京都
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2019/10/13(日) 京都11R 秋華賞

4回京都4日目  芝2000m(右/A) 基準タイム:1:58.9 次走平均着順:5.17着(18頭)
タイムレベル:D メンバーレベル:C ペース:M 馬場差:+0.3 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 5 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友一 1:59.9 -0.3 6-7-5-5 36.1(2) 6.9 4 452(+20)+0.7 82.0
2着 8 カレンブーケドール 牝3 55.0 津村明秀 2:00.2 0.3 6-8-8-7 36.2(4) 5.6 2 464(±0)+1.0 79.0
3着 14 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田竜二 2:00.4 0.5 14-14-14-11 35.6(1) 27.0 10 464(+4)+1.2 77.0
4着 9 シャドウディーヴァ 牝3 55.0 松山弘平 2:00.5 0.6 12-10-10-7 36.3(5) 58.3 13 474(+2)+1.3 76.0
5着 7 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永祐一 2:00.5 0.6 2-1-1-1 37.0(8) 13.5 6 476(+2)+1.3 76.0
6着 6 ローズテソーロ 牝3 55.0 横山典弘 2:00.7 0.8 10-11-12-13 36.1(2) 94.2 14 450(+2)+1.5 74.0
7着 3 ブランノワール 牝3 55.0 浜中俊 2:00.9 1.0 6-5-3-4 37.2(11) 33.4 11 442(-4)+1.7 72.0
8着 1 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田将雅 2:01.0 1.1 3-3-3-2 37.3(12) 3.5 1 464(+6)+1.8 71.0
9着 17 エスポワール 牝3 55.0 シュタル 2:01.0 1.1 12-12-11-10 36.8(6) 6.5 3 478(±0)+1.8 71.0
10着 16 パッシングスルー 牝3 55.0 戸崎圭太 2:01.1 1.2 3-3-5-5 37.3(12) 18.5 9 470(-6)+1.9 70.0
11着 10 シェーングランツ 牝3 55.0 武豊 2:01.7 1.8 17-17-15-13 37.0(8) 47.6 12 468(+10)+2.5 64.0
12着 4 トゥーフラッシー 牝3 55.0 幸英明 2:01.8 1.9 15-15-17-16 36.8(6) 211.5 17 462(±0)+2.6 63.0
13着 13 サトノダムゼル 牝3 55.0 M.デムーロ 2:01.9 2.0 10-12-12-11 37.4(14) 14.3 7 444(-4)+2.7 62.0
14着 18 シングフォーユー 牝3 55.0 藤岡佑介 2:01.9 2.0 15-15-15-17 37.0(8) 166.0 15 460(-2)+2.7 62.0
15着 15 コントラチェック 牝3 55.0 C.ルメール 2:02.0 2.1 1-2-2-2 38.4(15) 9.6 5 464(+4)+2.8 61.0
16着 11 フェアリーポルカ 牝3 55.0 三浦皇成 2:02.4 2.5 6-8-7-7 38.5(16) 15.7 8 488(-2)+3.2 57.0
17着 12 レッドアネモス 牝3 55.0 藤岡康太 2:05.1 5.2 5-5-8-13 40.9(17) 210.3 16 492(+18)+5.9 30.0
取消 2 メイショウショウブ 牝3 55.0 池添謙一

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝馬場差2000m対象の数値は土曜が設定不能、日曜がプラス0秒7からプラス0秒3への変動、月曜がプラス0秒4だった。ここまで5日間の馬場差を確認しておくと、開幕週はマイナス1秒台で速い時計の出るコンディションだったが、2週目は雨の影響で1週目とは一転して時計が掛かった。
 京都開催は予定通り土曜から月曜の3日間開催で行われたが、それでも台風19号による雨の影響を受けて、特に雨が降る中行われた土曜は終日不良馬場だった。強風の影響も受けてかなり時計の掛かるコンディションになった。まぁタイムでレースのレベルを評価するべきではない状況という事で設定不能とした。日曜プラスの数値とは言え、土曜と比べれば馬場は乾いて、さらに1日の中でも後になるほど馬場は乾いて、馬場差は水準の方向に近づいた。ただ、月曜朝、再び雨が降って日曜終盤と大きな違いは無いものの、若干時計は掛かるレベルになった。連対馬の脚質を見ると、3日間を通じて中団・後方勢が土曜より日曜・月曜で多くなって、逃げ・先行勢は土曜・日曜より月曜の方が少なくなった。馬場の消耗度と関連があったと思われる。
レースコメント
 タイムランクがD・メンバーランクはCだった。まず、ビーチサンバが先手を取ってそれにコントラチェックが続いた。コントラチェックの機先を制して、ビーチサンバは逃げた事になったが、前半の1000m58秒3のハイペースで消耗戦になった反面。ある程度の位置にいないと勝ち負けに加われなかった。勝ったクロノジェネシス、そして2着のカレンブーケドール共に内枠で、コースロス無くレースの流れに乗り切ったが、こうして見ると改めてタイムランクBの今年のホークスのレベルの高さを証明する一戦となったと思う。
1着:クロノジェネシス
 オークス以来の実戦となったクロノジェネシスが勝ってG1初制覇。まずレース運びだが、パーフェクトに近かった。2着カレンブーケドールに2馬身差ですから、これは完勝と言って良い。春は少しずつ使い減りしてオークスは432キロだった。今回は20キロ増で、成長とリフレッシュ効果が大きく、牝馬三冠の中で最も良いレースができたと思う。
北村友一騎手 あの本当に嬉しいです。もうその一言です。そうですね、本当にここまでずっと乗せてきていただいていて、ずっと悔しい結果に終わっていたので、絶対ここで勝つんだという強い気持ちでレースに臨みました。ポジション的には理想的なポジションで運べたと思いますし、4コーナー向く時の手応えが抜群に良かったので、自信を持って追い出すことができました。いつも競馬は一生懸命最後まで走ってくれる馬なので、馬を信じて一生懸命追っただけです。そんなことはないですけど、まぁただただ、馬を信じて最後まで一生懸命追っていました。そうですね、僕にとっても大きいですし、クロノジェネシスにとっても、斉藤先生にとってもすごく大きな1勝になったと思いますし、本当にこれを弾みに、もっともっと勝ちたいですし、頑張っていきたいと思う。

