと結果にも出ているという部分ですね。更なる距離延長、その辺りを考えるとね懐疑的な要素も出てくるんですが、1600m路線であれば主役も狙える存在になるんじゃないかなと思わせるぐらい、今回抜け出す脚というのは見事でした。

2着：ローランドバローズ

あと初芝で2着に好走したローランドバローズですが、タフな展開を味方につけたという部分があったと思います。内に入ってもしっかり伸びた辺り、自身のパワーの証明ですし、芝を走るにはね今回のように流れた展開というのが理想で、瞬発力勝負になった場合は少し疑問が残るかなと思いますね。

京都11R 阪急杯 タイムＥ

基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはCでした。今年は京都での一戦でした。逃げたのは昨年同様にアサカラキングで、600m通過35秒2。単騎の形でプレッシャーが少ないマイペースに持ち込めた事で、直線では後続を突き放して粘り込む体勢でした。最後の最後、馬場の大外からカンチェンジュンガがね、一気の脚を見せてアサカラキングを捕らえて半馬身突き抜けて、重賞初制覇という事になりました。2着には昨年同様に粘り込んだアサカラキング。3着にはしぶとく伸びたソーダズリングが入り、1番人気に推されていたフォーチュンタイムは5着でした。

1着：カンチェンジュンガ

勝ったカンチェンジュンガ、鮮やかな切れ味でした。いつも通り自分の競馬に徹しての末脚勝負でしたが、枠なりに大外を回りながら直線もね併せ馬ではなくて、馬群から離れた位置でね、1頭で伸びて来たように、もう見た目のインパクトというのが凄かったですね。当日12キロの馬体増で、デビュー以来最高体重のね496キロ。地力強化というのをね印象づける重賞制覇で、本番でも期待ができるのかなと思いますね。

2着：アサカラキング

2着はアサカラキングです。組み合わせ的に先手が取れる構成でしたし、しっかりと出して自身の競馬はできているという風に思います。前走の阪神カップ9着にしても、着差はわずかでしたし、ここに来て良い頃の走りというのが戻って来ている印象がありますね。序盤が、以前ほどね出脚がない印象があるので、今では明らかに1200mよりも1400mの方が走りやすそうな感じがします。あとは典型的な逃げ馬なんでね、今後も組み合わせ次第な部分はあると思いますね。

3着：ソーダズリング

その後差がなく3番人気ソーダズリング3着でした。3コーナー辺りでは馬込みで多少窮屈にはなったんですが、直線では広い所に持ち出せましたし、最後までしっかりと伸びていると思います。異常なほど弾けた勝ち馬と、あとはマイペースで逃げたね逃げ馬、これに及ばなかっただけで、内容的にはねちぶというのはなかったと思います。安定してきましたね。

5着：フォーチュンタイム

一方、1番人気のフォーチュンタイムは5着になりましたね。アサカラキングの直後の内々から運んで直線もそのまま最内の進路を取りました。前半、力んだ部分もあってね伸び切れずというね、鞍上のコメントがあったんですが、開催7日目の馬場でバイアス的にも外の方がやっぱり伸びる馬場ですから、アサカラキングのね、外を狙うようなそういう進路というのもね、良かったのかもしれないですね。とは言え、昇級初戦でこの内容ですから上々の手応えは掴めたのではないかなという風に思いますね。

解説者：久光匡治(優馬)