2015年8月17日放送

提供: 先週の結果分析
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2015/8/15(土)・8/16(日)開催

2回新潟5日目・6日目

新潟芝

  • 土:-0.8 日:-0.9 Aコース

直土:-0.2 日:-0.2

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒9。そして直線1000m対象の数値は土日ともにマイナス0秒2だった。まずはここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、2000m対象の数値はマイナス0秒9かマイナス0秒8。直線1000mの数値は全てマイナス0秒2でほとんど変わりがない。
 先週は木曜日から金曜日にかけて雨が降って、その影響で土曜日は稍重でスタートし、途中から良馬場に変更された。先々週よりも少しだけ時計が掛かるという程度で、馬場差は1日を通した数値。そして日曜は、前半2週と同じ馬場差に戻った。今開催の馬場差は実に安定している。内を通っても外を回っても有利・不利がないという点も開幕当初から続いている。

新潟ダート

  • 土:+0.5 日:+0.8

1200土:-0.2 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜がプラス0秒8。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロだった。まず、ここまでの馬場差を振り返っておく。1800mはやや時計の掛かるレベルで、先週日曜は最も時計が掛かっていた。一方1200mは水準レベルで推移している。
 木曜日から金曜日にかけて雨が降って、土曜は重馬場だったが1800mに関しては1週目や2週目と比べて高速化したという程ではなかった。日曜は土曜より乾いて稍重だが、稍重でも馬場差はプラス0秒8と今開催で最も時計が掛かる馬場となった。1200mも土曜がマイナスの馬場差になったが、重馬場であっても高速馬場という程ではなかった。

番組注目馬

  • なし

※完全タイム差とかレース内容からは土曜9R2着のトレジャーマップと日曜7R2着のデルフィーノが番組注目馬の候補となるが、どちらも次走は新潟の外回り1800mか2000mであってほしいが、番組を見ると外回りの1800m・2000mの500万条件というのは、5週目に組まれているだけで、そこに出走すると真夏に中1週という出走になって、ちょっと不安がありますし、中1週を嫌って6週目の内回り2200mとか次の開催の中山に出てきたら、これはこれで狙いにくいという事でなしとした。

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜新潟06R 1着 メイショウゴテツ
  • 日曜新潟06R 1着 アルタイル

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜新潟11R 1着 レッドアリオン

※次走は京成杯AHであるという前提。中京記念で好走した馬は関屋記念では凡走して、関屋記念で好走した馬は中山の京成杯AHでは凡走するというのが、サマーマイルシリーズの構造で、今年の関屋記念は典型的な新潟外周りっぽいレースだったので、上位馬は中山の1600mでは厳しい。しかもレッドアリオンは中京記念でハンデ57.5キロだったので、京成杯AHではハンデでは58キロ以上になるのは確実。ハンデ58キロ以上でも出走させるのかどうかが鍵になると思うが、現在サマーマイルシリーズのポイントが1位タイ。クラブ馬主の所有でもあるので、サマーマイルチャンピオンの称号がかかっている以上はハンデが重くても出走させると思う。もし、自重して富士S辺りに出てくると、全然危険馬ではないので、ごめんなさい。


2回小倉5日目・6日目

小倉芝

  • 土:-0.3 日:-0.4 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒4だった。ここまで6日間を振り返ると、全てマイナスの馬場差ではあるが、週単位で見ると徐々に水準に近づいている。
 全体の流れとしては開催が進むにつれて時計が掛かるようになっているが、先週土曜の方が日曜より少し時計が掛かったのは、水曜日にまとまった雨が降った影響。開幕当初から外を通った馬の差しが結構決まっているが、先週も同様。ただし、内を通ると不利という訳ではない。今週もう1週Aコースが使用されて、終盤の2週はBコースが使用される。

