2015年1月26日放送

提供: 先週の結果分析
移動先: 案内検索

2015/1/24(土)・1/25(日)開催

1回中山8日目・9日目

  • 中山芝 土:-0.3 日:-0.5 Cコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒5だった。まずここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスの数値だが、前半2週と比べると後半2週は時計が掛かっていた。ただ、後半2週については土曜よりも日曜の方が時計が出やすくなっていたという事は、注意点と言える。
 2週目が3日間開催だったので、先週は土曜が開催8日目、日曜が9日目となる。先週は水曜から金曜にかけて雨が降って、土曜の朝馬場発表が稍重だったが、昼前に良馬場となって芝のレースについては全て良馬場で行われた。日曜はさらに乾いて、土曜より速い時計が出るコンディション。土日の馬場差の動き方はやはり週半ばに雨が降った3週目と同じパターンだった。重賞のAJCCは行った行ったの決着だったが、これは超スローペースだった。平均ペースなら差せる馬場という事。

  • 中山ダ 土:-0.8 日:+0.1→+0.6
  • 1200 土:-0.8 日:-0.5

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がプラス0秒1からプラス0秒6へと変動。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒5だった。ここまで9日間の馬場差を振り返っておく。まず1800mはほとんどがプラスゾーンで、特に前半2週は時計の掛かるコンディションだった。一方8日目だけはマイナスゾーンで速い時計の出るレベルだった。1200mは4日目まで水準レベルで推移していたが、5日目はやや時計が掛かった。対して6日目以降は総じて時計が出やすかったが、7日目だけはプラスの数値になっている。
 先週は週半ばに雨が降って、芝は土曜の内に良まで回復したが、ダートは重馬場だった。これは3週目までと同じパターンだが、馬場差は3週目とは異なる。1800m対象の土曜の馬場差マイナス0秒8は同じ重馬場だった、6日目と0秒9も違うので注意。1200mも6日目より速い時計が出た。
 日曜は朝の内は寒かったが、昼前から気温が上がって乾いて行った。そのため1800mの馬場差は変動で、9Rは馬場差がプラス0秒6となっている。つまり土日で最大1秒4の違いがある。1200mは1800mと比べれば一気に時計が掛かるようにはならなかった。特に土曜は差し馬の好走が多くて、何回も言っているがダートの重馬場は前有利ということはないということ。

番組注目馬

  • 土曜中山09R 4着 エミネスク

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜中山10R 1着 モーリス

大川浩史 次走推奨馬

  • 日曜中山01R 4着 ペイシャンスパイ

※タイム分析内でオールダートの東京1300mから1400mなら狙えるというのは既に述べたが、そこで番組表を見ると次の東京開催、牝馬限定のダート1300mか1400mの未勝利戦が毎週組まれている。今回4着で次走優先出走権があるので、そのどこかには出走してくるだろうとにらんで、推奨する。


1回京都8日目・9日目

  • 京都芝 土:-0.1 日:-0.2 Aコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒2だった。ここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、全てマイナスゾーンだが、前半2週と比較すると後半2週は時計が掛かっていた。また、後半2週については土曜よりも日曜の方がわずかではあるものの、時計が出やすくなっていた。これら2点は中山と共通。
 木曜日に雨が降ったが、土曜から良馬場だった。とは言え、パンパンの良馬場ではなく、1週目・2週目と比べればかなり時計の掛かる状態。超スローペースだと、流石に外からの差しは間に合わなかったが、普通のペースになれば外からの差しも効く。これも1週目・2週目とは違った。今週からの2回京都はBコース使用となる。今の時点で内が著しく傷んでいる訳ではないので、コース移動で劇的に時計が速くなる事はないと思われるが、今開催の3週目・4週目は開催日に雨の影響が残っていたはず。という事は、パンパンの良馬場なら馬場差はマイナス方向に動くはず。

  • 京都ダ 土:-1.8→-1.3 日:-1.1→-0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒8からマイナス1秒3へと変動、日曜はマイナス1秒1からマイナス0秒4へと変動した。ここまで9日間の馬場差を振り返っておくと、5日目を除くと全て1日の中でも時計の出方が変わっている。また、総じて時計の出やすいコンディションだったのに対し、5日目だけは終日時計の掛かるレベルだった。
 木曜に雨が降って、その後気温が低いので乾くのが遅く、土曜は重だった。日曜は重から稍重へと変化して、土日とも馬場差は変動。これは3週目と似たパターンだったが、先週の日曜日は昼から気温が上がったので、変動の幅が大きい。また、マイナス1秒1からマイナス0秒4への変動だが、これは4Rでも実はマイナス1秒で、これは時間の経過に比例した変動ではないので注意してください。先週は京都のダートにしては前残りの決着が少なかったかなと感じた。


番組注目馬

  • 日曜京都04R 2着 リンガディンドン

勝ち馬の内次走上位候補

  • 日曜京都06R 1着 クルミナル


1回中京3日目・4日目

  • 中京芝 日:+1.3 月:+1.3 Bコース

 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス1秒3だった。ここまでの馬場差を振り返っておくと、この開催は2日目を除いてプラス1秒台の数値で、時計の掛かるコンディションだった。
 木曜日の雨が影響して、土曜は重でスタートし、10R以降は稍重。そして日曜は全て良馬場だが、土日の馬場差は同じだった。1週目と同様に時計の掛かる馬場だった。中京の芝は他のコースよりもそもそも基準タイムが遅いので、その中京でプラス1秒以上の馬場差という事はかなり時計の掛かる馬場だったという事。先週は3コーナーから4コーナーの内側がかなり掘れていて、土のかたまりが飛んでいた。力のいる馬場への適性が問われた開催だったという事を強く意識しておきたい。つまり、今の中京芝で好走しても他のコースで好走できる保証はありませんし、今の中京芝で馬場が合わずに凡走した馬は、京都や東京で一変する可能性があるということ。

  • 中京ダ 土:+0.3 日:+0.4

 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒4だった。ここまでの馬場差を振り返っておくと、今開催良馬場で行われたのは4日目、つまり先週日曜の後半だけだが、全てプラスゾーンだった。大きく時計を要する程のレベルではなかったものの、脚抜きの良いコンディションではなかった。
 こちらも木曜の雨の影響で土曜は重、日曜は稍重で11Rと12Rだけが良馬場だったが、土日とも馬場差は変動ではなくて、なおかつ土日で馬場差が大きく変わらない。この重から良まで変わって、あまり変わってない訳ですから、特殊なパターンだと思われるので、これは注意が必要。

番組注目馬

  • 土曜中京01R 2着 サウスリバティー

勝ち馬の内次走上位候補

  • 土曜中京01R 1着 テイエムシャンパン
  • 日曜中京11R 1着 コパノリッキー
  • 日曜中京12R 1着 エイシンヴァラー

大川浩史 次走危険馬

  • 土曜中京10R 8着 ヤマニンマンドール

※今回2番人気で8着。この8着で人気が次走下がるかもしれないが、この2番人気を見て思ったのは、シンザン記念で0秒3差だと500万では人気になってしまうんだということ。今回のレース内容から次走は危険ということではなくて、これはコーナーの趣旨に反するかもしれないが、シンザン記念で上位に来たとか、あるいは着差がわずかだったというそれだけの理由で500万で人気になるようでは、危ないという事を改めて強調するために挙げておく。ちなみに、今回敗因がどうかという話になるかと思うが、位置取りが悪かった、または馬場が合わなかったのどちらかに、誰かがすると思う。


ワンポイントアドバイス

  • キンシャサノキセキ産駒の初ダート