2017年3月13日放送

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2017/3/11(土)・3/12(日)開催

2回中山5日目・6日目

中山芝 土:-0.3 日:-0.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒3だった。まずはさかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響が最も残っていた3日目を除けば大きな動きはない。週単位で見れば、少しずつ掛かっている事になる。
 月曜と火曜に合計4ミリの雨が降ったが、週初めだった事から乾きが進んで土日ともに良馬場発表。馬場差は水準より速いが、開幕週と比較すれば掛かってきている。内周りの3・4コーナーを中心に馬場の内側が少し荒れて来た事も要因かもしれない。脚質は土曜が差し・追い込みの台頭が目立っていたのに対し、日曜は5鞍中3鞍で逃げ馬が2着に粘っていた。これは流れの遅いレースが多かったため。なお、春の中山は連続開催で3回中山1週目までが引き続きAコースが使用される。

中山ダ 土:+0.3 日:+0.3  1200 土:-0.2 日:-0.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにプラス0秒3。1200m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、1800mは水準レベルかあるいは少し掛かるレベル。一方1200mは水準レベルかあるいは少し速めのレベルで大きな動きはない。
 週初めの雨は乾いて、砂は土日ともに乾燥気味だった。中・長距離の馬場差は先々週までの4日間で唯一完全な良馬場だった2日目に近いプラス0秒3。1200mは水準寄りでも少し速くて、先々週の日曜と同じ数値だった。先々週までと比べると前が残るケースが多かったが、これは1800mの3歳未勝利戦などで持ち時計のある有力馬が多く出走して、全体のランクが上がっていた事も要因として挙げられる。基本的には差し・追い込みも決まるコンディションだった。

番組注目馬

  • 日曜中山05R 2着 トータルソッカー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山04R 1着 アンティノウス

※勝ち方と上昇度で

長谷川仁志 次走推奨馬

  • 土曜中山10R 1着 シュペルミエール

※このレースには昨秋の菊花賞に出走した馬が4頭出ていた。結果6着と最先着のシュペルミエールが差しきったが、実力上位は認めても良化途上と伝えられていましたし、体重も22キロ増と聞いてやはり一叩きが必要かなと思っていた。ところがパドックを見て考えが変わった。筋肉がついて見るからに逞しくなって、数字ほど太くも緩くもなかった。結果はスローを外から差しきっての完勝。勝負所から外を上がってくる際の脚の速さは休養前に感じなかったモノがあった。これでオープンとなるとメンバー一つというのが本音だが、これだけ馬が変わって来るとやはり馬券を買いたい衝動が起きるのも事実。あえて挙げることにする。


1回阪神5日目・6日目

阪神芝 土:-0.6 日:-0.6 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒6だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、開幕週は雨の影響が残ってプラスマイナスゼロだったが、3日目以降はやや速めの時計が出るレベル。
 先週の阪神地域では雨は降ったが、雨量計にカウントされるレベルではなかった。乾燥気味だったが、木曜に散水をするなどして調整されて馬場差は土日ともにマイナス0秒6。先週・先々週の日曜と同じ数値で、ほど良い速さを保っている。全般にスローの競馬が多くて、前が残るケースが多かったが差し・追い込みもそれなりに台頭していて、極端な偏りはない。なお、中山同様に次開催の1週目までAコースが使用される。

阪神ダ 土:-0.8 日:-0.8

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、この開催で最も雨の影響が残っていた初日は脚抜きの良いコンディションだった。ただ、良馬場で行われたレースにしても速めの時計が出るレベルで、大きな動きはなく安定している。
 中間に雨が降らなかったが、水準よりも速い時計の出やすいコンディション。先々週と比較してもむしろ速くなっていた。土曜は前残りが多かったのに対して、日曜は後ろから届いていた印象が強いが、これは展開によるものが大きくて本質的に脚質の偏りはない。

番組注目馬

  • 土曜阪神04R 2着 インビジブルレイズ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神05R 1着 スイーズドリームス
  • 土曜阪神11R 1着 ジュールポレール

長谷川仁志 次走危険馬

  • 日曜阪神10R 4着 サージェントバッジ

※武豊騎手が騎乗した4走前の京都と3走前の阪神で連続2着があって、その後は出走する度に人気になっているが、2走前が2番人気で11着。前走が3番人気で5着と期待を裏切っていた。今回も2番人気少頭数で手頃なメンバー構成なら前進必至と見られていたが、結果は4着。ダートの2000mとしては比較的ペースが流れていたにも関わらず、自分より後方に位置したタガノゴールドに差されてほぼ同位置のウインユニファイドにも先着を許していた。クビ・クビ・ハナの小差だけにまだ人気は残ると見て、次走危険と判断した。


2回中京1日目・2日目

中京芝 土:-0.5 日:-0.5 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。
 1月開催の良馬場時は水準かそれより少し速いコンディションだった。先週は雨が降らなかった事もあるが、1月開催のBコースから仮柵が外されて、Aコースとなった事もあって馬場差は1月開催で最も速い3週目と比較してもさらに速くなっていた。ただ、それでも高速とまでは至っていない。土曜は外からの追い込みが結構決まっていて、若干外伸びとも思う時間帯もあったが、土日を通して見れば内の馬も来ていて、特に偏りもないと判断した。なお、2回中京は6日間開催で土曜・月曜開催の今週までがAコース、高松宮記念の行われる3週目がBコースになる。

中京ダ 土:-0.1 日:-0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒1だった。
 1月開催の良馬場時は水準より掛かっていたが、先週は中間に雨が降らなかった割には水準寄りでもマイナスの数値だった。脚質的な偏りなくて、決まり手は多岐に及んでいる。

番組注目馬

  • 日曜中京11R 2着 ビップライブリー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京11R 1着 ヤマカツエース
  • 日曜中京12R 1着 アースライズ


馬券Summary

  • アドマイヤミヤビとファンディーナ