中山 阪神
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2019/09/29(日) 中山11R スプリンターズステークス

4回中山9日目  芝1200m(右・外/C) 基準タイム:1:07.8 次走平均着順:9.47着(15頭)
タイムレベル:D メンバーレベル:C ペース:H 馬場差:-1.1 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 8 タワーオブロンドン 牡4 57.0 C.ルメール 1:07.1 -0.1 11-8 33.5(3) 2.9 2 514(-2)+0.4 101.3
2着 7 モズスーパーフレア 牝4 55.0 松若風馬 1:07.2 0.1 1-1 34.4(10) 6.2 3 502(-4)+0.5 95.7
3着 2 ダノンスマッシュ 牡4 57.0 川田将雅 1:07.2 0.1 7-8 33.7(4) 2.8 1 470(-8)+0.5 99.7
4着 13 ミスターメロディ 牡4 57.0 福永祐一 1:07.4 0.3 4-2 34.1(9) 15.7 6 502(+6)+0.7 96.3
5着 5 レッツゴードンキ 牝7 55.0 岩田康誠 1:07.5 0.4 14-14 33.4(2) 47.0 9 490(-12)+0.8 90.7
6着 12 ダイメイプリンセス 牝6 55.0 秋山真一 1:07.5 0.4 7-5 34.0(7) 71.3 12 504(±0)+0.8 90.7
7着 14 ハッピーアワー 牡3 55.0 横山典弘 1:07.6 0.5 16-16 33.1(1) 194.4 13 434(-12)+0.9 89.0
8着 6 ノーワン 牝3 53.0 内田博幸 1:07.8 0.7 12-10 33.9(5) 195.9 14 468(-6)+1.1 81.7
9着 4 リナーテ 牝5 55.0 三浦皇成 1:07.9 0.8 12-10 34.0(7) 14.9 5 486(-2)+1.2 84.0
10着 1 アレスバローズ 牡7 57.0 菱田裕二 1:08.0 0.9 14-14 33.9(5) 55.0 11 484(-8)+1.3 86.3
11着 15 イベリス 牝3 53.0 浜中俊 1:08.0 0.9 4-5 34.8(11) 49.1 10 464(±0)+1.3 78.3
12着 3 セイウンコウセイ 牡6 57.0 幸英明 1:08.1 1.0 4-5 34.9(12) 41.4 8 500(-2)+1.4 84.7
13着 9 ディアンドル 牝3 53.0 藤岡佑介 1:08.6 1.5 7-10 35.1(13) 8.9 4 488(+2)+1.9 68.3
14着 11 マルターズアポジー 牡7 57.0 丸山元気 1:08.7 1.6 2-2 35.7(15) 205.6 15 536(+6)+2.0 74.7
15着 10 ラブカンプー 牝4 55.0 酒井学 1:08.8 1.7 7-10 35.4(14) 219.9 16 436(+2)+2.1 69.0
16着 16 ファンタジスト 牡3 55.0 武豊 1:09.3 2.2 2-2 36.3(16) 26.5 7 482(±0)+2.6 60.7

