2017年12月11日放送

2017/12/9(土)・12/10(日)開催

目次

5回中山3日目・4日目

中山芝 土:-0.9 日:-0.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒9だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、開幕週がマイナス1秒1。先週はマイナス0秒9で、マイナス1秒前後で推移している。
 金曜日に4.5ミリの雨が降ったが、土日を通して陽気が良くて土曜朝の段階で水分はほとんど乾いていた。馬場差は土日を通した数値。1週目と比較して0秒2ほど掛かってはいるが、速い時計の出やすいコンディションに変わりは無い。連対馬の脚質については、スローや遅めのペースのレースが多くて逃げ先行好位が多くなっているが、展開によっては差し馬も台頭していた。9日間開催の最終日まで、このままAコースが使用される。

中山ダ 土:+0.3 日:+0.4  1200 土:-0.4 日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒4。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、1800mはやや時計の掛かるレベル。1200mはやや時計の出やすいレベルで推移している。
 金曜の雨が残っていて、良馬場発表でも土曜は少ししっとり感があった。開幕週の馬場差よりも1800m・1200mともに0秒1速いのはそのため。日曜は乾燥が進んで1週目の馬場差に戻っている。脚質的な偏りは見られなかった。

番組注目馬

  • 土曜中山06R 2着 ファニーバニー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中山06R 1着 オーロリンチェ
  • 日曜中山08R 1着 フェニックスマーク

長谷川仁志 次走危険馬

  • 土曜中山12R 3着 ショウナンサスケ

※中山のパートでSLランクの見直しでも触れたが、4コーナーでは1・2着馬とほぼ同位置にいながら、勝ちに動いていて、追い比べで後れを取って物足りなかったと思う。前走の福島戦は前半じっくりと構えた事もあって、2着していたがその前の寺泊特別は2番人気で早めに仕掛けて、直線でパッタリと止まってしまった。中山でも2着1回があるが、コース的には平坦がベター。また、ある程度脚を溜めないと伸びては来ないタイプ。その脚も使える範囲が短くなっている。今回も2番人気だった。現状嫌って妙味有りと判断した。


5回阪神3日目・4日目

阪神芝 土:-1.2 日:-1.1 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、先週は開幕週と比べ少し水準方向に動いたが、それでもマイナス1秒台。
 先週は月曜と金曜に雨がパラついたが、問題ない程度の含水量で開幕週に近いレベルのまま。ただ、使われた頻度で1週目よりも少し時計を要してきている。実際のタイム表を見ると、プラスの数値が多いのはスローペースが多かったためで、芝のレースはほとんど補正が入っている。また、前残りの率が高いのはスローのレースが多いためもあるが、それを考えると差し馬も善戦していたとは言える。つまり、極端な脚質の偏りや内・外の有利・不利もなかったと思う。なお、阪神芝は今週もう1週Aコースが使用され、その後はBコースが使用される。

阪神ダ 土:-0.5 日:-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がマイナス0秒4だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、全て良馬場だが先週はマイナスの数値でも開幕週と比べると、時計が掛かっていた。
 中間の雨が吸収されてさらに乾燥が進んだ。開幕週がかなり速い時計の出やすいコンディションだったが、先週は速いことは速くても1週目よりは時計を要してきている。連対馬の脚質はバラエティに富んでいて、メンバーや展開一つで後方からの追い込みも決まっていた。

番組注目馬

  • 日曜阪神03R 2着 レーヴドリーブ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜阪神11R 1着 ラッキーライラック

長谷川仁志 次走推奨馬

  • 日曜阪神12R 3着 マイネルラック

※前走の東京戦が0秒6差で4着。好位をロス無く立ち回った割には伸びを欠いていた。自身のタイムランクもEと低調で、2走前の新涼特別が同じ4着でもCランクだったのと比較すると、達していなかったと思う。最もこのときは厩舎サイドも叩き良化型で、今回は状態一息を臭わせていて、納得の敗走でもあった。叩いた今回は坂路調教でも好タイムが出て型どおり良くはなっていた。痛恨は出遅れ。もちろん1200mへの距離短縮もある。ただ、そこから脚を使って中団に取り付いて4コーナーは一番の大外。流石に脚が上がりかけていたが、それでも0秒3差3着まで詰めてきた。前半がこの距離にしては遅かっただけに、なおさら価値がある。次が勝負だと思う。得意の1400mでも慣れが見込める1200mでもかまわず馬券は買う。


4回中京3日目・4日目

中京芝 土:-0.8 日:-0.8 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒8だった。ここまで4日間の芝の馬場差を確認しておくと、マイナス0秒9からマイナス0秒8でほとんど動きがない。
 金曜の午前中に少しだけ雨が降ったが、雨量として計測されない程度だった。水準より速い馬場コンディションではあるが、そういう点では開幕週と変わりない。脚質の偏りは基本的にないが、先週はどちらかと言うと差しが決まってはいた。最終週の今週も引き続きAコースが使用される。

中京ダ 土:-0.4 日:-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、開幕週がマイナス0秒5。先週は少し水準方向に動いた。
 開幕週よりも乾燥が進んでより水準に近づいて来た。それもあってか連対馬22頭中半数以上が差し馬。マクリも決まっていた。

番組注目馬

  • なし

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


馬券Summary

  • 新種牡馬ロードカナロア