なお、今年の秋華賞を制したクロノジェネシスはオークス以来の実戦だった。この臨戦過程は昨年のアーモンドアイと同じで、2年連続での勝利という事になった。また、今回のクロノジェネシスは前走から体重が20キロ増えており、秋華賞史上最も体重が増えた優勝馬ということ。
2着:カレンブーケドール 解説危険
 そしてカレンブーケドールはオークスに続いてG1 2着となった。思っていたより後ろの位置取りだったが、紫苑Sの時のような気負いがなくて、落ち着いて走っていましたから、4コーナーから直線の裁きが上手く行けば、伸びて来るだろうと見ていた。追い比べで突き放されてしまいましたから、相手を褒めるしかない。
オークス2着・秋華賞2着だが、オークスは前半1000m59秒1の平均ペース、秋華賞は58秒3のハイペースだった。この2戦でわかる事は消耗戦に強いタイプであるということ。次走がエリザベス女王杯でも、他のレースでも、スローペースになると推測すれば、この特性は活かされない。もちろんこの馬、スローペースに対応したこともありますし、常に相手なりに走るということは百も承知だが、得意分野と苦手分野というので分けて見ると、瞬発力勝負の方は苦手分野だと思う。
3着:シゲルピンクダイヤ
 その後3着が10番人気のシゲルピンクダイヤ、4着は13番人気シャドウディーヴァと評価を落としていた馬が続いている。3着のシゲルピンクダイヤ、外枠でしたし、先行したローズSの乗り方を修正して来た。上がり600m推定タイムは最速で、やはりこの馬には、この乗り方が合う。チューリップ賞・桜花賞で見せた瞬発力を京都の内回りで活かしきったと思う。
4着:シャドウディーヴァ
 その後3着が10番人気のシゲルピンクダイヤ、4着は13番人気シャドウディーヴァと評価を落としていた馬が続いている。4着のシャドウディーヴァもローズSでは先行していたが、今回は本来の待機策を取って、追い上げに見せ場を作った。ワンパンチ足りない点を時計の掛かる馬場と乗り方で相殺したと見ている。
5着:ビーチサンバ
 そして5着のビーチサンバ、今季はスタートが良くて楽に先行できる。フサイチエアデールの仔は、ちょっとワンペースでジリ脚っぽい仔が多いが、それだけにペースを落とさずに逃げた作戦は正解だったと思う。イメージ的にはコーナー4つの小回り向きかなと思う。
6着:ローズテソーロ
 6着のローズテソーロ、14番人気が示すようにここでは力不足だったが、それを補う乗り方に徹した。内枠で脚を溜めて、コースロスのないレースをしたということ。
8着:ダノンファンタジー
 ダノンファンタジーは1番人気で8着だった。本命馬らしいレースで、私は安心して見ることができていたが、ハイペースの2000mではちょっと厳しかったのかなと。オークスの負け方もそうだったが、距離適正の差が出たと見たい。もちろん、馬場も敗因の1つだと思う。
川田将雅騎手 2コーナーから進めなかったです。乾いてきたとはいえ、跳びが綺麗なディープインパクト産駒。顕著に走れなくなってしまいました。

ラップタイム:M ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m合計
クラス平均 12.210.812.212.212.012.412.011.811.712.01:59.3
当レース 12.310.711.611.811.912.712.512.012.312.11:59.9
前半1000m:58.3後半1000m:61.6
前半600m:34.6中盤800m:48.9
(600m換算:36.7)
後半600m:36.4
グラフ

払戻金

単勝5690円4人気枠連3-41,680円8人気
複勝5
8
14
240円
190円
550円
3人気
2人気
10人気
ワイド5-8
5-14
8-14
710円
2,120円
2,170円
4人気
29人気
30人気
馬連5-82,180円6人気3連複5-8-1415,170円50人気
馬単5-84,950円14人気3連単5-8-1470,970円248人気


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