2015年1月6日放送

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2015/1/4(日)・1/5(月)開催

1回中山1日目・2日目

  • 中山芝 日:-0.8 月:-0.8 Cコース

 芝の馬場差2000m対象の馬場差は初日・2日目ともにマイナス0秒8だった。中山は昨年暮れから実質連続開催ですので、馬場差の推移を振り返っておく。暮れの開催3週目の土曜終盤から日曜にかけては雨の影響で時計が掛かってプラスの数値となったのを除くとマイナスゾーンで速めの時計が出るコンディション。ただし、高速馬場と言うほどのレベルではなかった。
 昨年12月の開催はAコースだったが、今開催Cコースに替わって、馬場差はマイナス方向に動いた。内の傷んだ部分がカバーされたと言う事も少しは影響しているが、AコースからCコースに移動するとコーナーが緩くなるという事も時計が出やすくなる要因の一つ。で、コーナーが緩い中山のCコースは内を通る馬が有利になりやすく、1週目は外を通るとアウトという程ではなかったが、内を通る馬の好走が多かった。なお、この開催は4週通してCコースが使用される。

  • 中山ダ 土:+0.9 日:+1.1
  • 1200 土:±0 日:±0

 先週の馬場差1800m対象の数値は初日がプラス0秒9、2日目がプラス1秒1。1200m対象の数値は初日・2日目ともにプラスマイナスゼロだった。ここまで8日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mは暮れの開催6日目に雨の影響で脚抜きが良くなり、かなり速い時計の出るコンディションになったが、最終週そして年明け1週目は時計が掛かった。1200mも暮れの開催3週目に雨の影響で時計が出やすくなったが、他の開催日は水準レベル。
 最後に雨が降ったのが12月29日の月曜日だが、1月3日つまり開催前日の正午の時点で稍重だった。この時期は中間に馬場が凍結してそれが溶けるとか、霜が降りて溶けるとかで、そういう事が繰り返されて雨が降ってからしばらく経っても含水率が高いという場合がある。レースは全て良馬場で行われたが、そういう経緯もあって初日の方が少し含水率が高かったはず。という事で1800m対象の馬場差は両日で違いがある。特に1800mはパワー勝負の馬場という感じで、3歳の未勝利戦とか新馬戦だととにかく500キロ以上または、500キロぐらいあるでかい馬を狙えと言うのがかなり単純だが、結構有効だったりする。

番組注目馬

  • 日曜中山09R 2着 サウンドトゥルー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山09R 1着 ベルゲンクライ
  • 月曜中山05R 1着 アルビアーノ
  • 月曜中山07R 1着 サダムコーテイ


1回京都1日目・2日目

  • 京都芝 日:-1.1 月:-1.1 Aコース

 1週目の芝の馬場差2000m対象の数値は初日・2日目ともにマイナス1秒1だった。
 元日と2日に雪が降って3日正午の時点では稍重だったが、競馬は全て良馬場で行われた。芝に関しては雪が溶ける前にどかしてしまえば、あまり影響がなくて馬場差マイナス1秒1というのは、昨年の1回京都1週目とほぼ同じだった。昨年の秋に4週間Bコース・Cコースが使用された後のAコースで、内が圧倒的に有利というのもここ数年の1回京都1週目と同じ。1回京都は全てAコースが使用され、次の2回京都はBコースとなる。

  • 京都ダ 日:-2.4→-1.8 月:-1.5→-1.0

 先週の馬場差1800m対象の数値は初日がマイナス2秒4からマイナス1秒8へと変動、2日目はマイナス1秒5からマイナス1秒0へと変動した。2日ともに変動だった。元日と2日に雪が降った影響が残って、開催初日は重馬場でスタートし、その後ゆっくりと乾いて行った。馬場差は2日をかけてマイナス2秒4から1秒0へと変動。具体的には初日の1Rと2Rがマイナス2秒4、3Rと4Rがマイナス2秒3、7Rがマイナス2秒1で、8Rがマイナス2秒0、そして10Rがマイナス1秒8。2日目は1Rと2Rがマイナス1秒5、3Rと4Rがマイナス1秒4、7Rと8Rがマイナス1秒2で12Rがマイナス1秒0だった。超高速馬場だったと言える初日は差し切り勝ちが結構多くて、初日よりは時計の掛かる馬場だった2日目の勝ち馬は全て4コーナー3番手以内だった。2日目の方が全体的にタイムランクもメンバーランクも低くて、そのため単調なレースが多かったというのも事実だが、高速馬場のダートは特に先行有利という訳ではないというのは、何度も言っている通り。

番組注目馬

  • 月曜京都05R 2着 レーヴミストラル

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜京都04R 1着 タマモネイヴィー
  • 日曜京都09R 1着 バイガエシ

大川浩史 次走推奨馬

  • 月曜京都09R 3着 アウォーディー

※既に触れているが、京都の内回りは全く合わないので、仕方のない3着。脚を余している。次走どこに出てくるのかなと、もちろん確定していないので、ギリギリの狙いかなという感じはしつつ、次走は少なくとも京都や阪神の内回りではないという風に番組表を見ていて思った。そういう読みで狙い馬とする。

大川浩史 次走危険馬

  • 日曜京都11R 1着 ウインフルブルーム

※今回はこういうグリーンベルトの内有利になる事はわかりきっていて、なおかつ99%出遅れない限り逃げるだろうと。それだけの理由で本命にしていたが、読み通りに馬場と展開に恵まれたというだけだと思う。次は人気にならないかもしれないが、かなり危ないと思う。


ワンポイントアドバイス

  • 「6年連続」と「4年連続」