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス1秒8だった。まずは遡って9日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響を強く受けた5日目を除けば、マイナス2秒台かそれに近いレベルだった。
 中間の雨は火曜以降降らなかった。超高速決着の1週目から良馬場発表では週を追う毎に0秒3ずつ時計を要して行く経緯だが、それに歯止めがかかって、土曜の馬場差は先々週の土曜・日曜と同じ数値。日曜は土曜に使われた分0秒1掛かっていたが、それでもマイナス1秒8。高速馬場のまま開催を終了した。スプリンターズSのタワーオブロンドンのように、脚力に差があって、またペースが流れれば外の差しや追い込みも効くが、平均以下の流れでは前に行った組や内を通った組が俄然強みを発揮していた。
レースコメント
 モズスーパーフレアが予想通り先手を取って行った。そのモズスーパーフレアが行ききって600m通過は32秒8。1月に逃げ切ったカーバンクルSと同じラップで、オーシャンSの32秒3よりは遅かった。G1で勝負するには丁度良いペースだろう。これは松若騎手の技能賞モノだと思う。人気の2頭はその600m通過時は共に中団に位置していたが、迷わず外と決めたルメール騎手のタワーオブロンドンと、内枠の分少し逡巡(躊躇)した形の川田騎手、ダノンスマッシュ。その差が出たような気がする。
タイムランクがD・メンバーランクはCだった。メンバーランクはC。登録のあったグランアレグリア、ステルヴィオと芝1600mのG1を制している、これら2頭が出走していればBだった。まぁ開催前半の馬場なら、ロードカナロアのレコード、1分6秒7が更新される可能性も考えられたが、それでも1分7秒1掛かったのは、最終週の馬場という事なんだと思う。
1着:タワーオブロンドン
 タワーオブロンドンが勝ってG1初制覇。手前味噌になるが、セントウルSも今回も自信の本命だった。6ハロンの馬だとルメールが言い続けていたのに、函館スプリントSが3着、キーンランドC2着と負けたのは何故かと洋芝が向いているようで、実は軽い芝向きというのが結論だった。もちろん1200mを使い続けて来た慣れもある。しかし、直線の力強い伸びは歴代勝ち馬でもトップクラスに入るのではないだろうか。体型は脚が短くて完全なスプリンターだが、血統は実は中距離指向で、だからこそ底力に優れている。香港辺りへ行けば有力だと思う。タワーオブロンドンの鞍上、C.ルメール騎手はこれでJRAのG1 26勝目となった。ただ、芝1200mのG1は今回が初制覇。
C.ルメール騎手 最後とても強かった。直線の相手では凄く良い脚を使いましたし、ずっと伸びてくれましたし、ゴールまで勝ちたかった。ラスト200mはトップスピードできましたから、決勝線で1番で勝つ事ができたと思った。この馬で凄く嬉しく思う。みんなに、その馬が人気です。最初からよく頑張ってくれましたし、顔もかわいいだし、みんなこの馬が好きと思う。パワーが強い。彼はちょっとムキムキっぽい。後ろから押してくれる時は良い気持ちです。

なお、サマースプリントシリーズのチャンピオンがこのスプリンターズSを制したのは、今回のタワーオブロンドンが初めて。
2着:モズスーパーフレア
 2着にはモズスーパーフレア、3着がダノンスマッシュだった。2着のモズスーパーフレアはこれで中山芝1200mは5戦5連対。速さと急坂をこなす根性は、立派の一言。前走26キロ馬体が増えたが、今回4キロ絞れてきた。それでも春よりは厚みが出て、完成の域に入っている。
3着:ダノンスマッシュ
 2着にはモズスーパーフレア、3着がダノンスマッシュだった。3着のダノンスマッシュは、内枠で少し出負けした。これはすぐ取り戻したが、4コーナーでダイメイプリンセスの後ろに入って、仕掛けが少し遅くなった。これが無くても勝つまでは無理だったと思うが、最良2着はあった。そんな気はする。
川田将雅騎手 馬の雰囲気は抜群に良かったです。負けはしましたが、これを経験として来年こそは勝てるよう、もう1度組み立てていきたいと思います。

4着:ミスターメロディ
 4着のミスターメロディはG1ホースとしての仕事は果たしたと思う。懸念された右回りも問題なかった。あとはこの馬自身が強いか弱いか。高松宮記念は内枠が大きかったのも確か。
7着:ハッピーアワー
 あと5頭出走した3歳馬は敗退した。それぞれ経験の差が出た形。その中で最後方から凄い脚を使って追い込んだのが7着のハッピーアワー。もう少し1200mを使って慣れてくれば、ファルコンS勝ちのある中京で、来年の高松宮記念が楽しみになってくる。
13着:ディアンドル
 あと5頭出走した3歳馬は敗退した。13着のディアンドルは内で包まれて揉まれ込んだ。それぞれ経験の差が出た形。
16着:ファンタジスト
 あと5頭出走した3歳馬は敗退した。また16着のファンタジストは先行して失速して、4コーナーで少しバランスを崩していた。それぞれ経験の差が出た形。

ラップタイム:H ペース

200m400m600m800m1000m1200m合計
クラス平均 11.810.410.911.211.311.91:07.5
当レース 11.910.110.811.311.211.81:07.1
前半600m:32.8後半600m:34.3
グラフ

払戻金

単勝8290円2人気枠連4-41,250円5人気
複勝8
7
2
130円
180円
120円
2人気
3人気
1人気
ワイド7-8
2-8
2-7
430円
220円
380円
4人気
1人気
2人気
馬連7-81,260円4人気3連複2-7-81,070円1人気
馬単8-72,040円5人気3連単8-7-26,080円8人気

除外馬一覧 (1頭)

除外 馬名
非抽選馬 キングハート

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