2015年6月22日放送

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2015/6/20(土)・6/21(日)開催

3回東京5日目・6日目

東京芝

  • 土:-0.4→-1.0 日:-0.9→±0 Dコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4からマイナス1秒0へと変動、日曜はマイナス0秒9からプラスマイナスゼロへと変動した。まずはここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、マイナス1秒台になる開催日の方が多く、基本的には速い時計の出るコンディションだが、この開催初日、そして先週は雨の影響を受けた。
 先週からDコースに替わったが、土日ともに雨の影響を受けた。土曜日は後半乾いて行き、時計が出やすくなったが、日曜は昼前からの雨で特に終盤は時計が掛かった。そして日曜12Rはプラスマイナスゼロ、2回開催も含めて4月からの連続開催で初めて馬場差がマイナスゾーンではなかった。ただ、土曜終盤がマイナス1秒0だった事を踏まえれば、乾いたコンディションであれば最終週の今週も時計の速い争いになると思う。なお、連対馬の脚質だが、目立った偏りはなかった。

東京ダート

  • 土:-1.1→-0.5 日:-0.3→-0.8

 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス1秒1からマイナス0秒5へと変動、日曜はマイナス0秒3からマイナス0秒8へと変動した。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、前開催最終週はやや時計の掛かるコンディションだったが、この開催に入ってからは雨の影響を受ける日が多いこともあって、全てマイナスの数値。
 雨の影響が残って土曜の午前中はマイナス1秒台で脚抜きの良いコンディションだった。後半は乾いて水準方向に近づいた。日曜午前中はさらに乾いたコンディションだったが、後半は雨の影響で再び時計が出やすくなって行った。連対馬の脚質については、好位勢が優勢だったものの、勝ち馬の半数は中団・後方から差して来た馬。日曜のユニコーンSもそうだが、緩みのないペースになると差しが決まった。

番組注目馬

  • 日曜東京09R 2着 ノースショアビーチ

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜東京03R 1着 ハイアーヴォルト
  • 土曜東京05R 1着 プロディガルサン
  • 日曜東京09R 1着 クライスマイル
  • 日曜東京11R 1着 ノンコノユメ

吉岡哲哉 次走推奨馬

  • 土曜東京03R 1着 ハイアーヴォルト

※このレースタイムランクはDだが、中だるみになってダートの短距離戦ながら補正が入っている点も考慮したい。初めてのダート1400mで快勝したが、以前の揉まれ弱さというのは全くなく、体つきも凄く良くなって心身ともに成長を感じさせた。この馬1200mでは忙しく、1800mでは距離が長くという事で、福島馬主なので、次走は恐らく福島ダート1700mを使って来ると思うが、今回の勝ち方なら昇級しても通用すると思う。

吉岡哲哉 次走危険馬

  • 土曜東京11R 7着 ラングレー

※オープンから降級後、これで2戦続けて1番人気を裏切って連対を外している。個人的に言うと、3走前の新潟大賞典から3戦続けて本命で、流石にもう懲りたという感じ。前2走は良発表でも緩い馬場という事で、それがちょっと敗因の一部として考えられない事もないが、あまりにも歯がゆい負け方。何かジリ脚とか切れないという感じではなく、ちょっと底力がない、そんな感じに思えてきた。そしていつもこの馬は人気先行で妙味のない馬なので、思い切って次走危険馬とする。


3回阪神5日目・6日目

阪神芝

  • 土:-0.1→-0.6 日:-0.6 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1からマイナス0秒6へと変動、日曜がマイナス0秒6だった。ここまで6日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値ではあるが雨の影響度合いで時計の出方は異なる。2日目から4日目はマイナス1秒台で特に速い時計の出るコンディションだった。
 先週からBコースに替わったが、週前半から雨が降って、土曜1Rは稍重でスタート。後半は乾いて行ったが、高速馬場と言えるレベルではなかった。その後雨が降らなければ、日曜はマイナス1秒台になったかもしれないが、深夜に雨が降って日曜は、土曜終盤と同じ馬場差だった。連対馬の脚質だが、半数は中団・後方からの差し馬だった。ただし、内を突いてきた馬もいる。今週は宝塚記念が行われるが、例年の事とは言え、この時期は雨に左右される。先週のような雨なら大きく時計を要する事はないだろうが、高速決着にもならないと思う。


阪神ダート

  • 土:-1.4→-0.7 日:-1.3→-0.8

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒4からマイナス0秒7へと変動、日曜はマイナス1秒3からマイナス0秒8へと変動した。ここまで8日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスゾーンでほとんどはマイナス1秒を超えており、総じて脚抜きの良いコンディションになっている。
 雨の影響が残って土曜は速い時計の出るコンディションでスタートした。後半は乾いて行って、前半ほどの高速馬場ではないものの、それでも速めの時計が出るレベルだった。そして深夜の雨で、日曜朝は土曜朝とほぼ同じレベルに戻って、そして後半は乾いて行った。つまり、土日ともに時間帯による推移は似ていて、土曜よりも日曜の方が変動幅がやや小さかった。そして連対馬の脚質だが、土曜は前に行った馬が優勢で、日曜は差し馬が優勢だったが、トータルで見れば目立った偏りはなかった。

番組注目馬

  • 土曜阪神05R 2着 ゼンノサーベイヤー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜阪神05R 1着 エポック


1回函館1日目・2日目

函館芝

  • 土:-2.0 日:-1.9 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒0、日曜がマイナス1秒9だった。
 1年前の開幕週は雨の影響を受けていて、単純な比較はできないが、2週目でマイナス1秒4だった。今週雨の影響がなければ、先週と同レベルと思いますし、昨年よりもさらに時計の出やすいコンディションになっていると見て良いと思う。昨年7月以来の開催で、高速馬場だったとは言っても、前へ行った馬が優勢という事もなかった。特に日曜になると中団・後方からの差しが決まるようになっていた。なお、函館は1回開催・2回開催ともに3週で行われて、2回開催1週目まではAコース、その後2週はBコースが使用される。

函館ダート

  • 土:-1.2 日:-1.1

 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒2、日曜がマイナス1秒1だった。
 ダートの馬場差を強調したい。と言うのも土日とも良馬場で脚抜きが良いコンディションという訳ではなかったが、そもそも以前の函館ダートと比較すれば、速い時計が出るという事なんだろうが。ちなみに、昨年は良馬場ならマイナス0秒8ぐらいだった。つまり昨年も時計が出やすかったが、一層高速化が進んでいるという感じがした。ただ、ダート調教の時計を調べると、先週の1番時計が5ハロンで65秒9大体68から69秒が標準ですから、特に調教において高速という感じはない。今週どうなるかに注目するべきだと思う。それから脚質についてだが、土日10鞍の内逃げ馬が6勝、2着1回で先手を取った馬の活躍が目立った。ただ、先行馬の連対は1頭だけで、逃げ・先行で決着したレースはなく、2着に中団・後方の馬が食い込んだレースが5鞍あった。つまり差し馬が上位に来ていなかった訳ではない。

番組注目馬

  • 土曜函館09R 2着 ティーポイズン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜函館01R 1着 スマートノエル
  • 土曜函館08R 1着 ダイヤモンドハイ

ワンポイントアドバイス

  • ダート1400m=ダート1700m