中山 阪神
1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 11R 12R

2020/03/22(日) 中山11R フジテレビ賞スプリングステークス

2回中山9日目  芝1800m(右/A) 基準タイム:1:48.0 次走平均着順:6.1着(10頭)
タイムレベル:S メンバーレベル:C ペース:SS 馬場差:-0.5 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 7 ガロアクリーク 牡3 56.0 ヒューイ 1:49.8 -0.2 5-6-7-4 33.8(1) 16.6 6 496(-10)+1.4 55.9
2着 3 ヴェルトライゼンデ 牡3 56.0 池添謙一 1:50.0 0.2 5-5-4-4 34.2(3) 1.7 1 490(-2)+1.6 53.7
3着 9 サクセッション 牡3 56.0 三浦皇成 1:50.3 0.5 7-7-8-4 34.1(2) 4.6 2 510(-8)+1.9 50.3
4着 5 ファルコニア 牡3 56.0 M.デムーロ 1:50.3 0.5 10-8-2-3 34.7(4) 6.3 3 450(+4)+1.9 50.3
5着 8 アオイクレアトール 牡3 56.0 田辺裕信 1:50.4 0.6 1-1-1-1 34.9(6) 13.4 5 468(+2)+2.0 49.2
6着 2 シルバーエース 牡3 56.0 横山典弘 1:50.7 0.9 2-2-2-2 35.1(8) 27.0 7 466(-2)+2.3 45.9
7着 4 ココロノトウダイ 牡3 56.0 丸山元気 1:50.7 0.9 4-4-4-4 34.8(5) 10.3 4 520(-8)+2.3 45.9
8着 10 ラグビーボーイ 牡3 56.0 北村宏司 1:51.2 1.4 8-8-8-9 35.0(7) 122.7 9 492(-2)+2.8 40.3
9着 1 エン 牡3 54.0 柴田大知 1:51.5 1.7 3-3-4-4 35.7(10) 102.0 8 470(+4)+3.1 33.0
10着 6 ガミラスジャクソン 牡3 56.0 鴨宮祥行 1:52.2 2.4 9-10-10-10 35.6(9) 267.8 10 448(-7)+3.8 29.2

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週は金曜からの3日間開催で、芝の馬場差2000m対象の数値は金曜がマイナス0秒5、土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒5だった。まずは遡って9日間の馬場差を確認しておくと、3日目まではマイナス1秒台だったが、その後雨の影響でプラスの数値になり、先週はマイナスゾーンに戻った。
 木曜の深夜に雨が降ったが、3日間全て良馬場だった。これがまぁ久しぶりの良馬場で、なおかつ先週火曜日に芝を刈っているのでマイナスの馬場差になった。数値に大きな動きはないが、土曜は金曜よりも乾いてマイナス方向に動き、日曜は芝の傷みが進んで水準方向に動いた。芝にも風の影響はあったと思われるが、ダートよりは影響が小さく、また金曜の特に風が強かった前半の時間帯に芝のレースはなかったので、変動にはなっていない。また1200mが無かったので、距離別に馬場差を分ける必要もなかった。今週はAコース連続使用5週目となるが、芝が成長する時期なので、雨や風の影響がなければ先週より馬場差はマイナス方向に動く可能性もある。そしてBコースに移る来週以降は、さらに速い時計が出るようになる可能性がある。
レースコメント
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。タイムランクがSL・メンバーランクはCだった。アオイクレアトールが先手を取った。そしてそのまま4コーナーに入って行く。アオイクレアトールが逃げるというのは、大体皆さんも予想通り、私も予想通りで、そして1000m通過は1分3秒2と超スローペースになった。出遅れたヴェルトライゼンデでも向正面では5番手まで追い上げていて、3コーナーからさらに差を詰めて行ったが、全体のペースはあまり速くならず、直線入り口で8頭がほぼひと塊。位置取りに関係ない瞬発力勝負になった。直線半ばでもまだ5頭は横に並んでいたが、そこからガロアクリークが鋭く抜け出した。ヴェルトライゼンデもじわじわ伸びて、並びかけるが、最後にガロアクリークが伸びて1着。一番外から伸びたサクセッションがフォルコニアをハナ差抑えて3着に入った。
1着:ガロアクリーク
 ガロアクリークが差し切って重賞初制覇。鞍上のL.ヒューイットソン騎手もJRAの重賞初制覇となった。そして2着がヴェルトライゼンデ、3着争いではサクセッションが先着してここまで3頭が皐月賞への優先出走権を得た。
ホープフルステークスではヴェルトライゼンデがガロアクリークに2秒4もの差をつけていたが、逆転になった。距離が短くなった事、そして超スローペースからの瞬発力勝負になった事がガロアクリークに大きなプラス要素だったが、まぁそれだけではないと思う。重賞のホープフルステークスで5着以内に入った馬はこれまで、そして今年も皐月賞トライアルを勝った事がない。ホープルステークスが重賞になってから、ホープフルステークス5着以内の馬は次走で1勝・2着4回・3着7回。これ29頭中13頭が1番人気になってこの成績ですから、明らかに良くない。で、唯一の勝ち馬というのがホープフルステークスの次走が皐月賞だったサートゥルナーリアなので、ホープフルステークスで好走してから3か月以内に走ると危ないという傾向がある。こういう臨戦過程だと疲労を取ってからしっかり仕上げるのは難しいのだと思う。
思いっきり余談だが、昨年のホープフルステークスを勝ったコントレールがぶっつけで皐月賞というルートを選択したのは、傾向からすると良いと思う。
ガロアクリークは距離が伸びてペースも速くなるであろう皐月賞ではちょっと厳しい感じがする。
2着:ヴェルトライゼンデ
 そして2着のヴェルトライゼンデだが、実際にホープフルステークスで中山2000mで好走している訳ですから、皐月賞では上位候補だと思う。まぁ少なくともこのスプリングステークス組では最先着すると思うが、他の路線と比べて有力かとなるとちょっと疑問だと思う。
3着:サクセッション
 3着のサクセッション、こちらは早めに動いて最後まで脚を使えているが、これまでのレース内容も考慮すると、1800mがギリギリのように思う。
4着:ファルコニア
 4着ファルコニアは出遅れて前半は後ろ。早めに動き出した事で最後は甘くなったが、オープンで通用する能力は示した。
5着:アオイクレアトール
 そして5着のアオイクレアトールは超スローペースの逃げで粘り切れなかったが、これまで何回もスローペースで切れ負けしてきた馬。こういう超スローペースの逃げでは意味がないと言うか、持ち味が生きないと思う。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m合計
クラス平均 12.611.612.212.412.112.112.111.712.11:48.9
当レース 12.812.112.613.012.712.311.811.111.41:49.8
前半800m:50.5後半800m:46.6
前半600m:37.5中盤600m:38.0
(600m換算:38.0)
後半600m:34.3
グラフ

払戻金

単勝71,660円6人気枠連3-7710円3人気
複勝7
3
9
380円
110円
140円
7人気
1人気
2人気
ワイド3-7
7-9
3-9
780円
1,350円
200円
11人気
16人気
1人気
馬連3-72,910円11人気3連複3-7-93,050円10人気
馬単7-39,820円26人気3連単7-3-937,220円101人気


当サイトに掲載されている情報はその正確性を保証するものではありません。情報の修正依頼・ご要望等はこちらへ by ittai&野村明
since 2001.06.26 -