中山 京都
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2018/01/08(月) 京都11R 日刊スポーツ賞シンザン記念

1回京都3日目  芝1600m(右・外/A) 基準タイム:1:34.4 次走平均着順:6.64着(11頭)
タイムレベル:S メンバーレベル:D ペース:S 馬場差:+1.5 (過去レース)

   


着順 馬番 馬名 B 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過 上がり 単勝 人気 馬体重 完全タイム 指数
1着 3 アーモンドアイ 牝3 54.0 戸崎圭太 1:37.1 -0.3 9-9 34.4(1) 2.9 1 464(-2)+0.9 53.0
2着 7 ツヅミモン 牝3 54.0 秋山真一 1:37.4 0.3 2-2 35.5(4) 16.7 7 540(±0)+1.2 49.2
3着 11 カシアス 牡3 57.0 浜中俊 1:37.4 0.3 1-1 35.6(5) 7.5 4 482(+2)+1.2 55.2
4着 2 ファストアプローチ 牡3 56.0 M.デムーロ 1:37.8 0.7 7-6 35.2(3) 3.1 2 538(-2)+1.6 48.3
5着 9 カフジバンガード 牡3 56.0 藤岡康太 1:37.9 0.8 9-9 35.1(2) 6.6 3 470(-10)+1.7 47.0
6着 1 スターリーステージ 牝3 54.0 川田将雅 1:38.1 1.0 7-6 35.6(5) 10.4 5 444(-6)+1.9 40.5
7着 4 ベルガド 牡3 56.0 松山弘平 1:38.2 1.1 3-3 35.8(7) 73.8 10 464(±0)+2.0 43.3
8着 8 プリュス 牝3 54.0 武豊 1:38.3 1.2 6-6 35.9(8) 14.3 6 436(+4)+2.1 38.0
9着 6 ブランモンストル 牡3 56.0 松田大作 1:39.0 1.9 3-3 36.8(10) 28.7 8 504(-2)+2.8 33.3
10着 10 ヒシコスマー 牡3 56.0 幸英明 1:39.6 2.5 11-11 36.4(9) 36.1 9 478(+2)+3.4 25.8
11着 5 マイネルエメ 牡3 56.0 丹内祐次 1:39.7 2.6 3-3 37.4(11) 95.0 11 462(±0)+3.5 24.5

先週の結果分析コメント

馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜・日曜がマイナス0秒6、月曜はプラス0秒4からプラス1秒9へと変動した。
 昨年秋の開催で雨の中の競馬が多くて、その影響が残っているようで土日はマイナスの馬場差ではあるが、雨の影響を受けていない1回京都1週目としては速い馬場ではなかった。雨が降った月曜は最初から最後まで稍重だったが、後半は一気に時計が掛かるようになった。同じ稍重でも5Rと11Rでは2000m換算で1秒5も時計が掛かるようになっているので、注意したいところ。また、月曜日の後半は稍重という馬場発表のイメージ以上に重馬場をこなせるかどうかが鍵になっていた。秋にダメージを受けた馬場を修復はもちろんしているが、完全ではなくレースの最中に雨が降ると一気に時計が掛かるようになるという馬場。月曜日の雨のダメージが今週末にどのぐらい影響するのか読めないが、良馬場でもプラスの馬場差になるかもしれない。また、1回京都の前半と言えば内有利というのが定番で、実際に先週も内を通る馬の好走は多かったが、スローペースのレースが多かったという影響もある。ある程度のペースになれば、外目を通る差し馬も間に合っていた。昨年10月のAコースを使用していた開催の時にかなりダメージを受けていた影響だと思う。今週以降はさらに外差しが決まるようになるはず。関西は例年通り年明けは京都の連続開催で、1回開催はAコース、そして2回開催がBコース使用となる。
レースコメント
 タイムランクはSL・メンバーランクはDだった。スタートで上位人気のファストアプローチ・アーモンドアイらが遅れた。
600m通過35秒7というのは、馬場状態を考慮しても遅く、さらに次の200mが13秒3で800m通過49秒0。そして後半が12秒1-11秒7-11秒5という加速ラップですから、普通なら完全に前残りのペースで、直線では逃げたカシアスと2番手追走のツヅミモンの競り合いになったが、外からアーモンドアイ。出遅れて後方からになっていたが、問答無用の追い込みを決めた。
前半が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
1着:アーモンドアイ 勝ち馬注目 解説推奨
 牝馬のアーモンドアイが差し切った。アーモンドアイは手前味噌ながら、私の次走注目馬でして、その時はまさか次走がシンザン記念になるとは夢にも思わなかった。エアアルマスの枠順確定前取り消しもあって、重賞としては恵まれた組み合わせで1番人気になった。出遅れた挙げ句に前残りのペースになって、危なくてヒヤヒヤしたが能力の高さだけで追い込みを決めた。クラシック候補だと思う。
未勝利戦を勝った時に狙い馬にして、その馬が次走で重賞を勝ったのでうれしくて調子に乗って推奨する訳ではない。今回の勝ちっぷりだが、これはもう馬場も展開も何にも関係ないという圧倒的なもので、いくら少々相手に恵まれていたとは言え、牝馬がこういう勝ち方をするならクラシック級だと私は思う。また、関東の牝馬がこの時期に関西遠征を経験したなおかつ勝ったという事が重要で、この先チューリップ賞とか桜花賞でも長距離輸送なのに、不安が無いという事は大きい。次走がチューリップ賞でもあるいはぶっつけで桜花賞になっても狙いたい。
2着:ツヅミモン
 2着のツヅミモンも牝馬。シンザン記念で好走した牝馬がクラシックでも活躍するという法則があるが、ちょっと今回はアーモンドアイだけが別格というレースであって、こちらはクラシック級までとは言えない。ただ、キャリア1戦での重賞好走は見事。
3着:カシアス
 カシアスの最大の好走要因は超スローペースの逃げに持ち込んだ事だが、それでも3着ですからマイルの重賞ではちょっと厳しいんだと思う。
4着:ファストアプローチ
 ファストアプローチは跳びが大きくて超スローペースからの加速ラップは向いていないという敗因はあるが、そもそも札幌2歳Sのレベルがちょっと疑問で、重賞2着があるというだけで人気になっている内は信用ならないと思う。
5着:カフジバンガード
 5着のカフジバンガードは時計の掛かる馬場は歓迎のはずだが、超スローペースを後ろから差し切るだけの脚は、現状では無い。

ラップタイム:S ペース

200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m合計
クラス平均 12.311.111.712.412.111.911.711.91:35.1
当レース 12.211.112.413.312.812.111.711.51:37.1
前半800m:49.0後半800m:48.1
前半600m:35.7中盤400m:26.1
(600m換算:39.2)
後半600m:35.3
グラフ

払戻金

単勝3290円1人気枠連3-61,680円9人気
複勝3
7
11
150円
330円
210円
2人気
6人気
4人気
ワイド3-7
3-11
7-11
980円
630円
1,650円
14人気
6人気
19人気
馬連3-72,620円12人気3連複3-7-116,980円26人気
馬単3-73,100円12人気3連単3-7-1126,730円97人気


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