2018/9/8の予測馬場差


 今週は関西では9/4に台風21号が上陸し、関空封鎖。9/6には北海道で震度7と災害に見舞われた。地震の影響で北海道ではばんえい中止だったり、JRA施設の営業停止となった。
中山・阪神だと阪神が台風21号の影響を受けているようにも思う。

4回中山1日目

 中山は皐月賞の日(4/15)以来の開幕週でおよそ5ヶ月開いている。皐月賞の週がBコース使用で、この秋の開幕週もBコース使用というのは毎年同じ。(2014年のみ改修工事で9月の開催無し)
2008年以降の秋の開幕週の時計を見ると

土曜 日曜
2017年 -1.5 -1.5
2016年 -1.1 -1.0
2015年 -1.0 -1.2
2013年 -1.5 -1.5
2012年 -2.7 -2.7
2011年 -2.2 -2.0
2010年 -1.5 -1.5
2009年 -1.5 -1.1
2008年 -1.8 -1.6

※2011年は東北地方太平洋沖地震の影響で6月にCコースを使った後、9月にBコース使用。

 中間の雨を見ても先週金曜から水曜まで毎日雨が降ったものの、17.5ミリ。9/6(木)・9/7(金)とも降雨なく、明日の9/8(土)も晴れ予報。金曜正午時点で芝・ダートともに良の発表。
 芝は例年通り-1.5ぐらいは速い時計の出る馬場で、高速馬場に対応できる馬だろう。脚質に関しては2008年・2009年辺りまでは開幕週で内を通る先行馬の活躍が多かったものの、最近はエアレーション作業の影響か前へ行く馬よりも、中団からの差し馬が活躍する事が多い。もちろん、展開次第だとは思うが、ペースが遅ければ内を通る逃げ・先行馬。ペースを考慮しつつ差し馬中心に狙いたい。
 ダートの方は年によってまちまちなので、実際の時計を見てみてからの方が良いかもしれないが、水曜までの雨とこれまでの時計の出方の傾向から、水準か水準より少し時計の出やすい馬場か。

4回阪神1日目

 阪神は宝塚記念の日以来で、およそ2ヶ月半ぶり。宝塚記念週はBコース使用で、今週はAコース使用。Aコース自体は6/10以来の使用で、3ヶ月使用ぶりになる。
こちらも2008年以降の秋の開幕週を見ると

土曜 日曜
2017年 -1.5 -1.5
2016年 -1.8 -1.7
2015年 -1.4 -1.1
2014年 -1.5 -1.3
2013年 -1.3 → -0.5 +0.3 → -0.4
2012年 -2.3 -2.2
2011年 -0.9 -0.9
2010年 -1.3 -1.3
2009年 変動 -0.8
2008年 -1.6 → -1.0 -1.5 → -0.9

 中山同様、雨の影響がなければ-1秒近く速い時計が出る馬場になっている。が、冒頭に書いた通り、9/4(火)の台風21号の影響で、火曜は59ミリの降雨。金曜正午時点で芝:稍、ダート:重。ただ、金曜夜から土曜朝にかけて雨予報になっている。また、日曜も雨予報になっているので、馬場は少し読みづらい。雨量次第だろうが、そこまで激しく降らなければ芝はプラスの馬場差にまではならず、-0秒5ぐらいか。雨量次第ではプラスの馬場差。
ダート方は雨の影響でマイナスの馬場さと見ておいて問題ないだろう。

時計の出方を見てみない限り何とも言えないのが阪神芝、中山芝は例年通り高速馬場だろうから、予想もしやすい。

競馬場 ダート
中山 -1.5かそれ以上速い時計が出る馬場 水準か水準より少し速い馬場
阪神 雨量次第、少なければ-0.5。多ければプラスの馬場差 マイナスの馬場差

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