2025/02/15 |
未勝利・牝 |
1着 | サヴォンリンナが初めての2000mで勝ちました。キタサンハナビラが先手を取って、外めの2番手につけたのがアイスモント。前半から落ち着いたペースになって、1000m通過が1分1秒9。結果的にもね、レースを引っ張ったこの2頭が2・3着に踏ん張り通したように、後半800mの持久力勝負になりました。その流れを中団から直線で一気に差し切ったサヴォンリンナの決め手というのは光るモノがありましたね。しかも勝負所で包まれて仕掛けを待たされて、まともに追ったのが残り300mからだけに、着差以上の内容と評価して良さそうです。半兄は昨年ね、3歳の身でみやこステークスを制したサンライズジパング。このサンライズジパングは2歳の暮れにホープフルステークスで3着に好走して、年明けには若駒ステークスを制するなど、芝・ダート問わない実績がある現役でも稀有なね、キャラクターです。この馬自身のお父さんがね、サトノダイヤモンドという事であれば、この馬もいずれはダートの選択肢というのもね出てくるかもしれませんが、基本的には極端な上がり勝負よりも、今回のレースのように持久力が求められるレースで強さを発揮するタイプ。それはね、覚えておきたいです。 |