タイセイラヴィータ (Taisei la Vita)

牡4 (2020/03/24生) 栗毛

馬主:田中成奉
調教師:栗東 田中克典
生産:千代田牧場
賞金:770万円

日付 レース名 コメント
2023/08/27未勝利1着デビュー戦だった前走、前半は後ろだったんですが3コーナーでは先頭。手応えが悪化してからもしぶとく粘って2着だったんですが、今回はスッと前に行き、直線に入るまで余裕の手応え。その割に追い出してからなかなかエンジンが掛からず、一旦差を詰められましたが、残り100m付近から加速して突き放しゴールでもかなり余裕がありました。タイムは遅いんですけども、余裕の手応えで回って来たために、まぁ実は仕掛けが遅れていて、ようやくエンジンが掛かった所がゴールだったというだけだと思います。デビュー戦2着の後にですね、ダートの長い距離かなり合いそうという話をしたんですけども、今回のレースぶりを見て確信いたしました。スタミナの塊という感じで、ダート2000m以上ではかなり期待できると思います。
2度にわたってこの馬はダート2000m以上なら強いと言い張っておりますので、是非昇級戦でダート2000m以上に出走して欲しいですけども、もし2000m以上に出てこなくても次走は坂のあるコースの1800m以上ではないかと思います。そういう舞台なら豊富なスタミナを生かして好走できると思います。ちなみに父のデクラレーションオブウォーの産駒なんですが、前走から距離短縮の時よりも距離延長の時の方が勝率も連対率も高いという珍しい種牡馬でして、その傾向は個人的に愛用しておりますので、距離延長になるであろう次走は狙いたいですね。
2023/08/13未勝利2着アオり気味のスタートになって前半は後方でした。向正面で仕掛けて先頭まで上がったんですが、900m通過54秒8。1000m通過の推定は1分1秒1と3歳未勝利戦としては速いペース。この流れを途中で動いては楽ではないんですが、粘りに粘りました。実はここがデビュー戦だったんですけどもね、デビュー戦でこの競馬をして粘る訳ですからスタミナは豊富ですね。で、ウッドチップの調教では速いタイムが出ないという辺りがいかにも長めの距離のダート向きを思わせまして、もし3歳未勝利戦を勝てなかったとしても、どこかでダート2000m以上の1勝クラスに出走してきたら狙えると思います。そのぐらいスタミナがあるはずです。

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