2017年10月23日放送

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2017/10/21(土)・10/22(日)開催

4回東京6日目・7日目

東京芝 土:+0.8→+2.3 日:設定不能 Aコース

 芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒8からプラス2秒3へと変動、日曜は設定不能だった。まずはさかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、1週目はマイナスの数値だったが、2週目と3週目は雨の影響でプラスの数値になり、特に先週日曜は設定不能とする程に時計が掛かった。
 先週は毎日のように雨が降っていたが、土日はずーっと雨だった。それでも土曜の昼までは重だったが、8R以降は不良。馬場差は変動で、3Rが2000m換算の数値でプラス0秒8、そこからどんどん時計が掛かるようになり、11Rはプラス2秒3だった。さらに馬場が悪化した日曜の馬場差は設定不能。馬場差を設定して完全タイム差を算出しても、その数値にあまり意味が無いというぐらい時計が掛かっていた。土日とも東京にしては前につけた馬の好走が多かったが、上がりの速さに限界がある上に、ほとんどの馬が直線でバテていて、結果的に前に行った馬がそのまま残っているという事が多かった。今週から内ラチを外に移動してBコース使用だが、3週にわかって雨の影響を受けてさらに先週既に多くの馬が内を空けていたので、そこの内側がカバーされても傷んだ部分がカバーされない。良馬場であっても、ある程度は時計の掛かる馬場になりそう。

東京ダ 土:-2.3→-1.4 日:-1.4

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス2秒3からマイナス1秒4へと変動、日曜はマイナス1秒4だった。さかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響を受けて、脚抜きの良いコンディションとなり全てマイナス1秒を超える数値。先週は毎日のように雨が降っていて、土日はずっと雨だった。馬場発表は土日とも全て不良だったが、土曜は同じ不良馬場でも前半と後半ではコンディションが違い、前半は脚抜きの良い馬場。後半は水が浮いて前半より走りにくくなっていた。従って馬場差は変動で、1600m換算の数値で1Rと2Rはマイナス2秒3。そこから徐々に水準方向に変動して12Rはマイナス1秒4だった。日曜も土曜の後半と同じで、水が浮いた状態が続き馬場差は一定で、土曜12Rと同じマイナス1秒4だった。
 逃げ切りもあるが、かなり後ろからの追い込みも決まっている。ダートの道悪は先行有利なのかそうではないのかという話ではなくて、ダートの道悪は先行有利という意識が強くて、その結果ペースが速くなりやすい。その場合は先行馬が失速して差し馬が上位に来るという事。その顕著な例が先週の土曜10Rと日曜7Rだった。

番組注目馬

  • 土曜東京03R 2着 エスターテ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京02R 1着 マリームーン
  • 土曜東京03R 1着 ラストプリマドンナ
  • 土曜東京11R 1着 エアスピネル

大川浩史 次走推奨馬

  • 土曜東京10R 4着 レッドオルバース

※超ハイペースの先行で4着に粘った事。休み明けよりも休み明け2走目の方が走る馬なので、次走は大きな前進が見込める事。繰り返しになるが、主な理由はこの2つ。それから先週の東京ダートが先行有利の馬場だったと思う人が多いだろうという事もある。今回はハンデ戦で55キロで次走が定量戦だと57キロになるが、定量戦の1600万でも今回の勝ち馬クインズサターンと接戦しており、大きな能力減はないと見る。

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜東京09R 3着 タニノフランケル

※未勝利戦を馬なりで逃げ切った馬だが、フランケル産駒の牡馬なので馬なりでも追っても対して変わらないワンペースの馬ではないかと思っていたが、その通りのレースだった。フランケル産駒なので道悪が上手いかと思っていたが、こういう合いそうな馬場でも追って伸びる事は無かった。フランケル産駒はとにかく人気になりますし、しかも母がウオッカなので、次走も人気になると思うが、良馬場で切れ味を要求するとさらに厳しいと見る。ただ、角居厩舎なのでトレーニングでフットワークを変えてくるかもしれないという怖さをヒシヒシと感じるが、今回は想像通りの内容だったので思い切ってバッサリ行く。


