中山 阪神 福島
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2019/04/07(日) 阪神11R 桜花賞

2回阪神6日目  芝1600m(右・外/B) 基準タイム:1:33.9 次走平均着順:8.17着(18頭)
タイムレベル:A メンバーレベル:B ペース:SS 馬場差:-0.6 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 8 グランアレグリア 牝3 55.0 C.ルメール 1:32.7 -0.4 3-1 33.3(5) 3.4 2 476(-6)-1.3 90.2
2着 16 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田竜二 1:33.1 0.4 15-12 32.7(1) 20.0 7 458(+6)-0.9 85.3
3着 4 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友一 1:33.1 0.4 8-9 32.9(2) 5.7 3 434(-4)-0.9 85.3
4着 15 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田将雅 1:33.1 0.4 5-4 33.4(7) 2.8 1 462(+2)-0.9 85.3
5着 14 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永祐一 1:33.2 0.5 10-6 33.3(5) 10.7 4 470(-6)-0.8 84.0
6着 18 プールヴィル 牝3 55.0 秋山真一 1:33.3 0.6 1-2 33.8(8) 115.0 14 418(±0)-0.7 82.8
7着 2 エールヴォア 牝3 55.0 松山弘平 1:33.5 0.8 13-15 32.9(2) 26.1 8 508(-2)-0.5 80.2
8着 13 ジュランビル 牝3 55.0 松若風馬 1:33.6 0.9 2-3 34.0(10) 154.5 16 460(-4)-0.4 79.0
9着 1 シェーングランツ 牝3 55.0 武豊 1:33.7 1.0 16-15 33.0(4) 19.2 6 462(-10)-0.3 77.7
10着 7 アウィルアウェイ 牝3 55.0 石橋脩 1:34.0 1.3 13-9 33.8(8) 54.6 11 458(-4)±0 74.0
11着 12 ノーワン 牝3 55.0 坂井瑠星 1:34.2 1.5 8-9 34.0(10) 71.3 12 482(+2)+0.2 71.5
12着 11 メイショウケイメイ 牝3 55.0 古川吉洋 1:34.4 1.7 3-4 34.7(14) 258.1 18 412(-2)+0.4 69.0
13着 9 アクアミラビリス 牝3 55.0 M.デムーロ 1:34.6 1.9 7-6 34.7(14) 12.4 5 408(-10)+0.6 66.5
14着 17 レッドアステル 牝3 55.0 戸崎圭太 1:34.7 2.0 16-15 34.0(10) 117.6 15 408(-16)+0.7 65.2
15着 10 フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山元気 1:35.0 2.3 18-18 34.0(10) 95.2 13 434(-2)+1.0 61.5
16着 6 ホウオウカトリーヌ 牝3 55.0 大野拓弥 1:35.0 2.3 5-6 35.0(17) 249.2 17 476(±0)+1.0 61.5
17着 3 ノーブルスコア 牝3 55.0 岩田康誠 1:35.1 2.4 10-12 34.7(14) 52.6 10 434(+6)+1.1 60.3
18着 5 ルガールカルム 牝3 55.0 三浦皇成 1:35.5 2.8 10-12 35.1(18) 40.1 9 456(-4)+1.5 55.2

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒7だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、週によって時計の出方が異なるが、土日ともに良馬場だったこの開催1週目・3週目は全てマイナス0秒7で、速めの時計が出るレベル。
 先週は月曜に2.5ミリの雨が降っただけ。芝が乾いてAコース5週目、つまりこの開催1週目の馬場差に戻った。雨の影響がなくても、中山ほど高速化しないのは、前回予測した通りBコースに変わって2週目で、内も荒れてはいなくて、コース取りや連対脚質の偏りはない。最終週もBコースを使用。良馬場なら時計の出方に変化はないはず。
レースコメント
 まずスタートだが、8枠のシゲルピンクダイヤらが遅れる。前にはメイショウケイメイが行くが、それを交わしてプールヴィル、さらにグランアレグリアが早めに上がって行った。
典型的な逃げ馬が不在の中、ハナを切ったのは大外18番枠のプールヴィル。1000m通過は59秒4。予想通りスローの流れとなった。グランアレグリアは好位の3・4番手。上手く折り合って、800m過ぎには外から先頭に並びかけるように進出。直線はまさしく独壇場と言った感じの強さだった。これを追って、一旦2番手に上がりかけたダノンファンタジーをその内から2番手に上がったのがシゲルピンクダイヤ。ここら辺からダノンファンタジーを交わす。ダノンファンタジー、ちょっと一杯になったのか、外から伸びて来たクロノジェネシスにも交わされて4着。
基準より1秒3速い勝ちタイムで、メンバーランクはBだった。勝ちタイム1分32秒7は、馬場改修後の桜花賞レコード。それまでの記録は昨年、ご存知アーモンドアイの1分33秒1だった。その昨年は前半800mが46秒6、後半が46秒5の平均ペース。今年は前半が47秒7と、昨年より1秒1も遅く、逆に後半は45秒0と1秒5も速かった。事に、後半600m33秒3はマイラーとしても瞬発力の秀逸さを物語る数字。補正入りでもタイムランクAは当然であり、こと1600mならグランアレグリアはアーモンドアイより強いと言い切っても過言ではない。
1着:グランアレグリア 勝ち馬注目
 グランアレグリアが勝ってG1初制覇。年明け初戦の馬が桜花賞を制したのは史上初。直行のローテーションがトレンドになりつつあるが、この馬などは気性を考慮すると、まさしく、おあつらえ向きだったと思う。まず、落ち着きがあって馬体が締まった事で、馬に軽さが出た。時計の優秀さについては、タイム分析でもう1回触れるつもりだが、平成の桜花賞では最強の勝ち方だった。そんな気がする。平成と言ったのは、昭和にテスコガビーという怪物がいた。この後は多分NHKマイルカップだと思うが、仮に安田記念に出走して来ても勝つ可能性があると思う。
グランアレグリアに騎乗したC.ルメール騎手は昨年アーモンドアイで、このレースを制覇し、連覇達成。
C.ルメール騎手2連覇で桜花賞を獲って、すごく嬉しいです。今日は平成の最後の桜花賞でした。クラシックレースはいつも特別な競走です。すごく嬉しいです。ありがとうございます。まぁスピードが沢山あると思う。まぁ2400mに行けるかどうか、まだわからないけど、まぁスピードを使うね。大変そう。難しそうと思う。でもまぁすごく良い馬です。またG1を絶対勝てる。

