中山 阪神
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2018/09/23(日) 阪神11R 神戸新聞杯

4回阪神7日目  芝2400m(右・外/B) 基準タイム:2:25.8 次走平均着順:7.1着(10頭)
タイムレベル:S メンバーレベル:B ペース:SS 馬場差:-1.9 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 3 ワグネリアン 牡3 56.0 藤岡康太 2:25.6 -0.1 7-7-6-5 34.2(2) 2.7 2 460(+10)+1.0 69.7
2着 2 エタリオウ 牡3 56.0 M.デムーロ 2:25.7 0.1 10-10-10-9 33.9(1) 4.6 3 468(+14)+1.1 68.8
3着 6 メイショウテッコン 牡3 56.0 松山弘平 2:25.7 0.1 1-1-1-1 34.7(4) 16.7 6 496(+14)+1.1 68.8
4着 8 エポカドーロ 牡3 56.0 戸崎圭太 2:26.1 0.5 8-8-8-8 34.5(3) 2.7 1 486(-4)+1.5 65.5
5着 4 ステイフーリッシュ 牡3 56.0 川田将雅 2:26.4 0.8 3-3-3-3 35.2(6) 11.9 4 454(+2)+1.8 63.0
6着 5 タイムフライヤー 牡3 56.0 和田竜二 2:26.5 0.9 4-4-5-5 35.1(5) 27.4 8 452(+2)+1.9 62.2
7着 7 ビッグスモーキー 牡3 56.0 浜中俊 2:26.5 0.9 2-2-2-2 35.4(9) 181.4 9 530(±0)+1.9 62.2
8着 1 ゴーフォザサミット 牡3 56.0 蛯名正義 2:26.8 1.2 6-6-6-5 35.3(8) 12.9 5 494(-4)+2.2 59.7
9着 9 アドマイヤアルバ 牡3 56.0 岩田康誠 2:26.9 1.3 9-9-9-9 35.2(6) 27.1 7 474(+2)+2.3 58.8
10着 10 ハーベストムーン 牡3 56.0 幸英明 2:28.0 2.4 5-5-4-3 36.8(10) 314.7 10 508(-5)+3.4 49.7

