2017年5月8日放送

提供: 先週の結果分析
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2017/5/6(土)・5/7(日)開催

2回東京5日目・6日目

東京芝 土:-1.3 日:-1.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。まずはさかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響を受けた2日目以外は全てマイナス1秒台。特に3日目以降は全てマイナス1秒3。
 同じAコース使用なので、徐々に掛かってきてもおかしくはないが、時計の出方は変わらないという辺りはエアレーション作業を施した影響もあると思われる。速い時計の出るコンディションが続いている。脚質的には先々週と同様好位・中団からの差し馬が頑張っていたが、展開によっては後方からの差し馬も届くようになって来た。あと、逃げ・先行タイプは振るわなかったのも先々週と同じ。土日を通して5頭が連対しただけだった。なお、今週からの2週はBコース、ダービーウィークの最終週はCコースが使用される。

東京ダ 土:-0.2 日:±0

 先週の芝の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロだった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておく。開催初日はマイナス0秒5でやや速めの時計が出るレベル。2日目は雨の影響で一気に高速化したが、3日目以降は良馬場が続き、水準レベルで安定している。
 開催2週目に続いて水準レベルだった。しかも土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロという点も2週目と同じで、日曜の方がやや乾いて、土曜よりも少し時計が掛かっていた。ここ2週話した通り、馬場が乾くと差しが届いている。土日を通して逃げ馬の連対はわずか2頭という状況だった。

番組注目馬

  • 土曜東京04R 2着 ハードアタック

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京09R 1着 ゴールデンバローズ
  • 土曜東京10R 1着 ヴォルシェーブ

津田照之 次走推奨馬

  • 土曜東京10R 1着 ヴォルシェーブ

※百聞は一見にしかず、私がどうのこうの言うより見てもらいましょう。直線で思いっきり詰まっている。行き場がなかった。体をよじるような感じでバランスも崩した。普通の馬ならこれで終わりという場面だが、この馬外に持ち出すともう一回伸びてきている。コレ、今よほど出来が良いんでしょうし、力もつけている。次走はたぶん目黒記念だと思うが、勝ち負けになりますし、馬券Summaryで私が取り上げて東京2400mのレースは友道厩舎強いと言ったが、今度目黒記念は2500m。100m伸びるのを調教師のテクニックでカバーして欲しいと思いますね。

3回京都5日目・6日目

京都芝 土:-1.3 日:-1.3 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒3だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値で2日目以降はマイナス1秒台の数値。
 3日目以降全てマイナス1秒3という馬場差になっているのは、東京と同じ。しかも京都は1週目にして速めの時計が出るレベルだった。それでも3日目以降より1週目の方が少し掛かっていたのは、週明けの雨の影響が残っていたためだと思われる。今週からの後半3週はDコースが使用される。特に今週はコース替わり最初の週になるので、乾いた馬場なら開催4週目とは言え、大きく時計を要する事はないと思われる。
 土曜は昼過ぎに一時的に雨が降ったが、時計の出方は終日同じで馬場差は1つでくくる事ができる。ただ、脚質について、雨が降った影響があるのか、圧倒的に内が有利な状況が影を潜めて、少し外めを通った差し馬が台頭するようになって来た。土曜は中団・後方からの差し馬でも間に合って、日曜は好位からの差し馬の活躍が目に付いた。

京都ダ 土:+0.3 日:+0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒5だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、週によって時計の出方が異なる。
 全て良馬場発表ではあるが、時計の出方が異なるという点が前半3週のダートでのポイントとなる。芝の方でも述べたが、こうして比較してみるとダートでも開幕週が最も雨の永享が残っていたと思われる。一方先週はこの開催ここまで3週では最も時計が掛かっていた。
 ダートでも土曜昼過ぎの雨は時計の出方に永享を及ぼすレベルではなく、馬場差は終日同じ。そして日曜は土曜よりもさらに乾いて時計が掛かって行った。脚質面では特に偏った傾向はなくて、先行・差し問わず連対していた。少なくとも差し馬が不利になるような馬場状況ではない。

番組注目馬

  • 土曜京都05R 1着 シャドウブリランテ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都09R 1着 レトロロック

津田照之 次走危険馬

  • 土曜京都01R 2着 ボリード

※レース序盤の流れが速くて先行馬が総崩れだったレース。そんな中ボリードは後方追走から3・4コーナーでポジションを上げたが、直線に向くと手応えもう一つだった。それでも結果最後はバテた馬を交わして2着に来た。ちょっと展開に助けられた印象が強いなと思う。今回武豊騎手が乗って4番人気で2着だった。次も仮に同じ騎手が乗って前走2着の成績となれば、人気になるのは確かだと思いますし、最近の牝馬限定戦のダートの未勝利戦はメンバー構成が手薄なので、特に人気を集めそうな気がする。ですから、今回は嫌って妙味ありという事で危険馬に選んだ。

1回新潟3日目・4日目

新潟芝 土:+1.0→+1.8 日:+0.9→+0.4 Bコース  直線 土:+1.3 日:+0.7

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜プラス1秒0からプラス1秒8へと変動、日曜がプラス0秒9からプラス0秒4へと変動。直線1000mは土曜がプラス1秒3、日曜がプラス0秒7だった。ここまで4日間の芝の馬場差を確認しておくと、開幕週はマイナスの数値だったが、先週は一転してプラスの数値になり、時計が掛かった。直線1000mについては開催初日はまずまず時計が出やすく、2日目以降はプラスの数値だった。特に先週土曜は時計が掛かっていた。
 土曜は朝から雨が降り続いて、芝で最初のレースとなった5R時点でかなり時計の掛かるコンディションだった。終盤はさらに時計が掛かっていった。一方日曜日は馬場が乾いて行った上に開催2日目と同じく向正面で追い風になって、土曜とは逆方向に動いた。とは言え、プラスの数値のままで時計が出やすいレベルにまでは戻った訳ではない。そして直線1000m、こちら土曜が雨で日曜は向かい風で時計が掛かっていた。このようなコンディションになった影響があるのか、馬場の内側を開けて走る馬が多く見受けられて、開催2週目にしては結構内の方が荒れている感じ。脚質がどうこうと言うよりは、単純に外に出した方がよく伸びている印象。

新潟ダ 土:+0.5→±0 日:+0.4→+0.8  1200 土:-0.1→-0.3 日:-0.2

 先週の芝の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒5からプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒4からプラス0秒8へと変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒1からマイナス0秒3へと変動、日曜がマイナス0秒2だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、まず1800mはマイナスの数値の日はなく、総じて時計が掛かっている。一方1200mは水準に近いレベルで推移している。
 土曜は雨が降り続いて終盤の方が時計出やすくなったが、脚抜きが良いという程ではなかった。逆に日曜は馬場が乾いて来たのに加えて、強風の影響で向かい風の区間を2回通る1800mは時計が掛かっていた。一方1200mは前半が追い風になって、馬場が乾くのと相殺されて終日馬場差は同じという事になった。なお、脚質面では11鞍中8鞍で逃げ馬が連対していた。圧倒的に前にいた馬が有利だった。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟06R 1着 コンボルド


馬券Summary

  • 新潟ダートの傾向