グランアレグリアは桜花賞が今年最初のレースで、前走から中111日での出走。そのレースを見事勝利で飾った。これは昨年のアーモンドアイの中89日を大幅に上回る、最長間隔となった。
2着:シゲルピンクダイヤ
 2着争いは接戦となったが、シゲルピンクダイヤが先着。クビ差3着にクロノジェネシスが続いた。2着のシゲルピンクダイヤ、チューリップ賞2着は形靭帯炎明け。調教不足で馬体が減少していた辺り、急仕上げだった。それが調教を強化して、馬体が増加。絶好の状態に仕上がっていた。出遅れたら馬群の中に入れて、直線内を突いた鞍上の判断も正しかったが、このスローを上がり600m推定32秒7。馬も切れた。
3着:クロノジェネシス
 2着争いは接戦となったが、シゲルピンクダイヤが先着。クビ差3着にクロノジェネシスが続いた。3着クロノジェネシス、道中は内枠から中団のインと無駄はなかったが、ビーチサンバ外へ出す際に少しもたついた。ただし、この馬も上がりは推定32秒9と速かった。性能の高さは示している。2戦2勝の東京で、距離が伸びるのも問題ない。グランアレグリア不在となれば、オークスは有力じゃないだろうか。
4着:ダノンファンタジー
 1番人気のダノンファンタジーはその後の4着だった。調教での掛かり癖が、壁を作れない外枠で、露呈してしまった面はある。それでも極端に折り合いを欠いた訳ではない。勝ち馬を追って、脚が上がったのは、勝ち時計が速すぎたから。つまりマイラーとしての資質の違いでもある。母型はアルゼンチンの血統。距離をこなす。折り合い1つでオークスの巻き返しがある。
川田将雅騎手道中も我慢できましたし、スムーズな競馬はできました。勝ち馬が早めに動いて行った分、追いかけざるを得ませんでした。その分、最後で苦しくなってしまいました。

5着:ビーチサンバ
 5着のビーチサンバ、前半はは後方。流れが遅いと見て、途中から順位を上げたが、それ以上の脚は使えなかった。とは言っても、2着馬とはクビ・ハナ・クビ。自分の位置は確保している。
7着:エールヴォア
 あと7着のエールヴォアと9着のシェーングランツ、これら2頭は内枠に入って、後方からの競馬を強いられてしまった。上がり推定はそれぞれ、32秒9と33秒0。伸びて来てはいた。このレベルになると距離不足だったんだと思う。ともにオークスで一発がありそうなタイプ。チェックしておくべきだろう。
9着:シェーングランツ
 あと7着のエールヴォアと9着のシェーングランツ、これら2頭は内枠に入って、後方からの競馬を強いられてしまった。上がり推定はそれぞれ、32秒9と33秒0。伸びて来てはいた。このレベルになると距離不足だったんだと思う。ともにオークスで一発がありそうなタイプ。チェックしておくべきだろう。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m合計
クラス平均 12.410.911.612.011.911.411.512.11:33.8
当レース 12.211.112.112.311.710.811.011.51:32.7
前半800m:47.7後半800m:45.0
前半600m:35.4中盤400m:24.0
(600m換算:36.0)
後半600m:33.3
グラフ

払戻金

単勝8340円2人気枠連4-83,110円12人気
複勝8
16
4
170円
400円
200円
2人気
6人気
3人気
ワイド8-16
4-8
4-16
1,280円
420円
1,410円
12人気
3人気
15人気
馬連8-164,410円12人気3連複4-8-165,990円17人気
馬単8-165,700円19人気3連単8-16-431,810円84人気

除外馬一覧 (10頭)

除外 馬名
非抽選馬 アズマヘリテージ
非抽選馬 アフランシール
非抽選馬 イベリス
非抽選馬 ココフィーユ
非抽選馬 シャドウディーヴァ
非抽選馬 セントセシリア
非抽選馬 トロイメント
非抽選馬 メイショウショウブ
非抽選馬 ラブミーファイン
非抽選馬 ラヴズオンリーユー

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