2015年9月1日放送

提供: 先週の結果分析
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2015/8/29(土)・8/30(日)開催

2回新潟9日目・10日目

新潟芝

  • 土:-0.5 日:±0 Aコース

直土:±0 日:+0.2

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒5、日曜がプラスマイナスゼロ。直線1000m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒2だった。まずさかのぼって8日間の馬場差を振り返っておく。2000m対象の数値は8日目までマイナス0秒9かマイナス0秒8でほとんど変わらず安定していたが、先週は数値が動いた。1000mはマイナス0秒2からプラス0秒2の間で推移している。
 先週土日ともダートは不良馬場だったが、芝は稍重だった。やはり新潟の芝は水はけが良い。土曜日の午前、そして日曜午後3時過ぎまで小雨が降っていた。小雨程度では馬場差が変動にはならないあたりは、流石新潟という感じだが、それでも雨の影響はあった。直線で多くの馬が内を避けていたが、コーナーで外を回っている訳ではないので、外を通っていること自体は時計の出方に影響はない。先々週までと先週の馬場差の違い、また先週の土日で馬場差が異なるのは純粋に雨の影響だと言える。従って最終週となる今週は雨の影響が直接なければ、先週よりはマイナス方向に馬場差が動くはず。

新潟ダート

  • 土:-1.2 日:---

1200土:-1.8 日:-1.2→-1.0→-0.8→-1.0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒8。なお、土曜は1200mのレースがなく、日曜日の1200m対象の数値はマイナス1秒2からマイナス1秒0、マイナス0秒8、そしてマイナス1秒0へと変動した。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、1800mは4週目までプラスの数値だったが、先週は一転してマイナス1秒台で特に日曜は高速馬場となった。1200mは水準レベルで推移していたが、先週日曜は速い時計の出るコンディションだった。
 金曜の夕方には良馬場だったが、土曜の朝から不良。つまり、金曜の夜にかなりの量の雨が降ったということ。土日も雨が降って、土日を通して不良馬場。総じて速い時計の出るコンディションだった。日曜は1200m対象の馬場差が変動で、マイナス1秒2でスタートしてそこから水が浮くようになって来て、徐々に時計が掛かるようになり、8Rの時点でマイナス0秒8。その後雨が止んで水が引いていって、脚抜きが良くなって12Rはマイナス1秒0となった。なお、日曜の1800m対象の馬場差は変動ではないが、言うまでもなくこれは1800mのレースが3R1つしかなかったから。

番組注目馬

  • 日曜新潟03R 1着 エッケザックス

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜新潟11R 1着 ロードクエスト

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜新潟09R 14着 アサクサティアラ

※この馬が1000万クラスで好走したのは小倉と京都と新潟の良馬場だけで、平坦コースのキレイな馬場はなじゃないと力を出せない。今回は稍重の柔らかい馬場で、アサクサティアラは馬なりで追走している内は良かったが、直線で追い出すとのめってのめってフットワークがバラバラになってしまった。今回の敗因は馬場という事。次に阪神に出てくるようだとちょっと推せないが、京都まで待つだろうと勝手な読みで推奨する。ただし、良馬場ではなかなったらアウトなので、そのときはご了承ください。


2回小倉9日目・10日目

小倉芝

  • 土:-1.0→-0.6 日:-0.5 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0からマイナス0秒6へと変動、日曜がマイナス0秒5だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、Aコース使用だった4週目まで週単位で見るとジワジワ時計が掛かって来ていた。Bコースに替わった先週は土曜午前はマイナス1秒0だったが、その後水準方向へ近づいた。
 開幕前にエアレーション作業した馬場の5週目で、Bコースの1週目。理屈で言うと高速化して、イン有利になっても不思議はなかったが、雨の影響を受けて高速馬場とはならなかった。具体的には土曜の昼間と夜に雨が降っている。ただ、高速馬場にはならなくても特に土曜だが、Aコース使用時よりも少しインが有利だったように思う。注意したいのは、土曜は1日を通して良馬場だが馬場差は変動で、午後の方が時計が掛かっているという事。一方日曜は稍重から良に変更されたが、馬場差は変動ではないという事。

小倉ダート

  • 土:-1.3→-1.8 日:-2.0

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒3からマイナス1秒8へと変動、日曜がマイナス2秒0だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で、そのうち4日はマイナス1秒台か2秒台となっている。
 先週火曜日に台風による大雨が降って、その影響が残って土は稍重だった。土曜はさらに昼頃に雨が降っていたが、馬場発表は稍重のまま。ただし、馬場差は変動で、後半のレースほど速い時計が出るコンディションになっていった。土曜日の夜にも雨が降って、日曜日は不良から重という馬場だった。ただし、馬場差は変動ではなく1日を通してかなりの高速馬場だった。

番組注目馬

  • 日曜小倉02R 2着 クローザー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜小倉12R 1着 ウィットウォーター

※次走のコースには注意してください。

  • 日曜小倉02R 1着 タムロミラクル

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜小倉12R 2着 ダノンルージュ

※600m通過32秒9というハイペースで前が止まった事で2着に来た、展開が向いたという見解はタイム分析内で述べたが、展開が向いてきたのは昨年12月に中京1200mで2着に来た時と同じ。当時はEランクで今回はBランクという、そういう違いはあるが、1200mならこういう差しが間に合う展開にならないと厳しい。かと言って1400mや1600mでは安定しているかと言うと、そんな事はなくて、そもそも500万で2回続けて好走した事がない。次走はズバリ消えると思う。


2回札幌3日目・4日目

札幌芝

  • 土:-1.3 日:-1.2 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒2だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、1回開催最終週は雨の影響を受けたが、この開催に入ってマイナス1秒台の数値が続いている。
 Cコース2週目となって先々週よりは少し時計が掛かるようになったが、それでもまだマイナス1秒台だった。この様子だと、最終週となる今週も雨の影響がなければ、マイナス1秒台の馬場差となりそうだが、競馬の当日に雨が降ると1回札幌6日目のように、一気に時計の掛かる馬場になるのが洋芝の特徴。その1回札幌6日目の結果を見ると、馬場差がプラス領域に突入すると、好走する馬のタイプまで変わってしまうので、競馬の最中に雨が降っていたら、予想を最初から組み立て直すくらいの姿勢で望みたいところ。4コーナーで外を回っていると流石に厳しいが、直線で外に出す分には何ら不利はなく、公平な馬場だと言える。

札幌ダート

  • 土:-1.1 日:-1.0

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒1、日曜がマイナス1秒0だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値で、この開催に入って全て良馬場発表だが、速い時計の出るコンディションとなっている。
 良馬場でもマイナス1秒とか、それに近い数値の馬場差となるのが今年の札幌ダートの特徴。先週土日で若干の違いがあるのは、馬場が乾いて含水率が下がったため。

番組注目馬

  • 日曜札幌08R 2着 シュヴァルグラン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜札幌12R 1着 モンドクラッセ
  • 日曜札幌08R 1着 アルバート


ワンポイントアドバイス

  • 小倉の新馬戦のレベル