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2016年6月6日放送

2,073 バイト追加, 2016年6月9日 (木) 13:43
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=馬券Summary=
* 今年の皐月賞の真の価値とは!?
 
 今年の皐月賞/ダービーは非常にレベルが高く、改めて振り返っておきたい。皐月賞で5着までに入った馬がダービーで掲示板を占めたのはグレード制が導入された1984年以降初めてのこと。これは一にも二にも皐月賞のレベルが桁違いに高く、他の組の馬が付け入る隙が無かったことを意味している。通常ダービーでは皐月賞組以外の青葉賞組や京都新聞杯組などが入ってくるが、今年は全くそれがかなわなかった。つまり今年の皐月賞の真の価値はここにある。皐月賞はタイムランクA、メンバーランクAで完全タイム差は-2.1秒であった。<br /> ところで、近年では皐月賞組がダービーで3着まで独占した例が2010年に一度だけある。その馬たちのその後の成績は以下の通り。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
! 馬名 !! その後
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| エイシンフラッシュ || 5歳時に天皇賞(秋)を制覇
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| ローズキングダム || 3歳時にジャパンカップで2位入線から繰り上がり1着
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| ヴィクトワールピサ || 3歳時に有馬記念を制覇、4歳時ドバイワールドカップを制覇
|}
 
 上記のようにいずれも後のG1を勝っている。ということは今年のダービー1~5着馬も後のG1を勝つ可能性が高いことを示唆している。また、上位5頭が強くて割を食った着外の馬、スマートオーディン/レッドエルディスト/ヴァンキッシュランなど例年ならダービーで勝ち負けレベルの馬が、今後の重賞で活躍する可能性は極めて高いということも推測できる。今年の日本ダービーはお宝レースとして捉えることが出来る。前回の放送ではクラス編成後の500万下/1000万下の話だったが、このトップレベルの戦いでは例年よりも層の厚い3歳世代を今後一層重視する戦略はあるのではないかと思う。
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