小倉ダート

  • 土:-1.3→-1.0 日:-0.8

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒3からマイナス1秒0へと変動、日曜がマイナス0秒8だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒3からマイナス0秒8の間での推移で、比較的速い時計の出るコンディションとなっている。
 水曜日に雨が残っていて、土曜は稍重でのスタート。徐々に乾いて11Rは良馬場となり、馬場差は変動だった。とは言え、差が0秒3という変動で、1日を通してマイナス1秒ぐらいの速い時計が出る馬場だったという認識で間違っていない。日曜はさらに乾いたが、それでもマイナス0秒8。とにかく今開催の小倉ダートは良馬場でもマイナス1秒ぐらいの馬場になっている。

番組注目馬

  • 土曜小倉03R 2着 タムロミラクル

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜小倉09R 1着 レッドアルティスタ

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜小倉09R 1着 レッドアルティスタ

※今回のEランクだが、これはこの馬の実力は表してはいない。渥美特別の自身の完全タイム差がマイナス0秒8という方が基準であって、それなら1000万でもすぐに通用するというのはタイム分析内で述べたが、この馬が松田博資厩舎で、なおかつステイゴールド産駒の牡馬であるという点も強調材料となる。松田博資厩舎の馬というのは、特に牡馬はデビュー当初から好走し続ける馬よりもレースを使う毎に上昇して安定度が増してくるという事が多くて、この馬にも本格化の気配がある。ステイゴールド産駒というのは、デビュー当初から活躍している馬はレースを重ねる毎に悪さをしたりするようになるが、徐々に勝ち上がっていくような馬は、徐々に安定感が増してくる。そのどちらにも該当するので、昇級戦となる次走は狙い目と見た。


1回札幌5日目・6日目

札幌芝

  • 土:-0.9→-0.6 日:-0.7→+0.3 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス0秒6、日曜はマイナス0秒7からプラス0秒3へと変動した。まずはここまで芝の馬場差を振り返っておくと、前半2週はマイナス1秒台でかなり速い時計の出るコンディションだったが、先週は土日ともに雨の影響で時計が掛かっていった。
 実は土日とも良馬場だが、開催の当日に雨が降って、洋芝のコースらしく雨の影響が大きかった。土曜日は雨の量も多くなくて、マイナス0秒9からマイナス0秒6への変動で済んだが、日曜日は5Rと7Rごろに雨。特に7R付近の雨はかなり強かった。8R以降はプラスの馬場差となった。つまり先週はずっと良馬場だったのにも関わらず、最大で上下1秒2の馬場差の違いがあったという事。また、日曜の8R以降はパワータイプの馬が好走するようになった。日曜の10Rで2着と久しぶりに好走したマイネグレヴィルがその象徴で、札幌2歳Sとかフラワーカップとか紫苑Sとか全部そうだったが、マイネグレヴィルが好走したら力の居る馬場だったと思って良いぐらい。ちなみにその日曜10Rを勝ったのはネコタイショウだが、こちらは2年前に傷みに傷んだ極悪馬場の函館でぶっちぎり勝ちした馬だった。日曜の後半は時計の出方がそれまでとかなり違っただけではなくて、好走する馬のタイプまで違ったという事に注意。なお、今週から3週の開催で行われる2回札幌はCコースが使用される。

札幌ダート

  • 土:-1.0→-1.4 日:-0.6→-1.1

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒0からマイナス1秒4へと変動、日曜はマイナス0秒6からマイナス1秒1へと変動した。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値。3日目は終日良馬場だったが、速い時計の出るコンディションだった。そして先週は土日ともに雨の影響を受けた。
 土日ともに競馬の開催中に何度か雨が降って、両日とも馬場差は変動。土曜はマイナス1秒0で始まって、7R以降はマイナス1秒4。日曜はマイナス0秒6で始まって11R以降はマイナス1秒1。土日とも雨の影響で、後半のレースの方が高速馬場となっていた。

番組注目馬

  • 土曜札幌09R 1着 モンドクラッセ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜札幌03R 1着 フクノグローリア


ワンポイントアドバイス

  • 新潟の新馬戦は関西馬。ただし…