2017年3月6日放送

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2017/3/4(土)・3/5(日)開催

2回中山3日目・4日目

中山芝 土:±0 日:-0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がマイナス0秒4だった。まずはここまで4日間の馬場差を確認しておくと、開幕週はやや速めの時計が出るレベルだったが、先週土曜はプラスマイナスゼロ。ただ、日曜は開幕週に近いレベルに戻った。
 水曜から木曜にかけて合計15ミリの雨が降った。芝は土曜1Rが行われる段階で稍重から良に回復。土曜は水分を含んでしっとりとした状態だった。馬場差は1週目より掛かってほぼ水準の数値。日曜は乾いて速くなったが、それでも先々週よりは若干掛かっている。脚質の傾向は偏りがないと言うよりは、むしろ差し・追い込みが届いている印象が強かった。ペース補正の入った6鞍中3鞍で追い込み馬が連対を果たしていた。

中山ダ 土:±0 日:+0.3→+0.6  1200 土:-0.3 日:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒3からプラス0秒6への変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒2だった。ここまで4日間の馬場差を振り返ると1800mは終日稍重の初日・3日目は水準レベルに対し、2日目・4日目は少し時計が掛かっている。1200mは水準かそれに近いレベルだが、その中では3日目は時計が出やすくなっていた。
 水曜から木曜に雨。水分を含んだ状態で、先々週の土曜と同じ稍重でスタート。土曜1800mの馬場差は初日のプラス0秒1とほぼ同じで、プラスマイナスゼロ。日曜は乾きが進んだが、前半はまだ水分を含んでいて、プラス0秒3。好天でさらに回復が進んで、7R・10Rと乾いて時計が掛かってきた。1200mは1800mよりも速く、水準寄りでもマイナスのコンディション。脚質は差し・追い込みがよく決まっていて、日曜6Rの1200mはペースがさほど速くないのに、差しと追い込みのワンツーだった。

番組注目馬

  • 土曜中山02R 2着 ブランメジェール

※再度挙げる

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山11R 1着 カデナ

長谷川仁志 次走推奨馬

  • 日曜中山08R 6着 ブラックプラチナム

※今回骨折で1年ぶり。まだデビュー3戦目。マイネルハニーの勝ったフリージア賞で1番人気になった程評判の高かった馬だが、今回ばかりは不安の方が大きかったと見る。中団馬群の中、4コーナーでも手応えは良かったが外に出そうとしてシャリオヴァルトに来られて仕方なく内に突っ込んで、今度は壁になってちょっとルメール騎手が悶絶している。最後は最内で流してゴールインという事。よく使う言葉だが、もったいない事この上ない競馬になってしまった。ステイゴールド産駒でラブリーデイの近親。500万の馬ではないのは確実で、今回の手応えと反応を見る限り、本質的に状態も良いと思う。次は頭から買ってみたい。

長谷川仁志 次走危険馬

  • 土曜中山12R 2着 カネータ

※ダート1200mで前半600m34秒5はスロー寄り。この流れを差して2着は一見価値ありの内容だが、今回は揉まれない外枠が、大外枠が大きかったと思う。内枠に入って、競馬がしづらかった前走は3番人気で0秒7差の5着に敗れている。今回の自身の完全タイム差はプラス0秒6。次走も外枠寄りに入ってこの程度のレベルなら、来られてしまうかもしれないが、少し骨っぽい相手では不安の方が先に立つ。1000万昇級後、今回含めてここ4戦全て3番人気と支持の高い馬。それだけに嫌って妙味有りと判断した。


1回阪神3日目・4日目

阪神芝 土:-0.5 日:-0.6 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒6だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、全て良馬場発表ではあるものの、開幕週と比べ2週目の先週は数値がマイナス方向に動いた。
 阪神では木曜日に1ミリの雨がパラついただけ。中間の雨量が多かった先々週と比較すると同じ良馬場発表でも、時計の出方は速まった。日曜はごく少量、含んだ水分がさらに乾いて土曜よりもさらに0秒1速くなっている。脚質的には全般に差し上位の感触が残ったが、中山ほどではない。流れ1つで前に行った馬も粘っていた。なお、次開催の2回阪神1週目まで引き続いてAコースが使用される。

阪神ダ 土:-0.6 日:-0.6

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、開幕週特に初日は雨の影響が強く残ってマイナス1秒台だったが、先週はそこまでの高速馬場ではなかった。
 先々週は雨の影響があって、高速馬場からスタートして時間を追う毎に水準寄りに乾いて行ったが、先週は雨がわずかだったので、土日共に水準よりは速いが、ほど良い速さと言ったコンディションを保っていた。日曜の前半、2R・3R・4Rと連続して差し馬が2着に食い込んでいるが、全般的には前に行った組が優勢だった。

番組注目馬

  • 日曜阪神05R 2着 メルヴィンカズマ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神11R 1着 ソウルスターリング
  • 日曜阪神05R 1着 アドミラブル


1回小倉7日目・8日目

小倉芝 土:+0.2 日:+0.2 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒2だった。さかのぼって開催8日間の芝の馬場差を確認しておくと、開幕週がマイナス0秒2、2週目がプラスマイナスゼロ。そして後半2週がプラス0秒2で大きな動きはなく、水準レベルで推移していた。
 開催を通して水準前後のコンディションを保っていた。コース替わりの先々週は速くなると見られたが、逆に水準より少し掛かったのは雨の影響から。先週は中間の雨の雨量が少なくて最終週のBコース2週目で少し傷みが進んではいるが、乾いた分と相殺すると先々週と同じ馬場差に止まっていた。日曜は内が荒れてきたようで、レースによっては内を避けて通るケースも見られたが、それでも最終週まで極端な外伸びまでには至っていない。ただ、土曜日は5Rが外・内・外。8Rと9Rが外・中・外の決着だったように、若干外優勢だった事は確か。

小倉ダ 土:±0 日:+0.1

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒1だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、重馬場だった開催日はマイナス0秒5かマイナス0秒4。他の良馬場か稍重の開催日は水準レベルで大きな動きはなかった。
 雨量の多かった先々週は水準寄りもいくらか速めだったが、先週は雨が少なかった事で水準レベル。日曜の方が乾いて少し掛かっていた。脚質的には差し馬も届いていて、偏りはない。

番組注目馬

  • 土曜小倉7R 1着 エンヴァール

※ちょっと攻めの注目

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


馬券Summary

  • 小倉・芝1200mで内枠に泣いた馬