2025/07/06 |
新馬 |
1着 | 前半600mの入りが38秒5で、1000m通過が1分3秒6。これだけで言うとかなり遅く見える数字なんですが、5ハロン目以降のラップを見ると12秒2-12秒0-11秒7-11秒7-12秒1と。かなり締まったラップ構成でした。決してね、単純なスローのヨーイドンではなくて、どちらかと言えば後傾の持久力が求められる展開だったというのは覚えておきたいです。勝ったショウナンガルフは逃げたヴンダーバールに終始鈴をつけつつ2番手追走して、直線ではノーステッキのまま後続を引き離す一方。先述の通りね、中身がタフだったという評価からすると、余力残しで2着のヴンダーバールにつけた7馬身差というのは、高い能力の証明だと思います。お母さんのミカリーニョの半姉ミスエルテ、この馬2016年にファンタジーステークスを勝って、牝馬ながら朝日杯フューチュリティステークスに挑んで4着に健闘した馬。ショウナンガルフ自身2023年のセレクトセール当歳部門で、税抜き2億1000万円の高値で取引された馬で、今回はその評判にたがわぬ勝ちっぷりだったと思います。乗っていたね、池添謙一ジョッキーによると、「まだ心身ともに良化余地を残した状態だった」とのことですから、次走予定されている札幌2歳ステークスここでもね、期待して良いんじゃないかなと思いますね。 |