2015年8月24日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2015/8/22(土)・8/23(日)開催

2回新潟7日目・8日目

新潟芝

  • 土:-0.8 日:-0.9 Aコース

直土:+0.2 日:-0.2

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒9。直線1000m対象の数値は土曜がプラス0秒2、日曜がマイナス0秒2だった。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、2000m対象の馬場差はマイナス0秒9かマイナス0秒8の数値でほとんど変わりがない。一方直線1000mは7日目だけはプラス0秒2で、他の開催日は全てマイナス0秒2だった。
 金曜の夜と土曜日の朝に雨が降っていたが、結果的には普通の良馬場で時計の出方にもほとんど雨の影響がなかった。全体的に直線で内側を避けるようになって来ていて、直線の内側の方が傷んで来たようだが、新潟の場合直線で内・外の進路の取り方の自由度が高いので、レース結果には内が傷んできた事の結果が、ほとんど影響ない。最終週まで6週連続でAコース使用となるが、恐らく時計の出方は今後もあまり変化しないだろう。なお、土曜の直線1000mの馬場差がプラスになっているのは、その時間帯に向かい風が強めに吹いていたため。6Rや9Rのころも風は強かったが、どちらもコーナー2回のレースなので、風の影響は追い風と向かい風で、前半と後半で相殺されている。

新潟ダート

  • 土:+0.4 日:+0.6

1200土:-0.3 日:-0.1

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒4、日曜がプラス0秒6。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒1だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mはプラス0秒4からプラス0秒8の間で時計が掛かるなりに、大きな動きはない。一方1200mはマイナス0秒3からプラス0秒1の間での推移で、ほとんど水準レベル。
 金曜から土曜朝にかけての雨の影響で、土曜は重に近い稍重。という事で、今開催の中では時計の出やすいコンディションだったが、1800mに関しては風の影響も受けて、速い時計が出たとは言えなかった。日曜は土曜よりも乾いて、1800mも1200mも土曜よりは時計が掛かるようになった。日曜の11Rこの1200mだけが良馬場で行われたが、馬場差は1日を通した数値。

番組注目馬

  • なし

※2週続けて新潟からは無しとなっていて、非常に申し訳ないが、新潟の開催後半は仕方がない面があるというのはご了承ください。次の開催が特に芝のコース形態とは全く違う中山になってしまうので、ちょっと挙げにくい。ダートに番組注目馬に該当するような馬がいれば良いが、先週はちょっとダートからは挙げられない。芝の土曜1R・日曜1R、これの2着馬はどちらも次走が中山だと不安を感じる。かと言って、連闘や中1週で新潟に出てきたら、これはこれで体調面や怖さがある。ミネットもタンサンドールもこの後間隔を開けて次に東京に出てくれば有力だが、次走が中山になるという可能性を考慮して番組注目馬とはしない。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜新潟01R 1着 ショウナンライズ
  • 日曜新潟05R 1着 サプルマインド

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜新潟05R 1着 サプルマインド

※既にタイム分析で触れているが、補足を少々する。前回のワンポイントアドバイスで、藤原英昭厩舎は2歳夏に滅多に新馬戦を勝たない、勝った馬はあまり出世していない。しかし負けた馬の中には出世した馬も多いという話をした。実は2歳夏に新馬戦を勝ったのは、いかにも短距離向きという馬たちで、そういう馬は新馬戦を勝ってもその後の成長を望めなかった。しかしサプルマインドはどう見ても短距離向きだったり、早熟だったりという馬ではないですから、中距離で活躍できる馬。かなりの出世が見込めるので、次走はいきなり重賞でも狙えると思う。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜新潟11R 7着 アダムスブリッジ

※これは新潟内回り2200mで前が残る緩い流れだった。これで仮に後ろから差し損なったというならともかく、好位につけていながら何の見せ場もなく、下がって行ってしまった。このレース内容だけ見れば次走で人気になるはずはないが、今回ですら1番人気だったように、人気になりやすい馬。そもそも今回1番人気というのは、無理があった事は次のコーナーで述べるが、こういう馬はなかなか人気が落ちないもの。次走が神戸新聞杯とかセントライト記念だと人気にはならないだろうと思うが、世間の人気ほど強い馬ではないという意味も込めて取り上げる。


2回小倉7日目・8日目

小倉芝

  • 土:-0.1 日:-0.2 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒2だった。ここまで8日間の馬場差は全てマイナスの数値だが、週単位で見ると開催が進む毎に水準に近づいている。
 全体の流れとしては開催が進むにつれて徐々に時計が掛かるようになっているが、先々週と先週これは雨の影響で土曜の方が水分を含んでおり、日曜より土曜の方が少しだけ時計の掛かるコンディションだった。なお、土曜日は午前中が稍重で午後から良馬場だが、馬場差は1日を通した数値。多くの馬が内を通る3コーナー辺りは、内がちょっと傷んでいるが、開幕当初から馬群が内・外に広がっていた直線は内が傷んでいるという事はない。っと言っても外を通っても不利ではないですから、今週からBコースになるが、開催の最後まで内・外に差のない馬場で行われそう。

小倉ダート

  • 土:-1.6 日:-0.8

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜がマイナス0秒8だった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒台の日が半数の4日あり、最も掛かっている日でもマイナス0秒8と総じて速い時計の出るコンディションとなっている。
 木曜・金曜と雨が降って、土曜は不良馬場からスタートして午後は重馬場。馬場差マイナス1秒6という高速馬場にはなったが、この開催の1週目は良馬場でも馬場差がマイナス1秒3だった。先週の土曜のような馬場でも、この開催の中では超高速馬場という程ではなくて、時計比較をする際には注意したいところ。なお、土曜は馬場の発表が途中で変更されたが、馬場差は1日を通した数値。日曜は土曜より乾いて稍重となって、馬場差は水準方向に近づいた。

番組注目馬

  • 土曜小倉07R 3着 メイショウユメハチ

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


2回札幌1日目・2日目

札幌芝

  • 土:-1.5 日:-1.5 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒5だった。まずはここまで6日間の芝の馬場差を振り返っておくと、前開催2週目と先週はマイナス1秒台で速い時計の出るコンディション。一方前開催3週目は、雨の影響を受け、特に日曜後半は時計が掛かった。
 金曜日に雨が降ったが、芝に関しては特に影響はなく、先週からCコースに移った事もあって、馬場差マイナス1秒5。1回札幌の前半2週と同レベルになった。Cコースに移ってコーナーが緩くなって内が有利になるかなと想像していたが、土曜の前半を除けば外を通った差し馬にも不利がなかった。

札幌ダート

  • 土:-0.9 日:-0.7

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒7だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、前開催3日目は終日良馬場でもマイナス1秒3。その後も速めの時計が出るコンディション。
 先週土日とも良馬場だったが、金曜の雨の影響が残って土曜の方が含水率が高く、速い時計が出やすいコンディションだった。札幌のダートで、先行馬の好走が多い事をいちいち強調する必要もないが、先週まともに差し切り勝ちだったのは、完全タイム差プラス1秒1の土曜4Rのみ。ペースが速いという訳ではないのに、先行馬が止まって差しが届いたというものだった。

番組注目馬

  • 日曜札幌01R 2着 エフティスパークル

勝ち馬の内次走上位候補

  • なし


ワンポイントアドバイス

  • 芝の3歳オープンは過信禁物