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6からマイナス1秒0への変動、日曜がマイナス1秒3からマイナス1秒6への変動だった。さかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、2日目終盤を除けば全てマイナスの数値で、基本的には速い時計の出るコンディションだが、雨の影響を受け、5日目を除けば全て馬場差が変動となっている。
 木曜から土曜早朝までに合計42ミリの雨。土曜は重馬場でスタートして、後半に稍重に変更された。乾いて速くなって行く変動ではあったが、中山ほどは速くはなくて、2000m換算の数値で土曜はマイナス0秒6から始まって12R時がマイナス1秒0。良馬場の日曜は朝の段階からしっとり感は残っていたが、土曜よりは速くて、マイナス1秒3からスタートして後半にマイナス1秒6の変動だった。脚質的には差し・追い込みが決まっていて、Bコース替わりでも中山ほど内の組に偏ってはいない。今週の最終週もBコース使用になる。
レースコメント
 タイムランクはスローのSL・メンバーランクはBだった。スタート直後、皐月賞馬のエポカドーロが躓いた。先手を取って行ったのはメイショウテッコンだった。オールカマーが昨年なら、こちらは今年のダービー馬と皐月賞馬が対決。ダービー上位2頭でもあり、京都新聞杯組と青葉賞勝ち馬も加わった。メンバーランクBはオールカマーと同じでも、層の厚さはこちらの方が上に思う。前半1000m1分1秒9のスロー。0秒1差3着のメイショウテッコンの逃げがレースの中心をなした。まだメイショウテッコンが頑張っているが、外からワグネリアンが来て、外からエタリオウが一気に伸びて来る。エポカドーロはこの辺から伸びが止まる。ワグネリアンが外のエタリオウを交わして1着だった。
1着:ワグネリアン
 ダービー馬ワグネリアンが追い比べを制した。1着ワグネリアン、体重10キロ増は成長分だと思う。元々極端に大きくならない体型をしている。気性も案外初戦向きのタイプ。テン乗りの藤岡康太騎手は中団外めで折り合いをつけて、3コーナー過ぎから外を追い上げて、ギリギリ勝ち切った。ただ、不利な展開のエタリオウに半馬身差まで迫られたのは、不満が残る。長い脚は使えても、ステイヤーではない証明とも言えるんじゃないだろうか。エタリオウと同厩でもあって、どうやら菊花賞ではなくて、天皇賞・秋を選択した模様。東京2000mなら条件に不足は無い。直線一本に賭けられるのが魅力にもなる。
2着:エタリオウ 解説推奨
 そして2着争いは外のエタリオウが内のメイショウテッコンにアタマ差で先着。ここまでの3頭が菊花賞の優先出走権を得た。2着のエタリオウ、ダービーで0秒2差4着でも外を回って唯一追い込んで来たのがこの馬だった。その底力をここでも発揮した。スローペースを最後方から1頭だけ上がり600m推定33秒台。大幅な体重増も大一番へ向けてのアドバンテージになると考える。
先ほども触れたが、流れを考慮に入れればスローを先に仕掛けたワグネリアンが完勝して良い競馬だと思う。これを最後方から半馬身差まで追い上げた末脚は、ダービー4着の内容がフロックではない事を示すと共に、3000m向きの息の長い脚で追従を許すことの無い証明だと言える。当初はトライアルはダービー馬に勝ってもらって、本番はディープインパクト産駒を3歳秋の成長力で上回るハービンジャー産駒のブラストワンピースと、菊花賞は思っていたが今ではこのステイゴールド産駒の方に魅力を奪われていると、そんな感じがする。
3着:メイショウテッコン
 そして2着争いは外のエタリオウが内のメイショウテッコンにアタマ差で先着。ここまでの3頭が菊花賞の優先出走権を得た。3着メイショウテッコン、強気な逃げを武器にしてきた馬がラジオNIKKEI賞では折り合って3番手から抜け出して来た。その内容がここへの布石となったような気がする。スローペースにも折り合って、ラスト800m地点から11秒8-11秒2-11秒3。着差が着差だけに惜しいですし、地力強化も訴えていた。菊花賞ならジェネラーレウーノがいる。相手が来る前に離しておきたい。そんな感じがする。
4着:エポカドーロ
 そして1番人気エポカドーロが4着だった。4着のエポカドーロ、スタート後に躓いて、隣枠のアドマイヤアルバと接触。これによって後方からの競馬を強いられてしまった。敗因はこれに尽きるが、初勝利が2戦目で、本来前に行くタイプにしては、叩き良化型と私個人は思っていた。当然次は変わってくると思う。ただ、母ダイワパッションが短距離指向が強かったので、3000mは長いと、そんな気もしている。
5着:ステイフーリッシュ
 5着のステイフーリッシュ、好位で折り合って流れには乗れていた。ただ、早め先頭ぐらいのパターンが合う馬。2400mは気性的に長くて、その形が作れない。

ラップタイム:SS ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m1800m2000m2200m2400m合計
クラス平均 12.811.312.612.612.512.712.712.311.811.211.112.02:25.6
当レース 13.011.212.512.512.712.512.512.311.811.211.312.12:25.6
前半1200m:74.4後半1200m:71.2
前半600m:36.7中盤1200m:74.3
(600m換算:37.2)
後半600m:34.6
グラフ

払戻金

単勝3270円2人気枠連2-3730円3人気
複勝3
2
6
120円
170円
330円
1人気
3人気
6人気
ワイド2-3
3-6
2-6
320円
710円
940円
3人気
9人気
14人気
馬連2-3720円3人気3連複2-3-62,930円12人気
馬単3-21,300円4人気3連単3-2-610,650円32人気


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