2014年2回福島2日目

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2014/01/05 (日)
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  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス1秒1だった。
 土曜は稍重でスタートして5Rから良馬場に変更されたが、馬場差は1日を通した数値。雨の影響は残っていたも、速い時計の出るコンディションだったと言えるだろう。日曜は土曜よりも乾いて、馬場差としては若干ではあるが、マイナス方向に大きくなった。連対馬を見ると、前へ行って内を立ち回った馬が粘っていた。土日を合わせて14鞍の内10鞍で逃げ・先行馬が連対という感じだった。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒6からマイナス1秒2へと変動、日曜がマイナス1秒0だった。
 土曜は馬場発表が重から稍重に変更されたが、馬場差も変動となった。時間の経過とともに徐々に水準方向に近づいて行く普通の変動。ただし、変動の幅はそれほど大きくなかった。日曜は終日稍重で馬場差も安定していた。土曜日の終わりよりも少しだけ水準に近づいて、馬場差はマイナス1秒0だった。いずれにしろ土日ともに高速馬場。福島らしく、前の組での決着が多かったが、特に土日で5連対した逃げ馬の活躍が目立った。


  タイム分析
 2014/07/06 (日)  芝=-1.1  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1200 ショウナンバクフウ 牝3 未勝利・牝 1:08.9 -0.9 --- -0.2 -0.7 C E 11.79
5R T1800 フォワードカフェ 牡2 新馬 1:51.1 +1.2 -0.9 +1.3 -1.0 SL C 7.56
6R T1200 クラウンノキミ 牡2 新馬 1:10.4 -0.2 --- +0.5 -0.7 D C 8.44
7R T2000 サーストンコラルド 牡3 未勝利 2:01.7 +0.1 --- +1.2 -1.1 E D 7.19
9R T1800 アートフェスタ 牡3 雄国沼特500 1:47.0 -0.9 --- +0.1 -1.0 C C 6.36
10R T1200 シゲルカガ 牡3 さくらん1000 1:07.7 -1.1 --- -0.4 -0.7 B C 5.40
11R T1800 ウインマーレライ 牡3 ラジオNIH(G3) 1:45.9 -1.0 --- ±0 -1.0 C C 8.50
 2014/07/06 (日)  ダ=-1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1150 サンタレジーナ 牝3 未勝利 1:09.4 +0.2 --- +0.9 -0.7 E D 7.50
3R D1700 フジマサクラウン 牡3 未勝利 1:46.1 -1.0 --- ±0 -1.0 C D 6.23
8R D1700 ソーミラキュラス 牝4 500万下・牝 1:44.3 -1.7 --- -0.7 -1.0 B D 6.53
12R D1150 ボンジュールノゾミ 牝4 500万下 1:07.9 -0.6 --- +0.1 -0.7 D C 9.31


  馬券Summary
巴賞から函館記念を考える
巴賞は函館記念の重要なステップレースだが、過去10年の函館記念において、前走が巴賞だった馬が5勝2着6回3着3回と連対馬の半数以上を占めている。5勝の内訳は巴賞1着から4着馬が各1勝で、残る1頭は巴賞11着だった。ただ、よくよく調べてみると、この5勝のうち3勝が同一馬。2005年から2007年で勝ったエリモハリアー。エリモハリアーのような馬が再び現れるとはちょっと考えにくいので、2008年以降6年間でデータを取り直してみる。この内2009年は札幌開催。すると前走巴賞だった馬は2勝2着4回3着3回と。巴賞が重要なステップレースである事には変わりないが、近年の傾向からは巴賞については函館記念で1着よりも2・3着の方が多いことがわかる。また、2008年以降の2勝はそれぞれ巴賞で3着・4着だった馬で巴賞1着馬はなんと2008年のフィールドベアのみで2着1回のみ。フィールドベアが2着しただけ。ここ5年連続して巴賞1着馬は4着以下に沈んでいる。過去3年は連続して巴賞1着馬が1番人気だったのに、4着以下に沈んでいる。これはちょっと勝ち馬はどうなのかなという感じがある。さらに2着3回3着3回は巴賞5着から8着馬。しかも、巴賞で4番人気以内だった馬が1勝2着3回3着3回とよく頑張っている。巴賞から函館記念に向かう馬を狙うなら4番人気以内で5着から9着ぐらいだった馬を狙うべきじゃないかと。
解説者:市丸博司(パソコン競馬ライター)
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