中山 京都
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2020/01/12(日) 京都11R 日刊スポーツ賞シンザン記念

1回京都4日目  芝1600m(右・外/A) 基準タイム:1:34.2 次走平均着順:4.9着(10頭)
タイムレベル:D メンバーレベル:C ペース:M 馬場差:+1.2 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 1 サンクテュエール 牝3 54.0 C.ルメール 1:35.9 0.0 3-3 35.5(1) 4.2 2 454(±0)+0.5 65.0
2着 6 プリンスリターン 牡3 56.0 原田和真 1:35.9 0.0 2-2 35.6(2) 16.5 5 454(+10)+0.5 69.0
3着 3 コルテジア 牡3 56.0 松山弘平 1:36.6 0.7 5-5 35.9(4) 75.8 9 452(±0)+1.2 60.3
4着 5 オーマイダーリン 牝3 54.0 武豊 1:36.7 0.8 7-7 35.8(3) 12.0 4 456(-6)+1.3 55.0
5着 2 ヴァルナ 牡3 56.0 福永祐一 1:36.8 0.9 1-1 36.6(7) 36.6 7 478(±0)+1.4 57.8
6着 4 タガノビューティー 牡3 56.0 和田竜二 1:36.8 0.9 7-7 35.9(4) 6.4 3 508(±0)+1.4 57.8
7着 9 ルーツドール 牝3 54.0 川田将雅 1:37.5 1.6 5-5 36.8(9) 1.6 1 520(-4)+2.1 45.0
8着 10 ヒシタイザン 牡3 56.0 幸英明 1:37.5 1.6 10-10 36.1(6) 64.5 8 504(-4)+2.1 49.0
9着 8 カバジェーロ 牡3 56.0 北村友一 1:37.6 1.7 7-7 36.7(8) 18.5 6 492(±0)+2.2 47.8
10着 7 ディモールト 牡3 56.0 池添謙一 1:38.3 2.4 3-3 37.8(10) 185.9 10 492(±0)+2.9 39.0

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 京都も先週は3日間開催だった。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒3、日曜がプラス1秒5、月曜がプラス1秒7だった。ここまで5日間の馬場差を確認しておくと、開幕週がプラス1秒1、2週目はさらに大きな数値になった。
 火曜から木曜にかけて雨が降り、なおかつ気温が低いのでなかなか乾かず、朝露の影響もあって開催日の含水率も3日間ほとんど同じだった。洋芝はきちんと生え揃っているので、綺麗な緑色を今のところしているが、通常は地表にメッシュ状に張っている野芝がほとんどなくなっているので、縦に伸びる洋芝の隙間に土が露出している。地表に野芝がある馬場よりも、この状態だとね脚のかかりが悪いので、時計が掛かっている。こういう馬場は開催が進むにつれてどんどん時計が掛かるようになる。そのため、1週目より時計が掛かりましたし、同じ週の3日間の中でもどんどん時計が掛かるようになって行った。このままの推移だと、今後はプラス2秒を超えるレベルまで行くと思われる。時計は掛かるが、内が有利という傾向は1週目と変わらなかったが、月曜の後半がちょっと内有利の度合いが緩んできたと思えるレースもあった。内有利ではなくなるタイミングを見逃さないようにしたい。1回開催はこのままAコースが使用され、次の2回京都はBコースが使用される。
レースコメント
 ライムランクはD・メンバーランクはCだった。スタートでサンクテュエール・オーマイダーリンが遅れた。一方逃げたのはヴァルナだった。逃げた事のある馬が多かったので、超スローペースにはならないと予測していたが、この組み合わせでプリンスリターンがポンと前に出るのは予想外だった。内からヴァルナが交わして行って逃げたが、ペースは落とせなかった。直線で2番手プリンスリターンが外に出して先頭に立ったが、内の3番手でジッとしていたサンクテュエールの前がキレイに開いて伸びて来ると、この2頭の競り合いになり、これに競り勝ったサンクテュエールがクビ差先着する。内から伸びた3着のコルテジアまで4馬身開いていた。
1着:サンクテュエール
 サンクテュエールがプリンスリターンに競り勝ち、重賞初制覇。サンクテュエールは超スローペースのアルテミスSでは引っかかっていた。出負けしてすぐに追い上げて行っても折り合えたのは、馬の成長もあるが、超スローペースにならなかった事も幸いしていると思う。とは言え、今回は才能だけで勝ったという内容では無く、なおかつを重い芝もこなせたというのは、ディープインパクト産駒の牝馬としては良い事だと思うが、シンザン記念を勝った牝馬はG1級という過去の例があるが、それに当てはまるかどうかはちょっと疑問が残り、レースレベルは高くないなぁという感じ。
2着:プリンスリターン
 そして2着のプリンスリターンは内が有利な馬場なので前へ行った。こういう狙った通りの作戦が取れる操縦性の高さが長所ですし、切れ味不要の馬場とは言え、最後のしぶとさも目立ったが、普通のと言うか、もっと速い時計が出る芝ではどうかという感じがする。今後も時計の掛かる芝で活躍しそう。
3着:コルテジア
 そしてプリンスリターンから4馬身離れた3着がコルテジアだった。3着のコルテジアは他にも先行馬がいるという事で控えたが、行きたがる事もなく、最後はまずまずの伸びだったが、レベルの高くないレースで前と4馬身差というのはあまり評価できない。
4着:オーマイダーリン
 4着オーマイダーリンは最後までダラダラとした走りだったが、重馬場の新馬戦で伸びを欠いて、良馬場の2戦目で切れた馬だけに、今の京都の芝が合わないという事は大体想像できた。
6着:タガノビューティー
 そして3番人気タガノビューティーが6着、1番人気ルーツドールは7着だった。まず6着のタガノビューティーはダートで2勝しているので、力のいる芝は合うかと思ったが、前走程は伸びなかった。力のいる洋芝とダートは別物という事だが、外へ出すと伸びない馬場なので、これは今回仕方なかった面もあると思う。
7着:ルーツドール
 そして3番人気タガノビューティーが6着、1番人気ルーツドールは7着だった。7着のルーツドールは直線では脚が空回りして、上に伸び上がるような走りになっていて力のいる洋芝が全く合わなかったという印象が残る。ジャスタウェイ産駒にそういうタイプは少ないと思っていたが、キャリア1戦だった事も堪えているのかもしれない。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m合計
クラス平均 12.311.111.712.412.111.911.711.91:35.1
当レース 12.511.111.812.612.212.211.512.01:35.9
前半800m:48.0後半800m:47.9
前半600m:35.4中盤400m:24.8
(600m換算:37.2)
後半600m:35.7
グラフ

払戻金

単勝1420円2人気枠連1-63,220円12人気
複勝1
6
3
190円
340円
950円
2人気
5人気
9人気
ワイド1-6
1-3
3-6
890円
2,460円
4,850円
10人気
23人気
30人気
馬連1-63,190円11人気3連複1-3-623,390円51人気
馬単1-64,660円15人気3連単1-6-3103,880円215人気


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