2017年1月23日放送

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2017/1/21(土)・1/22(日)開催

1回中山6日目・7日目

中山芝 土:-0.5 日:-0.5 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒5だった。まずはこの開催の馬場差を確認しておく。全てマイナスの数値だが、3日目後半から5日目までは水準に近いレベルだった。
 金曜日にほんの少しミゾレや雨が降ったが、時計の出方には影響がなく、1週前よりはマイナス方向に動いたという事。よほどのスローペースでなければ、差しも効くというのがこの開催の1週目から続いている傾向で、先週もそのままだった。

中山ダ 土:+0.8 日:+0.7  1200 土:±0 日:-0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒8、日曜がプラス0秒7。1200m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がマイナス0秒1だった。この開催の馬場差を確認しておくと、1800mは全てプラスの数値だった。水準に近いレベルだった4日目を除けば、時計が掛かっていた。一方1200mは水準レベルで推移していた。
 金曜のミゾレや雨は雨量計で計測されないレベルで、ダートは土曜から乾燥していた。日曜は若干速くなっているが、特に1800mは土日を通じて時計の掛かるコンディションだった。先週の中山ダートの4歳以上のレースだが、連対馬12頭中9頭が490キロ以上だった。ダートの新馬戦は2鞍とも500キロ以上の馬が勝っていて、パワーのある大型馬の好走が多かった。ただ、まぁ先週の中山に限らず、冬のダートはだいたいこんな感じ。

番組注目馬

  • 日曜中山02R 2着 プリエンプト

※次走が東京だとすると、2100mダート。これが理想。東京だとダート1600mという可能性もあるが、1600mに出てきたら2割引ぐらいで。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中山03R 1着 スズカゴーディー
  • 土曜中山09R 1着 ウインブライト
  • 日曜中山02R 1着 ポールヴァンドル
  • 日曜中山05R 1着 チャロネグロ


1回京都6日目・7日目

京都芝 土:+1.1 日:+1.1→+1.5 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス1秒1、日曜がプラス1秒1からプラス1秒5へと変動した。この開催の馬場差を確認しておくと、初日2日目は速いレベルだったが、3日目は雨の中行われて時計が掛かって行き、4日目以降は全て時計の掛かるコンディションだった。
 金曜日から土曜日にかかて雨が降って、土曜は稍重。馬場差は同じ稍重だった火曜日と同じだった。その先週の除雪作業で、緑の洋芝が千切れてしまっていて、見た目が30年前の冬の芝のようになっているが、1週前より一気に傷んだという訳ではない。ただし、時計は掛かる状態。日曜は良馬場でスタートしたが、日曜朝にも少し雨が降って、また土曜日より傷みが進行しているので、日曜の前半も土曜と同じ馬場差だった。さらに9Rの前から雨が降って、稍重となり、9R以降はさらに時計が掛かるようになった。先週、逃げ切りも差し切りもあるが、スローペースのレースに逃げ切りが発生しているという事で、特に内が有利という訳ではない。今週以降の2回京都はBコースで行われるが、全体に傷んでいるので、内側がカバーされても速い時計が出るようにはならないはず。

京都ダート 土:-0.1 日:-0.1→-0.3

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜はマイナス0秒1からマイナス0秒3へと変動した。この開催の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、週によって時計の出方が異なる。5日目が最も時計の出やすいレベルだったのに対し、先週は水準に近い数値だった。
 金曜から土曜にかけての雨で土曜は重でスタートしたが、同じ重馬場だった火曜よりも大分時計が掛かった。っと言ってもマイナスゾーンではあるが、前回の放送で凍結防止剤と雪と砂圧調整で馬場がリセットされたと述べた通り、馬場状態の連続性がなくなった。開催の5日目と6日目の前半は同じ重馬場でも、1秒以上時計の出方が違うという事は重要なポイントとなる。土曜は11Rだけ稍重だったが、馬場差は一定。乾くのが遅い上に、日曜の朝にも少し雨が降ったので、日曜も7Rまでは土曜と同じ馬場差。そして日曜8Rの後に雨が降ったため、日曜の10Rと12Rは少し速い時計が出るようになった。

番組注目馬

  • 日曜京都06R 1着 ファンディーナ

※いきなり次で重賞に出てきそうだが、仮に重賞でも好勝負可能だと思う。で、次走500万ならかなり勝つ確率は高いと思う。

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし

大川浩志 次走推奨馬

  • 日曜京都07R 4着 ワンダーアビルマン

※今回のレース内容、脚を余したという事はタイム分析で触れた通りだが、私の着眼点は1勝目がAランクだったという事。ダートのAランクで1勝目を上げている馬はだいたい1000万までは通用するもので、何らかの事情で500万を勝てずにいる場合は何かのきっかけで 好走する

大川浩志 次走危険馬

  • 土曜京都09R 2着 ビットレート

※前半が36秒9-48秒9で後半が46秒1-34秒1という超スローペース。逃げ切ったビップライブリーも恵まれたが、内で脚を溜めるだけ溜めてインから伸びたこちらもかなり恵まれたと見る。この馬自身が小倉1200mで追い込みに近い差しで勝った事があるので、危険馬として挙げるのもやや怖いところもあるが、今回のような時計の掛かる馬場状態が得意でもある。馬場状態と展開が向いての好走なので、次走は嫌ってドキドキしようと思う。

1回中京3日目・4日目

中京芝 土:±0 日:±0 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。ここまで4日間の芝の馬場差を確認しておくと、開幕週に比べれば先週はいくらか時計は出やすくなっていた。
 先週の馬場差は土日ともプラスマイナスゼロで水準の馬場という事。昨年12月の開催はマイナス2秒5からマイナス1秒5だったので、それと比べると1秒以上時計が掛かっているように見えるが、中京の芝が今年から基準タイムを変更しているので、単純な比較はできない。これは前回の放送でも述べたが、大事な事なので2度言いました。1週目との比較では少し速くなっているが、稍重だった重だった1週目とは違って、良だったので少し速くなったという事。Bコースに替わった1週目ですら、内有利ではなかったが、2週目の先週は1週目よりもさらに馬場の中程を通る馬の好走が多くなった。この開催は今週までの3週開催だが、全てBコースが使用される。

中京ダート 土:+0.4 月:+0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒5だった。ここまで4日間の馬場差を確認しておくと、開幕週は水準かそれに近いレベルだったが、先週はプラスゾーンでやや時計が掛かった。
 1週目より乾燥して時計が掛かるようになり、冬のダートらしいパワー 勝負の馬場になった。単調な前残りは少ないものの、差しが決まりやすいという程でもなく、連対馬26頭中23頭は1番人気から4番人気。ローカル開催なので、有力馬が各レースに分散するという事情もあるが、脚質に関係なく各馬が力を発揮しやすかったと言える。

番組注目馬

  • 日曜中京03R 2着 カジノスマイル

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


馬券Summary

  • 冬はビッグレッドグループ