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2020/03/08(日) 中山11R 報知杯弥生賞ディープインパクト記念

2回中山4日目  芝2000m(右/A) 基準タイム:2:00.8 次走平均着順:5.82着(11頭)
タイムレベル:C メンバーレベル:C ペース:M 馬場差:+2.0 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 1 サトノフラッグ 牡3 56.0 武豊 2:02.9 -0.3 8-8-8-2 36.1(1) 2.8 2 492(-2)+0.1 81.0
2着 8 ワーケア 牡3 56.0 C.ルメール 2:03.2 0.3 6-6-6-6 36.5(3) 2.5 1 494(+2)+0.4 78.0
3着 10 オーソリティ 牡3 56.0 ヒューイ 2:03.3 0.4 5-5-2-2 36.9(5) 3.9 3 506(-2)+0.5 77.0
4着 5 ブラックホール 牡3 56.0 石川裕紀 2:03.3 0.4 10-10-10-6 36.2(2) 14.2 4 430(+2)+0.5 77.0
5着 4 オーロアドーネ 牡3 56.0 三浦皇成 2:03.5 0.6 4-4-1-1 37.2(8) 26.6 6 486(±0)+0.7 75.0
6着 9 アラタ 牡3 56.0 大野拓弥 2:03.7 0.8 6-6-6-10 37.0(6) 125.3 10 462(-4)+0.9 73.0
7着 2 エンデュミオン 牡3 56.0 田中勝春 2:03.9 1.0 9-9-9-6 37.0(6) 168.9 11 436(-8)+1.1 71.0
8着 6 ウインカーネリアン 牡3 56.0 ミナリク 2:04.0 1.1 1-1-2-2 37.6(10) 29.5 7 480(+2)+1.2 70.0
9着 3 パンサラッサ 牡3 56.0 坂井瑠星 2:04.1 1.2 2-2-5-6 37.5(9) 16.3 5 452(±0)+1.3 69.0
10着 7 メイショウボサツ 牡3 56.0 横山典弘 2:04.5 1.6 11-11-11-11 36.7(4) 34.0 8 464(+10)+1.7 65.0
11着 11 ディヴィナシオン 牡3 56.0 内田博幸 2:06.9 4.0 3-2-2-5 40.5(11) 107.9 9 430(-6)+4.1 41.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がプラス1秒4からプラス2秒1への変動だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、3日目まではマイナス1秒台だったが、4日目つまり先週日曜はプラスゾーンになって一気に時計が掛かった。
 水曜と木曜日の雨、そして土曜早朝の小雨の影響、さらに1週経過したことで土曜の時点で開幕週よりは時計が掛かるようになっていたが、まだマイナス1秒0。しかし、日曜は未明から雨が降り続け、5Rの時点で既に馬場差プラス1秒4と、土曜とは様相が一変した。そこから後半にかけてさらに時計が掛かるようになった。土曜は1週目と同じで内が有利だったが、日曜特に日曜の後半は内が傷んだか、あるいは内の方に水分が溜まった事で、外を通る馬がよく伸びた。内側の芝が傷んで先週日曜の後半が外伸びだったのなら、今週も外伸びの馬場になりそうだが、単に内に水が溜まって外が伸びていたとするならば、今週は外伸びとは限らない。次の3回中山1週目まではAコースが使用され、3回中山の2週目からBコースに移る。
レースコメント
 タイムランク・メンバーランクともにCだった。ウインカーネリアンが先手を取って行ったが、4コーナー手前で後続が並んで来る。1000m通過1分1秒1というのは、まぁ平均ペースだが、800mから1600mにかけてが50秒3と遅くて、3コーナーで仕掛ける馬が多かった。サトノフラッグは前半は後ろにいたが、3コーナーで外からマクって4コーナーでは前に並び、直線入り口ではほぼ先頭に並んでいた。そしてサトノフラッグに並ばれたところでオーソリティが仕掛け、サトノフラッグを追うように上がって来たブラックホールが外から迫って来たが、この2頭は振り切られた。仕掛けを遅らせたワーケアが最後に迫って来たが、差は詰まらず2着までだった。
1着:サトノフラッグ 解説危険
 サトノフラッグが3連勝で重賞初制覇。サトノフラッグは道悪も難なくこなして快勝。かなりの強さを見せた。では、皐月賞やダービーでも有力かと言うと、私の観点から言うとディープインパクト産駒はそんなには簡単ではないんですよね。弥生賞を勝ったディープインパクト産駒は過去皐月賞で4着・2着・9着・不出走・15着。ダービーは不出走・1着・11着・6着・10着。皐月賞2着そしてダービー1着のマカヒキを除くと、スプリングステークスを勝って、皐月賞6着・ダービー7着だったマウントロブソンを含めて、クラシックで好走できていない。マカヒキが他のこのトライアルを勝ったディープインパクト産駒と違ったのは、弥生賞がデビュー3戦目だった事。とにかく3歳春のディープインパクト産駒というのは、特に牡馬、これは消耗しないことが重要で、レベルの高いレースを勝って間隔を詰まってるという時が最も危ないという傾向がある。
ちなみに無茶している自覚はあるが、先ほどレース解説でも述べたが、弥生賞などの皐月賞トライアルを勝ったディープインパクト産駒はクラシックでは危ないので、次走は危険と判断する。重賞初出走の弥生賞では、積極的に馬券を買って勝ったら次は軽視するというのがディープインパクト産駒との付き合い方の基本。ちなみに、マカヒキ以外のディープインパクト産駒のダービー馬だが、ディープブリランテがスプリングS2着、キズナが弥生賞5着、ワグネリアンが弥生賞2着、ロジャーバローズがスプリングS7着だった。さらに皐月賞を勝ったディープインパクト産駒のディーマジェスティとアルアインは、弥生賞にもスプリングSにも出走していなかった。
2着:ワーケア
 そして2着がワーケア・3着がオーソリティでここまで3頭が皐月賞への優先出走権を得た。ワーケアは4コーナーで上がって来る馬が多くて進路がなく、追い出しを待たされたが、そこで動けなかった事で2着に上がれたという可能性はある。とは言え、年明け初戦のトライアルとしてはしては上々の内容と結果で、皐月賞やダービーで上位候補となる。
3着:オーソリティ
 そして2着がワーケア・3着がオーソリティでここまで3頭が皐月賞への優先出走権を得た。3着オーソリティは勝ち馬に合わせて動いても止まらなかったが、ワーケアとの関係と言うか、着差がホープフルステークスと変わっていない。この関係を逆転できる可能性はあまりないような気がする。
4着:ブラックホール
 そして4着のブラックホールは時計の掛かる馬場でマクって札幌2歳ステークスと似たようなレースをする事ができたが、ちょっと力が及ばなかった感じ。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.611.312.312.712.712.512.212.011.612.02:01.9
当レース 12.711.412.112.312.612.612.612.511.812.32:02.9
前半1000m:61.1後半1000m:61.8
前半600m:36.2中盤800m:50.1
(600m換算:37.6)
後半600m:36.6
グラフ

払戻金

単勝1280円2人気枠連1-7370円1人気
複勝1
8
10
110円
110円
120円
2人気
1人気
3人気
ワイド1-8
1-10
8-10
170円
210円
200円
1人気
3人気
2人気
馬連1-8370円1人気3連複1-8-10420円1人気
馬単1-8690円1人気3連単1-8-101,510円1人気


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