4回京都6日目・7日目

京都芝 土:設定不能 日:設定不能 Aコース

 先週の芝の馬場差は土日ともに設定不能だった。さかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、4日目まではほとんどマイナス1秒台だったが、5日目から時計が掛かりはじめて先週はかなり時計の掛かる道悪だった。
 土日とも雨が降り続けて土日とも馬場差は設定不能。土曜日は前半が稍重、後半が重ですから設定不能という程の馬場とは思えないが、馬場が悪化するスピードが速くてちょっと発表が追いついていないような状況だった。土曜の中でも前半と後半の時計の出方は違いますし、土曜と日曜でも時計の出方は違うが、それはさておき馬場差を設定してタイム差を出してもあまり意味が無いというぐらいの道悪だったので、設定不能とした。3週に渡って雨の影響を受けていて、先週の日曜後半はかなり内を空けていた。今週もまだAコース使用で、普通に考えれば今週は外を通る馬が有利だが、そうではない可能性もある。と言うのも、先週の日曜日に内が温存されているので、その内側が実は走りやすくなっている可能性もある。

京都ダ 土:-0.9→-1.2 日:-1.2

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス1秒2へと変動、日曜はマイナス1秒2だった。さかのぼって7日間の馬場差を確認しておくと、雨の影響度によって時計の出方は異なるが、終日良馬場だった4日目を除くと全てマイナスの数値。
 土日とも雨が降り続け、土曜の2Rまでは重だったがその後はずっと不良だった。土曜の馬場差は変動で、1800m換算の数値で1Rがマイナス0秒9。2Rがマイナス1秒0で6R以降はマイナス1秒2。雨が降り続けた割には変動幅が小さいが、もう6R以降は水が浮いていて、時計の出方が変わらなくなっていたため。日曜の馬場差も土曜の後半と同じだった。

番組注目馬

  • 日曜京都06R 2着 カフジキング

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜京都07R 1着 スマートダンディー
  • 日曜京都08R 1着 ハヤブサマカオー


3回新潟3日目・4日目

新潟芝 土:-0.6 日:±0→+2.0 Aコース  直線 土:-0.1 日:+0.4

 芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がプラスマイナスゼロからプラス2秒0へと変動した。直線1000m対象の数値は、土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス0秒4だった。ここまで4日間の芝の馬場差を確認しておくと、3日目まではマイナスの数値だったが、4日目つまり先週日曜は雨の影響で時計が掛かって行った。
 金曜と土曜の早朝に少し雨が降り、良馬場ながら水分を含んでいた。それでもレースの前に止んでいれば影響がないのが新潟芝だが、2週目を迎えて芝が傷んで来た事もあり1週目より時計の掛かる状態。そして土曜の夜から日曜にかけて雨が降ったり止んだりして、日曜はずっと雨だった。特に日曜の後半は強く雨が降って、一気に時計が掛かる状態になった。日曜の変動の馬場差は2000m換算の数値で1Rがプラスマイナスゼロ、5Rがプラス0秒6、10Rがプラス1秒6、そして12Rがプラス2秒0だった。直線1000mも土曜は1週目より少し掛かる状態で、日曜は後半の9Rだったのでさらに時計が掛かるようになった。今週は開催最終週となるが、先週日曜の馬場へのダメージは大きかったはず。それでも当日に雨が降っていなければ、馬場差は水準とか少しマイナスだと予想するが、力の居る馬場になっている可能性もある。

新潟ダ 土:-0.3 日:-1.3→-1.7  1200 土:-0.5 日:-0.7→-1.0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス1秒3からマイナス1秒7への変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜はマイナス0秒7からマイナス1秒0へと変動した。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、1800m・1200mともに全てマイナスの数値で、雨が降り続けた先週日曜はさらに時計が出やすくなった。
 金曜から土曜にかけて少し雨が降ったが、土曜は良馬場。とは言え、水分を含んでいて稍重だった1週目と大きくは違わない馬場差だった。土曜の夜から雨が降って、日曜日は稍重・重・不良とどんどん含水率が上がっていった。日曜の馬場差は変動で、まず1800mが3Rがマイナス1秒3、7Rがマイナス1秒7。1200mは2Rがマイナス0秒7で、6R以降はマイナス1秒0。後半は水が浮いていて、時計の出方が一定になっていた。

番組注目馬

  • 日曜新潟07R 1着 モズアトラクション

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜新潟02R 1着 タイキフェルヴール
  • 日曜新潟03R 1着 アスターゴールド
  • 日曜新潟10R 1着 ウインテンダネス


馬券Summary

  • ディープインパクト産駒は重賞初出走、GI初出走時が狙い